ShopifyとGoogle Chatの連携イメージ
How to Integrate Applications

2025/02/05

ノーコードでShopifyとGoogle Chatを連携して、Shopifyで商品が発送されたら自動的にGoogle Chatに通知を送信する方法

m.kinoshita

ECサイトを運営する際に、商品発送後の顧客フォローはとても重要なポイントですよね。フォローアップの仕方1つで、リピーターの獲得につながったり、ショップ評価の低下にもつながる可能性があります。
よりスムーズなショップ運営の一助として、ShopifyとGoogle Chatの連携が役立つかもしれません。
本記事では、Shopifyで商品が発送されたら、自動的にGoogle Chatに通知を送信する方法をご紹介します。
発送情報の通知を自動化することで、手作業で各部門に通知する手間が省け、その分他の業務に集中できるでしょう。また発送後、速やかに情報が通知されることで、タイムリーな顧客フォローが可能になりそうです。
Yoomを活用することで、この自動化フローの設定がノーコードで設定できます。
ぜひ、本記事を参考に自動化設定をし、業務の効率化とスムーズなショップ運営を体感してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • Shopifyでショップ運営をしていて、チームのコミュニケーションツールにGoogle Chatを使用している方
  • 商品発送後の顧客フォローを強化したい方
  • 商品発送の状況把握を円滑化したい方
  • チームの発送情報の共有をスムーズにし、チーム内の連携強化を図りたい方

[Yoomとは]

Shopifyで商品が発送されたら、自動的にGoogle Chatに通知を送信する方法

ここからは実際にノーコードツールYoomを活用して、「Shopifyで商品が発送されたら、自動的にGoogle Chatに通知を送信する方法」をご説明します。
一連のプロセスを自動化するには、一般的には難しいプログラミング知識が必要になるでしょう。しかし、Yoomを活用することで、専門知識不要でノーコードで簡単に自動化設定することが可能です。

今回の連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで設定を進めます。

  • ShopifyとGoogle Chatをマイアプリ登録
  • Shopifyのトリガー設定
  • Google Chatのアクション設定
  • トリガーをONにして動作確認

Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!

今回使用するフローのテンプレートはこちらです。

ステップ1:ShopifyとGoogle Chatをマイアプリ連携

はじめに、使用するアプリをマイアプリ登録します。
事前にマイアプリ登録を行うと、その後の自動化フローの設定がスムーズです。

マイアプリ登録は、Yoomの画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、次に右側に表示される「+新規接続」をクリックします。

【Shopifyのマイアプリ登録】

検索窓にShopifyと入力し、表示された候補から選択してください。

Shopifyの新規登録画面が表示されたら、「APIキー」「APIシークレットキー」「サブドメイン」を入力して、「追加」をクリックしましょう。
※Shopifyのマイアプリ登録方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

※Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

【Google Chatのマイアプリ登録】

検索窓にGoogle Chatと入力し、表示された候補からGoogle Chat(OAuth)を選択します。

表示された画面で「Sign in with Google」をクリックします。

「Client ID」と「Client Secret」をGoogle Cloud Platformから取得して入力しましょう。
Google Chat(OAuth)の詳しいマイアプリ登録方法については、こちらをご参照ください。
※認証時に、Google Chat(OAuth)への権限を全て許可してください。
※Google ChatとYoomの連携はGoogle Cloud Platformの管理者権限を持つ方のみ実施可能なため、管理者へYoomとGoogle Chat連携を依頼してください。

マイアプリにShopifyとGoogle Chatが表示されていれば登録完了です。

下記のバナーの「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーし、自動化フロー設定を進めましょう!

ステップ2:Shopifyのトリガーを設定

まずはShopifyのトリガー設定から行います。
コピーしたテンプレートの「注文が発送されたら」をクリックします。

連携アカウントとアクション設定の画面が表示されるので、以下のように設定を行い、「次へ」をクリックしてください。
・タイトル:必要に応じて変更してください
・アプリ:Shopifyが選択されていることを確認します
・連携するアカウント情報:連携したいアカウントを選択します
・トリガーアクション:「注文が発送されたら(Webhook)」が選択されていることを確認します

次に、Shopifyの管理画面で、Webhookイベント受信設定を行います。
下図の赤枠のWebhook URLをコピーして、Shopifyの管理画面を開きます。

Shopifyストア管理者パネルの「設定」セクションに移動し、「通知」タブを選択します。
「Webhook」を選択して「+Webhookを作成」をクリックしましょう。

Webhookの設定画面が表示されるので、以下のように設定を行い、「保存」をクリックしてください。
・イベント:「注文フルフィルメント」を選択します
・フォーマット:「JSON形式」を選択します
・URL:先ほどYoomの設定画面でコピーしたURLを貼り付けます

設定完了後はYoomの設定画面に戻り、「テスト」を実行して、成功したら「保存」しましょう。

ステップ3:Google Chatのアクションを設定

続いて、自動通知を行うGoogle Chatのアクション設定を行います。
「Google Chatに通知する」をクリックします。

表示される画面で以下のように設定を行い、「次へ」をクリックしてください。
・タイトル:必要に応じて変更してください
・アプリ:Google Chatが選択されていることを確認します
・連携するアカウント情報:連携したいアカウントを選択します
・トリガーアクション:「スペースにメッセージを送信」が選択されていることを確認します

次に、API接続設定を行います。
「スペースID」「キー」「トークン」をそれぞれ注釈を参照しながら設定してください。

「メッセージ内容」欄で、自動通知するメッセージの詳細設定を行います。
「下記注文が発送されました」など、どの商品でも共通して運用できる文章は定型文として手入力し、「注文番号」や「発送状況」など、商品ごとに異なる情報はShopifyから取得したアウトプットを引用することで、商品ごとに合わせた内容で自動通知することができます。

設定が完了したら「テスト」を実行し、成功したら「保存」しましょう。

ステップ4:トリガーをONにして動作確認

これで全ての設定が完了です!トリガーを「ON」にして、動作確認をしてください。

今回使用したテンプレートは、下記のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーでき、実際にご活用いただけます。
ぜひ本記事の手順を参考に自動化設定を行い、業務効率の改善を体感してみてくださいね!

Shopify・Google Chatを使ったその他の自動化例

他にもYoomには、ShopifyやGoogle Chatを使った自動化の例がたくさんあるので、いくつかご紹介します。

1. Shopifyで特定の商品の注文が発生したらGmailでクーポン情報を送信する

Shopifyで特定の商品の注文が発生したら、Gmailでクーポン情報を自動送信するフローです。
ショップ運営において、適切な顧客フォローをタイムリーに行うことは重要ですよね。
この自動化フローによって、送信ミスや漏れを防ぎ、ターゲットユーザーに漏れなくタイムリーなフォローアップが行えるでしょう。

2.Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する

Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を自動更新するフローです。
kintoneで顧客情報や在庫管理を行っている際、商品発送のたびに手動で更新作業を行うと、時間と労力がかかり他の業務に影響が出る可能性があります。
特にセールやキャンペーン開催時など注文が集中する時期は、この連携がショップ運営を大きくサポートしてくれるでしょう。

3.毎日、今日の自分の予定をGoogleカレンダーから取得しGoogle Chatに通知する

毎日、今日の自分の予定をGoogleカレンダーから自動的に取得し、Google Chatに通知するフローです。
毎日、複数の商談や打ち合わせといったスケジュールを手動で確認していると、重要な予定を見落としてしまうなど大きなリスクを秘めています。
この連携によりスケジュール管理が簡素化され、効率的に日々の業務進行が行えるかもしれません。

ShopifyとGoogle Chatを連携するメリット

1. タイムリーな情報共有

ShopifyとGoogle Chatを連携することで、商品の発送が完了すると、速やかにGoogle Chatに通知が届きます。タイムリーに情報共有されることで、発送状況を全スタッフがスムーズに把握できるため、重要なコミュニケーションロスの防止につながるでしょう。
たとえば、発送が遅れた場合、サポートチームはすぐにその情報を確認でき、速やかな顧客フォローが行えそうです。また、顧客からの「商品はいつ届くのか?」という問い合わせにも、最新の発送状況を担当部署に都度確認する手間を省き、Google Chatでスムーズに確認できることでスピーディーに回答でき、顧客からの信頼を得やすくなるでしょう。
このように、タイムリーな情報共有をチーム間で円滑に行えることで、顧客に対して適切な対応をスムーズに行えるようになり、顧客満足度の向上が期待できます。
また、発送の進捗が一貫してチーム全員に共有されるので、情報の一元化が進むことにより、複数の担当者が関わる場面で混乱を防ぎ、対応スピードの向上にも寄与できそうです。

2. 業務効率化とチーム連携の強化

注文が発送された際に、自動的にGoogle Chatに通知する仕組みを作ることで、手動で情報を入力したり、連絡を回したりする手間を削減できるため、スタッフの時間を節約でき、他の業務に注力できるようになります。
たとえば、これまでスタッフが一つ一つ手作業で発送情報を確認し、各部署に通知を行っていた作業を自動化することで、入力ミスや通知漏れといった人的ミスを防ぎ、修正作業などのタイムロスを削減できそうです。
また、手動で各部署への通知作業をする必要がなくなるため、時間と人的リソースを節約でき、社内業務の効率化に期待できます。
さらに、発送情報がGoogle Chatにタイムリーに届くため、チーム全員が最新の状況を円滑に把握できることで、異なる部門の各担当者が効率的に業務を進めることができ、チーム連携が強化されることに期待できそうです。
自動化を取り入れることで、スタッフは空いたリソースを有効活用でき、商品開発や新たなビジネス戦略の考案に集中でき、ビジネスの成長促進に寄与できるかもしれません。

3. カスタマーサポートの効率化

商品が発送された際にタイムリーにGoogle Chatに通知が届くことは、特にカスタマーサポートチームに役立つでしょう。顧客からの「注文が発送されたか確認したい」「発送の進捗状況を教えてほしい」といった問い合わせに対して、サポート担当者は、都度担当部署に確認する手間が省け、スムーズに正確な情報を回答することができそうです。
これにより、顧客からの信頼感が増し、顧客満足度の向上やショップ評価の向上につながることが期待できます。
また、Google Chatで通知が一元管理されることで、サポート担当者が過去の対応履歴をスムーズに確認できるようになり、的確なサポートの提供につながりそうです。
結果的に業務の効率化が図られ、速やかに的確で丁寧な顧客対応を行うことで、カスタマーサポートの品質向上にも貢献できるかもしれません。

まとめ

商品発送後の顧客フォローを強化したくても、手動で情報共有を行っているとどうしてもタイムラグが発生したり、人的ミスによって誤った顧客フォローを行ってしまったりなど、課題を感じている方は多いのではないでしょうか。
ShopifyとGoogle Chatの連携により、正確な情報をタイムリーに漏れなくチーム全体に通知できることで、課題解決の力添えとなれるかもしれません。
今回ご紹介した連携は、Yoomを活用することで、難しい専門知識不要で簡単にノーコードで設定できます。
ぜひ本記事と出会ったこの機会に、ShopifyとGoogle Chatの連携を取り入れて、業務効率の改善を体感してみてくださいね!

The person who wrote this article
m.kinoshita
I changed from a medical office to a web production director, and while involved in web production, I began to be interested in creating articles such as web columns. When using Yoom to improve work efficiency, we will continue to deliver useful content that is “convenient to have” in an easy-to-understand manner!
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