Slackに投稿された書類をChatGPTで要約してSlackに送る
日常的なやり取りにSlackを使っており、書類の概要をスムーズに把握したい場合におすすめのフローです。
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「またSlackの未読メッセージが溜まってる…。」
「問い合わせ対応に追われて、肝心の仕事が進まない…。」
そんな悩み、抱えていませんか?
Slackは便利なツールですが、問い合わせ対応や情報整理に時間を取られ、業務が圧迫されることも…そこで活躍するのが、ChatGPTとの自動連携です。
Slackに届いた問い合わせに自動返信したり、投稿された資料を要約したり、すべて自動で実行できるんです!
実は、この自動化を実現するのに、プログラミングの知識は必要ありません。
この記事では、自動化の手順をわかりやすく解説します。
まずは、どんなことができるのかチェックしてみましょう!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとChatGPTの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
SlackとChatGPTのAPIを連携すれば、SlackのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能になります!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、毎回自動的に実施することができます。
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにSlackとChatGPTの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!
Slackでの大量の問い合わせに対し、迅速に返信する必要がある場合におすすめのフローです。
日常的なやり取りにSlackを使っており、書類の概要をスムーズに把握したい場合におすすめのフローです。
社内のチャットツールとしてSlackを採用しており、コンプライアンス違反に対して人の手を介さず対応したいといった場合におすすめのフローです。
それでは、さっそく実際にSlackとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとChatGPTの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回はSlackの問い合わせ内容をChatGPTに渡して自動返信するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、更に「+新規接続」をクリックします。
右上の検索窓からSlackを検索してください。
ワークスペースのSlack URLを入力し「続行する」をクリックします。
次にメールアドレスを入力し「メールアドレスでサインインする」をクリックしてください。
メールアドレスに届く認証コードを入力します。
Yoomの投稿先を選択して「許可する」をクリックするとSlackのマイアプリ連携が完了します。
同様にChatGPTを検索してください。
「ChatGPTのマイアプリ登録方法」を参考にアカウント名とアクセストークンを入力し「追加」をクリックするとChatGPTのマイアプリ連携が完了します。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。
(APIが使用されたときに支払いができる状態) https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
※ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。
そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。
「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックしてください。
タイトルは編集可能です。トリガーアクションは「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」にし、
アカウント名が正しいか確認して「次へ」をクリックしてください。
アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので必要事項を入力していきます。
まずトリガーの起動間隔を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
次にチャンネルIDを候補から選択し、テストしてください。
成功したら保存してください。
取得したアウトプットの値は次のステップで活用できます。
「テキストを生成」をクリックしてください。
アクションは「テキストを生成」です。「次へ」をクリック。
API接続設定の画面が表示されるので、まずテキストボックスの例を参考にメッセージ内容を入力してください。
ステップ3で取得したアウトプットを利用して入力することもできます。
次に以下の必要事項を入力していきます。
ロールは「ユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか」という役割を指します。
デフォルトでは「user」が指定されます。
temperatureと最大トークンはテキストボックス下部の説明通りです。
モデルは候補から選択してください。デフォルトでは「gpt-4o」を使用します。
入力後テストし、成功したら保存してください。
ここで取得したアウトプットの値は次のステップで活用できます。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。
アクションは「チャンネルにメッセージを送る」です。「次へ」をクリック。
API接続設定の画面が表示されるので必要事項を入力していきます。
まず投稿先のチャンネルIDを候補から選択してください。
次にテキストボックス内の例を参考にメッセージを入力し、テストします。
成功したら保存してください。
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。
以上が、Slackの問い合わせ内容をChatGPTに渡して自動返信する方法でした!
今回はSlackからChatGPTへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にChatGPTからSlackへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
フォームの内容そのままではなく、質問を整理したうえでSlackに通知させたい場合におすすめのフローです。
メール文の要点だけ抽出してSlackに通知させたい場合におすすめのフローです。
ChatGPTとの連携以外でも、SlackのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
OneDriveやOutlookなどのデータをSlackに通知したり、SlackのデータをNotionやMicrosoft Teamsなど他のツールに連携したりすることが可能です。
ChatGPTを使った翻訳やテキストの自動生成、アイデア出し、画像の解析などが可能です。
SlackとChatGPTを連携すれば、日々の業務の効率化が期待できます。
問い合わせへの自動返信、資料の要約、コンプライアンスチェックなどの作業をすべて自動化できるので、もう「未読メッセージが溜まる」「対応に追われて時間が足りない」なんて悩む必要はありません。
さらに、ChatGPTからSlackへデータを送ることも可能。
フォームの内容を整理して通知したり、メールの要約をSlackに送ったりと、さまざまなシーンで活用できます。
ぜひYoomを活用して、今すぐ試してみてください。
まだアカウント登録をしていない方はこちらから!
面倒な作業はツールに任せて、あなたはもっとクリエイティブな業務に集中しましょう!