・
Squareは、クレジットカード決済、QRコード決済、現金払いなど、さまざまな支払い方法を一括管理でき、幅広いニーズに対応できる便利なツールです。
しかし、楽楽販売を利用して決済済みの取引情報を管理している場合、手入力による情報共有は思わぬリスクを伴います。
特に、大量の取引を処理する場面では、ヒューマンエラーのリスクは一層高まります。
本記事では、Squareと楽楽販売を連携させるメリットや、自動化を進める際の基本的な流れをわかりやすく紹介します。
今回紹介する内容は以下のような方々におすすめです!
・Squareと楽楽販売をそれぞれ活用している方
・Squareを利用して決済業務を行っているが、顧客情報や取引記録の手入力に時間を取られている方
・定期的に発生する決済業務を効率化し、スタッフの負担を軽減したい方
Squareで決済が完了すると、自動的に楽楽販売へ顧客データや取引情報が登録されるため、手入力の手間を省くことができます。
例えば、小売店舗のスタッフは、忙しい営業時間中に複数の決済を迅速に処理する必要がありますが、手入力がなくなることで、顧客対応に集中できるようになる可能性があります。
さらに、データが自動で登録されるため、管理部門が後から取引記録を確認したり修正したりする手間も減ります。
特に、頻繁に決済が発生する店舗や、取引数が多いビジネスにおいては、記録作業を自動化することで従業員の負担が軽くなり、業務全体の効率向上につながる可能性があります。
Squareで処理された決済データが楽楽販売に自動で反映される仕組みを導入することで、経理業務におけるデータ入力や集計に伴うヒューマンエラーが抑えられる可能性があります。
これにより、会計処理におけるデータの正確性が高まり、決算や税務申告時の不備リスクも低減される可能性があります。
例えば、経理部門の担当者が月次決算を行う際、自動反映されたSquareの決済データを活用すれば、売上データの手動入力が不要となります。
これにより、入力ミスが起きる可能性が低くなり、担当者が集計や確認に専念できる環境の整備に一役買うでしょう。
また、自動化により経理担当者の負担も減り、結果として作業効率の向上が見込まれます。
Squareで決済が完了すると、顧客情報が自動的に楽楽販売へ登録される仕組みを取り入れることで、顧客対応のスピードを高めることが可能になります。
例えば、顧客が製品について問い合わせを行った場合、決済情報や購入履歴がすでに楽楽販売に登録されていれば、サポート担当者は顧客の購入内容や取引履歴を瞬時に確認できます。
さらに、サポート担当者が複数のシステムを横断してデータを確認する必要がなくなるため、個々の対応にかかる労力が軽減されるかもしれません。
結果として、対応にかかる時間が短縮され、顧客を待たせることなく、適切なサポートを提供しやすくなります。
本記事ではYoomを使って連携を進めていきます。
まだ利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。
[Yoomとは]
今回は、【Squareで決済が完了したら楽楽販売に登録する】というフローを作成します。
これにより、入力にかかっていた時間を省けるようになり、業務のスピードアップと正確性の向上が期待できます。
連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
・Squareと楽楽販売をマイアプリ登録
・Squareで支払い(決済)が作成されたら起動するトリガーの設定
・楽楽販売でレコードを登録する設定
・テストと確認
まず、Yoomのアカウントにログインします。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成してください。
1.ログインしたら、マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。
今回はSquareと楽楽販売をそれぞれ検索して、登録していきます。

3.Squareと入力するとアイコンが出てきます。
Squareのアイコンをクリックします。

4.Squareのログイン画面がでてきますので、ログインしてください。

5.楽楽販売も同じように検索して、アイコンをクリックします。

6.以下の画面が出てくるので、必須項目を入力してください。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。

なお、楽楽販売はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターをご確認ください。
以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。
以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

1.まず、一番上の「商談オブジェクトにレコードが登録または更新されたら」をクリックします。

2.タイトルは自由に設定してください。
Squareと連携するアカウント情報を入力します。
トリガーは、「支払い(決済)が作成されたら」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.トリガーの起動間隔を設定してください。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
設定が終わったらテストを行い、問題がなければ保存してください。

4.次は「コマンドオペレーション」のアイコンをクリックしてください。

5.コマンドオペレーションは元から設定されています。
必要に応じて変更を行ってください。
問題がなければ保存してください。

1.フローに戻ります。
最後に、「レコードを登録」のアイコンをクリックしてください。

2.楽楽販売と連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「レコードを登録」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.各項目を設定していきます。
必須項目は、必ず入力してください。
入力欄をクリックすると、先ほど取得したアウトプットが表示されるので、適宜活用してください。
設定が終わったらテストを行い、問題がなければ保存してください。

4.これで、【Squareで決済が完了したら楽楽販売に登録する】というフローが完成しました。
設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。

Yoomはノーコードで簡単に設定ができます。
以下のリンクから、この便利なフローをお試しください。
他にもSquareを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.Squareで支払いが行われたらOutlookで個別にサンクスメールを送信するフローです。
このテンプレートを利用すると、Squareでの支払いが完了した際に、Outlookから購入者へ自動でサンクスメールを送れます。
これにより、都度支払い完了を確認する手間を減らし、顧客とのスムーズなコミュニケーションが期待できます。
2.Squareで決済が完了したらNotionに登録するフローです。
このテンプレートを使用すると、Squareで処理された決済情報をNotionに自動的に登録できるようになるため、手作業の負担を軽減できます。
これにより、従来必要だった手動入力作業を省き、時間の節約と効率的な管理を目指せます。
3.Squareで決済された商品情報を取得しGoogle スプレッドシートに追加するフローです。
このフローを活用すれば、Squareで決済が行われるたびに、商品情報がGoogle スプレッドシートのデータベースに自動で追加されるようになります。
これにより、手動入力による作業を省くことができ、売上管理の効率化に一役買うでしょう。
Squareと楽楽販売を連携することで、Squareの決済情報を自動で楽楽販売にも情報の登録を行えるようになりました。
手作業に頼っていた入力プロセスを自動化することで、他の重要なタスクにリソースを割くことができるようになります。
「自動化はハードルが高い」というイメージをお持ちの方でも、Yoomを活用すれば、その壁を感じることなく、自動化の第一歩を踏み出せます。
テンプレートを活用することで、手間のかかる設定をしなくても、自分の業務に合った自動化を始められます。
Yoomを活用して、毎日の業務をもっとスマートにしてみませんか。