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動画コンテンツの需要が高まる中、「動画編集に時間をかけられない」「専門ソフトは難しくて使えない」といった課題を抱えるマーケティング担当者の方は多いのではないでしょうか。
特に、ウェビナー動画の二次活用など、定期的に動画制作が発生する業務では、編集工数を削減することで、別の業務に力を注ぐことができるようになります。
本記事で紹介するAI動画編集ソフト「Vrew(ブリュー)」は、まさにそうした課題を解決するツールです。
テキストを編集するような直感的な操作で、AIによる字幕生成からカット編集、ナレーション挿入までを自動化できます。
この記事では、Vrewで具体的に何ができるのか、その代表的な機能と活用シーンを解説します。最後まで読めば、Vrewがあなたの業務効率化に繋がるか判断できる手助けとなるでしょう。
本記事の想定読者
✍️AI動画編集ソフト「Vrew」とは?
出典:Vrew公式サイト
Vrewは、韓国のベンチャー企業VoyagerX inc.が開発したAI技術を駆使した動画編集ソフトです。
最大の特徴は、一般的な動画編集ソフトのようなタイムラインベースではなく、AIが自動で文字起こししたテキスト(台本)をベースに編集を行う点です。
文書を編集する感覚で動画のカットや字幕修正ができるため、専門的な知識やスキルがない初心者でも直感的に操作できます。
Windows、Macの両OSに対応しており、無料プランも提供されているため、手軽に導入できる点も魅力です。
🤔Vrewを選ぶ際の3つのポイント
Vrewの導入を検討する際は、以下の3つのポイントを基準に判断することをおすすめします。
1. 目的に合っているか(効率化 vs 高度な編集)
Vrewは、AIによる自動化で「カット編集」と「字幕付け」を効率化することに特化しています。一方、複雑なエフェクトやテロップのタイミングの微調整といった、プロレベルの凝った編集には向きません。動画を「早く、効率的に」作りたいのか、「細部までこだわって」作りたいのか、目的を明確にしましょう。
2. 既存の業務フローに組み込めるか
Vrewは単体で完結するツールですが、書き出した動画や字幕テキストをどのように管理・共有するかも重要です。例えば、ウェビナー動画から書き出した字幕テキストを社内ナレッジベースに転記したり、関連部署に共有したりする後続作業が発生します。こうした業務フロー全体で効率化が図れるかを検討しましょう。
3. コストは見合っているか(無料 vs 有料)
Vrewは無料プランでも音声分析(月120分)やAI音声など主要な機能を利用できます。しかし、無料プランで書き出した動画には冒頭10秒にVrewのロゴ(ウォーターマーク)が表示されるため、商用利用には注意が必要です。ビジネスで本格的に活用する場合は、ウォーターマークが非表示になる有料プランへのアップグレードを前提に検討するのがよいでしょう。
✅【目的別】Vrewでできること10選
ここからは、Vrewの具体的な機能を「編集の効率化」「コンテンツの質向上」「活用の幅を広げる」という3つの目的に分けて10個ご紹介します。
【A:編集の効率を向上させる基本機能】
1. 動画の音声からの自動字幕生成
一言でいうとどんな機能?:動画を読み込むだけで、AIが音声を認識して字幕を全自動で生成する機能。
【主な特徴】
【ポイント】
本当に動画を読み込ませるだけで、音声の文字起こしと字幕作成が完了したのには驚きました。
誤認識された専門用語などを修正する必要はありますが、手作業でゼロから文字起こしする手間を考えれば、工数は大幅に削減できた感覚です。議事録作成やブログ記事化への展開もスムーズになりました。
2. テキストベースでの効率的なカット編集
一言でいうとどんな機能?:Word文書のように、不要な単語や文章を削除するだけで動画の該当箇所をカットできる機能。
【主な特徴】
【ポイント】
言い間違いや無駄な間をテキストで確認しながらサクサク削除できる ので、編集作業が非常にスピーディーです。
これまで時間をかけていたカット編集が約4分の1程度で終わるようになり、動画コンテンツの量産体制を築く上で欠かせない機能だと感じています。3. 無音部分の自動短縮
一言でいうとどんな機能?:動画内の「間」が空きすぎている無音区間を、AIが自動で検出して一括で短縮・削除する機能。
【主な特徴】
【ポイント】
話し始めるまでの間や、スライド切り替え時の無駄な時間を一括でカットできるのは非常に便利です。
ただ、説得力を持たせるため等の「タメ」や、意図的に作っている間まで短縮されてしまうことがあるため、適用後に必ずプレビューで確認し、不自然な箇所は手動で元に戻す作業も必要となります。
【B:コンテンツの質を高めるAI活用機能】
4. AI音声ナレーションの挿入
一言でいうとどんな機能?:入力したテキストを、300種類以上の高品質なAI音声が自然なナレーションとして読み上げる機能。
【主な特徴】
【ポイント】
ブログ記事を動画化する際に活用しました。テキストを貼り付けるだけでプロが読み上げたようなナレーションが完成し、コンテンツの再利用が非常に簡単になりました。
声のトーンや話す速度も調整できるため、単調にならず、聞き取りやすい動画コンテンツが作れます。
5. 台本(テキスト)からの動画自動作成
一言でいうとどんな機能?:動画のテーマや台本を入力するだけで、AIが構成から映像、BGMまで含めて動画を自動で生成する機能。
【主な特徴】
【ポイント】
「白鳥がシベリアから飛来してくる理由」という一文を入れただけで、それらしい解説動画の構成案と素材が数分で出来上がりました。
AIが提案する素材は必ずしも完璧ではなく、検証と修正が必要となりますが、たたき台としては十分なクオリティです。SNS用の短い解説動画などをスピーディーに作成したい場合に重宝しそうです。
6. 豊富な商用フリー素材の利用
一言でいうとどんな機能?:著作権を気にせず使える画像、ビデオ、BGM、効果音などがソフト内に標準搭載されている機能。
【主な特徴】
【ポイント】
企業のプロモーション動画で利用しましたが、商用利用可能な高品質な素材が揃っているため、安心して使えました。
外部サイトで素材を探してダウンロードする手間がなく、Vrew内ですべて完結するのが非常に効率的です。
【C:コンテンツの価値を最大化する応用機能】
7. 多言語の翻訳字幕の同時表示
一言でいうとどんな機能?:AIが生成した日本語字幕を、100国以上の言語に自動で翻訳し、動画に表示できる機能。
【主な特徴】
【ポイント】
海外の視聴者向けに英語字幕を追加する際に試しました。翻訳精度は完璧ではないため人の目で確認は必要ですが、翻訳のベースを瞬時に作成できるのは大きなメリットです。
多言語対応のハードルを大きく下げてくれる機能だと感じました。
8. 既存の文書(PDF/原稿)の動画コンテンツ化
一言でいうとどんな機能?:社内マニュアル(PDF)やブログ記事(テキスト)を読み込ませるだけで、ナレーション付きの動画に自動変換する機能。
【主な特徴】
【ポイント】
過去に作成した製品紹介のPDFを読み込ませて研修動画を作成しました。テキストを読み込んでAI音声を設定するだけで、動画の大枠が完成します。
デザインを少し整えるだけで、分かりやすい動画マニュアルが短時間で作れました。 コンテンツの横展開に非常に役立ちます。
9. 動画の伝達力を高める字幕デザイン調整
一言でいうとどんな機能?:自動生成された字幕のフォント、色、サイズ、縁取りなどを自由にカスタマイズできる機能。
【主な特徴】
【ポイント】
自動生成された字幕はシンプルなので、会社や動画の内容にあった色に調整したり、強調したい部分の文字サイズを大きくしたりして使っています。
簡単な操作で字幕の見た目を整えられるので、動画のクオリティがぐっと上がります。ただし、テロップの表示位置をミリ単位で調整するといった細かい設定はできません。
10. 長尺コンテンツからのショート動画切り抜き
一言でいうとどんな機能?:ウェビナーやインタビューなどの長い動画から、SNSで発信したい部分だけを簡単に切り抜いてショート動画を作成する機能。
【主な特徴】
【ポイント】
1時間のウェビナー動画から、特に内容が濃いQ&A部分だけを複数切り抜いて、SNS投稿用のショート動画を作成しました。
テキストでハイライト箇所を探せるので、動画を何度も見返す必要がなく、作業時間が大幅に短縮されました。コンテンツの二次活用には必須の機能です。
🖊️まとめ
YoomやVrewの自動化ツールを活用することで、業務がさらに効率的に進められるようになります。 空いた時間でより頭を使うような、価値のある作業に注力し、質の高いコンテンツの生成に役立てていってください。
また、Yoomの文章要約・議事録機能を用いて要約した文章や作成した議事録をVrewに読み込ませて動画化することで、さらに効果的に活用できます。
そのほかVrewで編集した動画を自社ホームページなどに公開した後、XやSlack等で自動で情報の連携を行うことが可能です。
Yoomを使用し、API連携やAI処理などのシステムを組み合わせ、日々の繰り返し作業も自動化できます。まずは無料のプランから始めてみませんか?