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海外の取引先や顧客とコミュニケーションを取る場合、翻訳機能を使用することで円滑にコミュニケーションをとることが可能です。
しかし、その都度やり取りの内容を翻訳する必要がある場合は、時間がかかり、非常に手間がかかります。
本記事では、AI機能を活用し、英文メールを受信したら自動で翻訳してChatworkに通知する方法をご紹介します。
この方法を活用することで、翻訳と通知作業を自動化できるため業務の効率化が期待できます。
プログラミングの知識不要で業務を自動化できる方法を分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください!
メールの翻訳とChatworkへの通知を自動化できるため、手入力による翻訳や送信作業にかかる時間と労力を大幅に削減できる可能性があります。
特に海外の取引先や顧客と頻繁にやり取りをする企業では、膨大な量の英文メールを手動で処理することは非常に手間です。
自動化された翻訳プロセスを使用することで、迅速かつ正確に情報共有できるため、業務全体の効率を向上させることが期待できます。
AIによる翻訳の自動化により、メール文の翻訳における一貫性を確保できる可能性があります。
特に、専門的な用語やフレーズを使用する業界では、翻訳の一貫性は重要です。
翻訳を自動化することで、同じルールに基づいて文章を処理できるため、翻訳の精度を一定に保つことが期待できます。
これにより、メッセージの受信者に正確な情報が届き、ビジネスパートナーとの信頼関係が強化される可能性があります。
[Yoomとは]
それでは、「英文メールを自動で翻訳してChatworkに通知する」フローの作成方法をご紹介します。おおまかな設定がされているYoomのフローボットテンプレートを使用するので、誰でも簡単に設定することができますよ!
工程は、下記ステップになります。
〈フローボット作成時の注意事項〉
※AI機能(翻訳機能は一部有料プランでのみご利用いただける機能で、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
下記バナーの「試してみる」をクリックし、Yoomの登録をお願いします。
これで、フローを編集できるようになったので、設定を始めていきましょう!
まずは、YoomのマイアプリにChatworkを登録してください。

左欄の「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からChatworkを検索してください。

ログイン画面が表示されるので、Yoomのマイアプリに登録したいアカウントでログインしてください。

ログイン後、上記の画面が表示されたら「許可」をクリックしてください。
これで、Chatworkのマイアプリ登録が完了です。

アプリトリガーの「メールが届いたら」という項目を設定していきます。

タイトルは自由に設定可能です。
メールトリガーに設定した受信用アドレスにメールを受信すると、フローボットが起動します。
受信用アドレスを作成したら、「次へ」をクリックしてください。

先ほど設定したアドレスにサンプルのメールを送信した上で、テストをクリックします。
テストが成功したら、「保存」してください。

次に、「翻訳する」という項目を設定していきます。

タイトルは自由に設定可能です。
アクションは、プルダウンより任意で設定してください。

翻訳対象のテキストは上記のように設定されています。
上記のように設定することで、先ほど設定した受信用アドレスに受信したメールの「本文」を自動で取得し、翻訳することができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「メールが届いたら」の中にある「本文」をクリックすると、メッセージの欄に{{本文}}と入力されます。

翻訳先言語には、日本語や中国語など、翻訳したい言語を入力してください。
設定が完了したら、テストをクリックし、アウトプットが正しく取得されたら「保存する」をクリックしてください。

続いて、「メッセージを送る」という項目を設定していきます。

こちらのページは、すでに設定されています。
アカウント情報に誤りが無いか確認し、次のページに進みましょう。

ルームIDは、枠内をクリックし候補より任意で選択してください。

メッセージ内容は自由に設定できます。
例えば、上記画像のようにすると、先ほど設定した受信用アドレスにメールを受信したら「翻訳結果」を自動で取得し、Chatworkにメッセージを送ることができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「翻訳する」の中にある「翻訳結果」をクリックすると、メッセージの欄に{{翻訳結果}}と入力されます。
設定後テストをクリックすると、Chatworkにサンプルのメッセージが送信されます。
メッセージ内容を確認後、保存してください。

全てのプロセスが設定済みになったら、上記画面が表示されます。
「トリガーをON」にして、フローボットを起動させましょう!
これで「英文メールを自動で翻訳してChatworkに通知する」フローボットの完成です。
今回ご紹介したフローボット以外にも、Chatworkを使った自動化の例がYoomにはたくさんあります。
おすすめのフローボットを3つご紹介するので、こちらもぜひご活用ください!
1.Zoomでミーティングが終了したら会議内容を自動で文字起こしと要約をして、文字起こしの結果をChatworkに通知するフローです。
このフローを活用すると、Chatworkに通知された議事録をチームメンバー全員が素早く確認できるため、情報共有の遅延を防いでチーム全体の足並みを揃えることが期待できます。
2.Chatworkで投稿された内容をGeminiのアシスタントを使って解析し、回答を再度Chatworkに更新するフローです。
このフローを活用すると、専門知識がなくても幅広い質問に対応できるようになるため、顧客満足度の向上が期待できます。
3.Chatworkで特定のルームに投稿した内容をGoogle スプレッドシートに自動で追加するフローです。
このフローを活用すると、自動でGoogle スプレッドシートに転記できるため、転記作業にかかる時間を大幅に短縮できる可能性があります。
また、通知先に特定のルームを設定できるため、必要なメンバーの情報のみ転記することが可能です。
本記事では、AI機能を活用し、英文メールを受信したら自動で翻訳してChatworkに通知する方法をご紹介しました。このフローを活用すると、翻訳と通知作業を自動化できるため業務の効率化が可能になります。
また、AI機能を使用することで翻訳の一貫性が保たれることが期待できます。
Yoomを利用すれば、ノーコードで簡単に業務の自動化が可能です。
フローボットテンプレート一覧から、気になるフローをお試しください。