2024/10/21
アプリ同士の連携方法

BASEの注文情報をLINEで自動通知し、注文発生後の処理をスムーズに進める方法

e.koyama

目次

運営するECサイトの顧客から「商品の到着が遅い」「問い合わせの返事がなかなか届かない」といった不満を聞いたことはありませんか?

ECの市場規模は拡大中ですが、新規参入企業も多く、競争率は高くなっています。自社のECサイトで購入してくれた顧客がいても、ちょっとしたきっかけで、他店に流れてしまいかねません。リピート購入者を増やすには、迅速な対応が重要です。注文処理や問い合わせのチェックに時間がかかることは、同一、または類似の商品を扱う競合店に顧客を取られてしまう原因の一つといえます。この課題を解消するには、注文情報をスムーズに把握する必要があります。初動が遅れれば、対応できる人員がいても、商品到着や問題解決までにタイムロスが発生してしまいます。

本記事では、BASEで新しい注文が発生した際に、LINEで自動通知する方法を紹介します。注文をLINEで通知することで、注文の見落としを防ぎ、発送処理をスムーズに行うことができます。また、注文確認のために手動でBASEの管理画面を頻繁に確認する手間が省けるため、作業時間の節約が可能です。連携のメリットと具体的な連携方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

BASEとLINEを連携するメリット

ECサイトの運営において、BASEとLINEの連携によって次のようなメリットが得られます。

メリット1: 迅速な対応が可能になる

LINE通知により、BASEで注文が発生してすぐ、その情報を把握できます。在庫管理や注文処理、注文に付随する問い合わせへの返信といった、様々な業務をスムーズに行えるようになります。外出先でも注文情報をすぐに確認できるため、スタッフへの迅速な指示や追加の在庫補充など、状況に応じた素早い対応ができるでしょう。顧客に対するスピーディーな対応が可能になれば、顧客満足度が向上し、リピート購入、高評価の口コミによる新規顧客の獲得といった好循環につながるかもしれません。

メリット2: 業務効率化

注文の通知が自動化されることで、注文確認のために手動でBASEの管理画面を頻繁に確認する手間が省けます。これにより、商品企画や商品登録といった他の業務に集中でき、業務の効率化が図れます。また、注文情報の見落としや確認忘れなどのミスを防ぐことで、処理のタイミングの最適化が見込まれます。顧客とのトラブルやクレームの発生リスクを低減し、それらの対応に必要な時間を削減できるでしょう。

これらのメリットを得て効率的なECサイト運営を行うため、Yoomを使って連携してみませんか?

[Yoomとは]

BASEとLINEの連携フローの作り方

それでは、BASEとLINEの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使って、「BASEで注文が発生したらLINEに通知する」業務フローの作成手順を紹介します。

はじめる前に

1. Yoomにログインしてください。

2. 以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。 

ステップ1: BASEとLINEのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、BASEとLINEをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
 ※下図はBASEの連携画面です。説明を確認し、メールアドレス・パスワードを入力して「アプリを認証する」を選択してください。

 ※LINEの連携は、こちらの記事【LINEのマイアプリ連携方法】を参考にしてください。「1:1でLINE Notifyから通知を受け取る」を選択しない場合、送信先のトークルームに「LINE Notify」のアカウントを事前に追加する必要がありますのでご注意ください。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2: BASEの注文発生時に起動するトリガーの設定

1. コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分から、任意のタイトルに変更できます。

2. フローボットの「アプリトリガー:注文が発生したら」をクリックします。

3. 連携アカウントとアクションを選択します。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

4. アプリトリガーのAPI接続設定を行います。
 トリガーの起動間隔を選択してください。
 ※プランごとに指定できる時間が異なります。詳細はこちらの記事【各プランの機能制限や使用上限の一覧】をご覧ください。

5. 「テスト」をクリックします。

6. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ3: LINEに注文発生を通知するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:トークルームにメッセージを送信」をクリックします。

2. 連携アカウントとアクションを選択します。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

3. API接続設定を行います。
 ステップ2で取得したアウトプットを使用して、メッセージを入力してください。
 ※下図は入力例です。

 ※下図はアウトプットの参照例です。入力欄をクリックすると候補が表示されるため、対象項目を選択してください。

4. 「テスト」をクリックします。

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

以上で、「BASEで注文が発生したらLINEに通知する」フローの完成です。

保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると起動します。

BASEを使ったその他の自動化例

他にもBASEを使った自動化の例がYoomには多数あるため、いくつか紹介します。

1. BASEで注文が発生した際に、Salesforceに情報を追加するフローです。注文や顧客の情報をSFAやMA、CRMに同期することで、そのデータを蓄積・分析し、営業やマーケティングに役立てられます。情報を自動的に同期することで、入力ミスや登録漏れを防げます。

2. BASEで注文が発生した際に、Google スプレッドシートに情報を追加するフローです。Google スプレッドシートの機能を使って、注文データのグラフ化や、ピボットテーブルによる集計が可能です。加工したデータを分析や資料作成に活用することで、販売管理の効率化が図れます。

3. Google スプレッドシートに情報が追加された際に、BASEで商品を登録するフローです。商品情報をGoogle スプレッドシートから自動で同期することで、転記の手間を省き、入力ミスや登録漏れのリスクを軽減できます。商品情報と在庫の一元管理が可能になるでしょう。

まとめ

BASEとLINEを連携し、注文が発生した際に自動で通知する方法を紹介しました。この連携により、注文後の業務を迅速化できます。発送や問い合わせ対応をスピーティーに行うことで、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。また、注文が入っていないか頻繁に管理画面を確認する必要がなくなるため、担当者は他の業務に集中できます。注文の見落としや確認遅れを防止することで、トラブルやクレームの発生も抑えられるでしょう。Yoomを使えば、連携設定は簡単に行えます。ぜひ、この機会にBASEとLINEの連携を検討してみてください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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