ChatworkとLINEの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-23

ChatworkでメンションされたらLINEに自動通知する方法

k.hieda

※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。

パンデミック以降、ビジネスチャット市場が劇的に大きくなりました。これまで社内の連絡ツールがメールのみという企業も、リモートワークを取り入れでチャットツールの導入が進んだと言えます。様々なチャットツールにはそれぞれ特有の利便性があり、各企業にあったツールが導入されています。

また、LINE公式アカウントは顧客とのコミュニケーションに優れたマーケティングツールで、Chatworkと併用している企業も多いのではないでしょうか。
利用するメッセージツールが増えると生じるのが、見落としやレスポンスが遅れてしまう問題。複数のツールを使っていても、ひとつのツールに通知が集約されると、こちらの問題は簡単に解決できるでしょう。

本記事では、Chatworkでメンションされたら、LINE公式アカウントへ通知する自動化の方法をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • ChatworkとLINE公式アカウントでの業務効率化を考えている方。
  • ChatworkとLINE公式アカウントでメッセージを管理している方。
  • ChatworkとLINE公式アカウントを連携してメッセージの見逃しを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

それでは、「Chatworkでメンションされたら、LINE公式アカウントでメッセージを通知する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いて解説します。

ご利用はフリープランからお試しいただけます!まずはご登録をどうぞ♪

Yoomに無料で登録する

ChatworkとLINE公式アカウントの連携フローの作り方

事前に準備するもの

ChatworkとLINE公式アカウントを事前にYoomと連携(マイアプリ登録)しておくことで、設定がスムーズに進みます。

Yoomへログイン後、「マイアプリ」の「新規接続」をクリックしましょう。

検索窓でそれぞれのアプリ名を入力し、表示されたアイコンをクリックしてください。

Chatwork

Chatworkのログイン画面が表示されるので、任意のアカウントでログインしましょう。

Yoomからのリクエストを許可すると、マイアプリに登録されます。

LINE公式アカウント

‍アカウント名とアクセストークンを入力し、追加をクリックするとマイアプリに登録が完了です。

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックすると、Yoomのワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

コピーしたら、各オペレーションの編集に進みます。

ステップ2 アプリトリガーを設定|Chatwork 自身へのメンション(Webhook起動)

フローボット1つめのプロセスボタンをクリックします。

連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

Yoomが発行したWebhookURLをコピーします。

ChatworkのWebhook設定画面からWebhookURLにペーストでOKです。
このタイミングでWebhookの設定を終わらせましょう。

詳しくはこちらの記事に掲載してます。

他の項目を埋めたら保存し、該当のルームにメッセージを送信しておきます。

Yoomのフローボット編集画面に戻ります。
→テストをクリック!
→成功
アウトプットでは、次の連携で使う項目が抽出されています。

 →保存する

ステップ3 アプリを連携する「テキストメッセージを送信」

フローボットの2つめの操作をクリック。

連携アカウントとアクションを設定

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

API接続設定

送信先のユーザーID→こちらから取得:LINE公式アカウントでユーザーIDを取得・確認する方法

メッセージ→LINE公式アカウントに通知する内容を設定できます。先ほどChatworkのプロセスで取得した値からも選べます。

→テストをクリック
→成功
LINE公式アカウントにメッセージが通知されていました。

 →保存する

ステップ4 アプリトリガーを【ON】にする

フローボットのトリガーを【ON】にしてフローボットを動かしてみましょう。Chatworkのルームにメッセージを投稿しました。

LINE公式アカウントのチャットを見てみます。

通知されました。大成功です!

ChatworkやLINE公式アカウントを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもChatworkやLINE公式アカウントのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

ChatworkとLINE公式アカウントを連携した自動化例

Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE公式アカウントに投稿する連携も可能です。

Chatworkを活用した自動化例

データベースに情報が登録されたらChatworkに通知する

Google スプレッドシートやkintoneなどに情報が追加されたらChatworkに自動で通知します。

お問い合わせ内容をChatworkへ通知する

GoogleフォームやOutlookで送信されたお問い合わせ内容をChatworkへ自動通知します。

プロジェクト管理アプリでタスクが追加されたらChatworkに通知する

AsanaやTrelloなどでタスクが追加されたことをChatworkに自動通知します。

LINE公式アカウントを活用した自動化例

Webミーティングの終了をLINE公式アカウントに通知する

ZoomやGoogle Meetで会議が終了したらLINE公式アカウントに自動で通知します。

アプリやWebサイトのレポートを取得してLINE公式アカウントに通知する

Google アナリティクスやGoogle Adsのレポートを取得してLINE公式アカウントに自動で通知します。

新規リードが登録されたらLINE公式アカウントに通知する

SalesforceやHubSpotなどで新規リードが登録されたらLINE公式アカウントに自動通知します。

ChatworkとLINE公式アカウントを連携するメリット2選

メリット1 重要なメッセージの見逃し防止

プロジェクトの窓口を担当されている方にとって、重要なメッセージの見逃しは損失が大きいです。ですが、複数のプロジェクトを進行しているシーンでは、会議や急な対応が重なった時はメッセージに気づくだけでも一苦労です。

ひとつのツールに通知が集約すれば、複数のツールを跨いで確認する必要がなくなるため見逃しのリスクが減りますね。

メリット2 迅速な対応

LINE公式アカウントへの通知により、Chatworkでのメンションをタイムリーに受け取ることができます。これにより、チームリーダーは、緊急の相談や重要な連絡に迅速な対応が可能となり、メンバーの満足度の向上に繋がるでしょう。

スピーディーなリアクションと対応が求められる方は、自分にメンションがあった場合だけピンポイントに反応したいのではないでしょうか。Chatworkで自分向けのメンションのみLINE公式アカウントに通知する設定で、Chatworkのルーム全体を追わずにリアクションを返せます。

連携しないなんて損!

これまで複数ツールの管理がそこまで大変じゃなかったという方も、実はツールの行き来だけで意外と時間が削られてしまっていることに注目してください。あれも見ないとこれも見ないと…という時間は毎日の積み重ねでどんどん大きくなっていくのです。

まとめ

いかがでしたか。ChatworkのメッセージをLINE公式アカウントに通知するメリットとノーコードで連携できる方法をご紹介しました。
リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業にとって、ChatworkとLINE公式アカウントの連携は、従業員や共同作業者が場所を選ばず働ける環境を提供できます。
共働きの世帯だと家庭の事情で在宅せざるを得ないシーンもありますが、LINE公式アカウントへ通知を集約するとリモートワークも捗りそうです。

作業を自動化すると、勉強する時間や仲間とのディスカッション、コミュニケーションの時間の確保に貢献できます。Yoomを使って、あなたとチームの時間をもっと豊かにしましょう♪まずはフリープランのご登録からお試しくださいね。

では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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