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画像生成AIの進化により、デザインの現場でもAIの利用が当たり前になりました。
中でもGoogleが提供する「Imagen(イマジェン)」シリーズは、言語理解力と品質の高さで、多くのデザイナーから注目を集める存在の1つになっています。
ただ、Imagenが実際のデザイン業務で使えるレベルなのかが気になる方も多いはず。
この記事では、Imagenが、デザイン業務で実際に使えるかを検証していきます。
また、Googleが提供する別の画像生成AI「Nano Banana(ナノバナナ)」との違いも比較するので、ぜひ参考にしてみてください。
Google Imagenは、Google DeepMindが開発した「テキストから画像を生成する」AIモデルです。
Googleが培ってきた高度な自然言語処理技術を基盤としているため、非常に複雑な指示(プロンプト)でも、その意図を正確に汲み取ってビジュアル化できる点が最大の特徴といえます。
現在は、Google AI Studioやブラウザで手軽に試せる「Whisk」、さらにビジネス向けの「Vertex AI」といった様々なプラットフォームで利用可能です。
デザインに不可欠な「ノイズの少なさ」や「滑らかな質感」を追求しており、プロのクリエイティブ制作にも耐えうる品質を提供しています。
デザイン業務において、Imagenを利用するときに重要になるポイントは主に3つあります。
これまでの画像生成AIは、画像内に文字を入れる際に「綴りが崩れる」「形が不自然になる」といった課題を抱えていました。
しかし、Imagen 4やNano Bananaでは、このタイポグラフィの精度が旧モデルよりも向上しています。
特にアルファベットの処理性能が高く、ロゴの中に指定した店名を正確に入れたり、看板に特定のメッセージを描き出したりすることが、高い精度で実現可能です。
Imagen 4 Ultraモデルでは最大2K、Nano Banana Proでは最大4Kという非常に高精細な画像を生成できます。
また、布地の細かな目やガラスの反射、動物の毛並みといった微細な質感の再現力にも優れており、メインビジュアルやWebバナー、さらには印刷物の一部としても活用できるレベルに達しています。
Imagenでは、以下のアスペクト比に対応しています。
利用したアスペクト比があるか、事前に確認することも重要です。
デザイン業務では、画像の作成だけでなく、保存や共有といった付随する作業もあります。
そうした一連の業務フローを自動化できるのがハイパーオートメーションツールの「Yoom」です。
以下のテンプレートを使えば、順番に項目を設定するだけでデザイン業務を自動化できるので、気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
実際にImagenを使ってデザイン制作を試してみました。
今回は、Google AI StudioでImagenとNano Bananaを使い、同じプロンプトでどのようなロゴとバナーが作成されるかを比べていきます。
まずは、Google AI Studioにログインし、使用する画像生成AIを選択します。
チャット画面が表示されるので、プロンプトを入力すると画像を生成できます。
※作成する画像の詳細や利用モデルは、右側のメニューから設定可能です。
まずは、ImagenとNano Bananaの文字入りロゴ作成を比較します。
以下のプロンプトを入力して画像を作成しました。
【プロンプト】
和モダンなカフェのロゴ、中央に筆文字で「和」と入れ、その下に「なごみカフェ」と入れてください
Imagen 4の生成画像