GeminiとLINEの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/04/04

【ノーコードで実現】GeminiのデータをLINEに自動的に連携する方法

s.ougitani

「また問い合わせの返信、後回しにしちゃったな…」
「長文のメール、読むだけで時間かかる…」

そんなふうに感じたことはありませんか?情報収集や対応のスピードが求められる今、"必要な情報だけをすぐに把握したい"というのは、多くの方にとって切実な悩みとなっているはずです。そんな中、注目されているのが、GeminiとLINEを組み合わせた自動化フローです。たとえば、フォームから寄せられた問い合わせをGeminiでサマリー化し、LINEに通知したり、メール内容を要約してLINEに送ったりすることができます。

この記事では、GeminiとLINEを連携してできることや、具体的な設定方法を詳しくご紹介します。情報の見逃しや対応の遅れを防ぐことで、ストレスなく業務を進めてみませんか?

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGeminiとLINEへの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGeminiとLINEを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Geminiと LINEを連携してできること

GeminiとLINEのAPIを連携すれば、GeminiのデータをLINEに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

フォームの回答内容をGeminiで要約し、LINEに通知する

フォームを活用し、問い合わせ管理を行っている方におすすめのフローです。
問い合わせフローを自動化できれば、素早い顧客対応を行えそうです。

メールの内容をGeminiで要約して、LINEに追加する

メールに届いた情報を自動的に要約できるため、エラーを防げそうです。
メールで問い合わせ管理をしており、正確性を保ちたいという方はお試しください。

Yoomのデータベースが追加されたら、Geminiで要約してLINEに通知する

Geminiで要約したデータベース情報をLINEから確認できるため、スムーズに情報収集できるでしょう。

GeminとLINEの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGeminiとLINEを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGeminiとLINEの連携を進めていきます。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は「フォームの回答内容をGeminiで要約し、LINEに通知する」フローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GeminiとLINEをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • フォームトリガー設定およびGeminiとLINEのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:GeminiとLINEのマイアプリ登録をしよう

まずは、Yoomとアプリを連携する作業を行います。

Geminiのマイアプリ登録手順

Geminiを連携しましょう。
Yoomにログイン後、マイアプリをクリックし、新規接続を選択します。

アプリ一覧は検索窓を使い、Geminiを選択します。

アカウント名は任意の名称を入力してください。
アクセストークンはGeminiのAPIキーをこちらから取得し、入力しましょう。

これでGeminiのマイアプリ登録ができました。

LINE公式アカウントのマイアプリ登録手順

次にLINE公式アカウントをYoomと連携しましょう。
Yoomにログインしたら、マイアプリを選択し、新規接続をクリックしてください。

アプリ一覧は検索窓を使い、LINE公式アカウントを選択します。

アカウント名には任意の名前を入力しましょう。
アクセストークンは、LINE公式アカウントの管理画面から、長期チャネルアクセストークンを取得し、入力します。
アクセストークンの詳しい取得手順は、こちらを参考にしてください。
LINE公式アカウントの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参考にしましょう。

これでLINE公式アカウントのマイアプリ登録ができました。

ステップ2:テンプレートをコピーしよう

次にテンプレートをコピーする作業を行います。
Yoomでは一からフローボットを作成することもできますが、より簡単に設定するためにテンプレートを活用する手順をご紹介します。
それでは下のバナーをクリックしてください。

「このテンプレートを試す」をクリックします。

「OK」を選択しましょう。

これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:フォームトリガーを設定しよう

次にフローボットの設定を行います。
コピーしたテンプレートの「回答フォーム」をクリックしてください。

フォームを作成

回答フォームを作成しましょう。
質問項目を増やしたい時は、「質問を追加」をクリックしましょう。
設定したら、次へをクリックします。

フォームの表示確認と詳細設定

取得した値にサンプル値を設定しましょう。
設定した値は、次のアクション時に使用します。
設定できたら、保存しましょう。

ステップ4:Geminiのアクションを設定しよう

次に「内容を要約する」をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更できます。
Geminiと連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは「コンテンツを生成」が選択されていることを確認し、次へをクリックしてください。

API接続設定

モデルを候補から選択してください。

プロンプトは、指示文章を作成し、フォームトリガーで取得した「質問事項」をアウトプットから選択します。
アウトプットを使うことで、都度手動で値を設定する必要がなくなります。
アウトプットを使用しなかった場合、同じ内容が繰り返し要約されるため、必ずアウトプットを活用しましょう。
アウトプットについてはこちらを参考にしましょう。

systemInstructionは、注釈を確認し設定しましょう。
設定したら、テストを実行します。


Geminiのアウトプットが取得できたら、テスト成功です。
ここまでできたら保存してください。

ステップ5:LINE公式アカウントのアクションを設定しよう

最後の設定ステップです。
「テキストメッセージを送信」をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更することができます。
LINE公式アカウントと連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは「テキストメッセージを送信」が選択されていることを確認し、次へをクリックします。

API接続設定

送信先のユーザーIDを設定します。
ユーザーIDの確認方法はこちらを参考にしてください。

メッセージ内容を作成します。
受信日は、「基本情報」からフローボット起動日を選択します。

会社名、担当者名はフォームトリガーで取得したアウトプットを選択しましょう。

回答内容はGeminiのアウトプットから「生成されたコンテンツ」を選択しましょう。

設定後、テストをクリックし、LINE公式アカウントにメッセージを通知できたら保存してください。

保存後、トリガーをONにして動作をチェックしましょう。

これでフローボットの設定ができました。

LINEのデータをGeminiに連携したい場合 

今回はGeminiからLINEへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にLINEからGeminiへのデータ連携を実施することも可能です。
下記のテンプレートも併せてご利用ください。

LINEで問い合わせを受信したら、Geminiで回答を生成して返信する

LINEで問い合わせ管理している方はこちらをお試しください。
回答を生成し、自動通知できるため、事務作業を減らすことができそうです。

LINEの投稿メッセージをGeminiで解析し、不適切発言に警告文を送信する

トラブルを防ぎたい方におすすめのフローです。
未然に不適切発言の送信を未然に防止できるため、円滑なコミュニケーションが取れるでしょう。

GeminiやLINEのAPIを使ったその他の自動化例

GeminiやLINEのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Geminiを使った自動化例

Geminiを活用することで、Microsoft TeamsやGoogle スプレッドシート、Notion、X(旧Twitter)などのツールと連携して、投稿内容の要約・分析・文章生成を自動化できます。

LINEを使った自動化例

LINEと外部サービスを連携することで、リード登録やメール・フォームの受信、Slackのメッセージなどを自動でLINEへ通知できます。また、定期的なリマインド送信も自動化でき、業務の抜け漏れ防止に役立ちます。

終わりに

いかがでしたか?GeminiとLINEを連携すれば、「問い合わせ対応をもっとスピーディーにしたい」「大量の情報を短時間で整理したい」「通知の抜け漏れを防ぎたい」といった課題を解決できるのではないでしょうか。自動での要約・通知によって、業務負担を減らしながら、情報共有のスピードと正確性を両立できます。

<span class="mark-yellow">ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にGeminiとLINEの連携を実現できます!</span>気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

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この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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