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広告キャンペーンを運用する際、効果測定やフィードバックは、マーケティング担当者にとって常に大切なポイントとなります。
特にデジタル広告では、日々変動するデータに基づいて適切な戦略を立て続ける必要があり、正確な情報に基づいて判断することが重要です。
こうした環境では、広告の効果を正しく把握し、チーム内でスムーズに情報を共有する仕組みがあると便利です。
そこでおすすめしたいのが、Google AdsとMicrosoft Teamsを連携させた自動化フローです。
この連携を活用することで、最新の広告データが自動的に取得され、チーム全員と素早く共有できます。
この記事では、Google Adsのレポートを取得してMicrosoft Teamsに通知するフローをご紹介します。
レポート確認に時間をかけずに結果をチームと共有したい方には、きっとお役に立つ内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
Google Adsのレポートが毎日決まった時間に自動で取得され、その結果がMicrosoft Teamsに通知されることで、チーム全員が定期的に最新のデータを確認できる環境が整うでしょう。
この自動トリガーにより、レポートが特定の時間に配信され、担当者はレポート取得のタイミングを気にせずに済みます。
キャンペーンの成果を見逃すことなく、常に新しいデータを基に判断できるようになるでしょう。
また、チーム全体で同じ情報を共有できるので、次のステップに進む際の協力や調整もスムーズに行えるため、確認作業が減り、効率向上に期待できるでしょう。
Google Adsのレポートを手動で転記する作業が自動化されることで、時間の大幅な節約が期待できます。
また、手動入力に伴う人為的なミスを防ぐことで、データの正確性も高まります。
例えば、数字の入力ミスやデータの漏れなどのリスクが減り、安心してレポートを共有できるようになります。
特に、複数のキャンペーンを担当している方にとっては、レポート取得や共有にかかる時間が短縮され、他の重要な業務に時間を割けるようになるでしょう。
この自動化により、担当者は繰り返しの作業から解放され、広告分析や戦略立案など、他の業務に取り組む時間を作ることができるでしょう。
[Yoomとは]
ここからは「最新のGoogle Adsのレポートを取得し、Microsoft Teamsに通知する」フローの設定についてご紹介します。
Yoomにログインが完了したら、下記のバナーの「詳細を見る」から、「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。
コピーしたテンプレートはプロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらをご確認ください。
(1)Yoomの画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、画面右側に表示される「+新規接続」をクリックしてください。

(2)アプリの一覧からGoogle Adsを選び、アカウントを選択した後、Yoomにログイン画面で「次へ」をクリックし、「続行」をクリックすれば連携が完了します。
(3)アプリの一覧からMicrosoft Teamsを選び、サインイン画面で連携するアカウント情報を入力後、「サインイン」をクリックすれば連携が完了します。
(4)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリックし、コピーしたテンプレートの…から「編集する」を選択してください。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。
1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。
(1)フローの一覧画面から「スケジュールトリガー」をクリックします。

(2)タイトルを設定し、スケジュール設定でフローボットを起動したい日付や曜日、時刻を指定します。今回は既存設定のまま進めるので「保存する」をクリックします。
※スケジュール設定については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてください。

(1)フローの一覧画面から「アプリと連携する」をクリックします。

(2)タイトルを設定し、アクションに「アカウントレポートの取得」が選択されていることを確認したら「次へ」をクリックします。

(3)API接続設定画面で、広告アカウントID、期間の開始・終わりを設定します。

(4)設定が完了したら「テスト」をクリックし、エラーが出なければ「保存する」をクリックしてください。
(5)次に「計算処理をする」をクリックします。

(6)操作条件の設定画面で、タイトルを設定し、変換タイプに「計算(四則演算)」が選択されていることを確認します。
(7)計算式には今回、「アカウントレポートの取得」の中からアウトプットを選び直して設定します。

(8)設定が完了したら「テスト」をクリックし、エラーが出なければ「保存する」をクリックしてください。
(9)最後に「アプリと連携する」をクリックします。

(10)タイトルを設定し、アクションに「チャネルにメッセージを送る」が選択されていることを確認したら「次へ」をクリックします。

(11)API接続設定画面で、必須項目を設定します。チームIDとチャネルIDは、入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から該当するものを選択してください。

(12)メッセージはアウトプットとテキストを組み合わせて構成が可能です。

(13)設定が完了したら「テスト」をクリックし、エラーが出なければ「保存する」をクリックしてください。
(14)最後に「トリガーをON」にして完了です。

お疲れ様でした!紹介したフローボットのテンプレートは、Yoomに登録することで利用可能です。
Yoomでは、上記で紹介したフロー以外にもGoogle Ads・Microsoft Teamsを活用した自動化例があります。ここでは、その他の自動化例を3つ紹介します。
1. Google広告のレポートをスプレッドシートに自動で格納するフロー
毎日決まった時間にGoogle Adsから前日のレポートを自動で取得し、Google スプレッドシートに保存します。このフローを導入すれば、手作業でレポートを集計する必要がなくなり、時間の節約になるでしょう。チームでデータ共有がしやすくなるため、より一貫した運用が期待できます。
2. Google広告のレポートをCSV形式で自動生成し、RPAで自社システムにアップロードするフローです。
このフローでは、毎日Google Adsからデータを取得し、自動的にCSV形式に変換し、自社システムへRPAを通じてアップロードします。これによりデータの正確さを保ち、スムーズな運用が可能になります。日常業務におけるデータ入力や共有の手間を減らし、他の重要な作業に集中する時間を確保できるでしょう。
3. Googleアナリティクスから最新のウェブデータを取得してMicrosoft Teamsに自動通知するフローです。
上記の「Google AdsとMicrosoft Teamsのフロー」と組み合わせることで、ウェブサイトの状況も同時に把握でき、広告運用の成果と合わせて戦略立案に役立つでしょう。
Google AdsとMicrosoft Teamsを連携させることで、レポートの確認や共有が手軽になります。
チーム全体の効率が向上し、業務をよりスムーズに進められるようになるでしょう。
また、手作業を減らすことで、時間を節約し、ヒューマンエラーを防ぎつつ効果的な情報共有の場を整えられるでしょう。
さらに、Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで自動化フローを簡単に作成できます。
この機会に、ぜひGoogle AdsとMicrosoft Teamsの連携を試してみてください。