Google DeepMindが開発した画像生成AI「Imagen」シリーズ。 圧倒的な画質に加え、これまでAIが苦手としていた「画像内への正確な文字描画」を得意にしていることが特徴です。
しかし、Googleのツール群は種類が多く、「結局どこでImagenを使えるの?」と迷ってしまう方も少なくありません。 本記事では、Imagenを利用できる主要な4つのユーザーインターフェース(UI)の比較と、実際にツールを触ってみた検証レビューをお届けします。
✍️Google Imagenを利用できる4つのUIを徹底比較 Google Imagenを体験するための入り口は、用途に合わせて主に4つ用意されています。
① Whisk (Google Labs):画像のリミックスで理想を形にする 「Whisk」は、Google Labsで公開されている実験的なクリエイティブツールです。 最大の特徴は、テキストだけでなく「画像」を組み合わせて新しいビジュアルを作れる点にあります。 「モデル」「背景」「スタイル」の3要素を、それぞれ画像(または短い単語)で指定します。それらを「かき混ぜる(Whisk)」ことで、プロンプトを細かく書かなくても直感的に高品質な画像を生成できます。
② ImageFX (Google Labs):キーワードチップで直感的に調整 テキストからの生成を楽しみたいなら「ImageFX」が最適です。 プロンプト入力欄の下に、候補となるキーワードが「チップ(ボタン)」として表示され、それをタップするだけで単語を追加でき、追加した単語(チップ)をクリックすると表現を変える微調整が可能です。 語彙力に頼らず、AIとの対話を通じてイメージを広げられます。
③ Google AI Studio:複数モデルを無料で試せる開発者の実験場 Imagenの「Fast」「Standard」「Ultra」といったモデルを直接選んでテストできるのが「Google AI Studio」です。 アスペクト比の変更や出力解像度の指定が可能で、開発者がAPIを組み込む前の動作確認を行う場所としても機能しています。 2026年1月15日のアップデートでは、プレビュー版の廃止と安定版への移行が行われました。生成上限については、利用時点の公式情報を確認する必要があります。
④ Vertex AI:ビジネス利用・API連携のプラットフォーム Google Cloudが提供する「Vertex AI」は、企業が自社サービスにImagenを組み込むための本格的な環境です。 高いセキュリティ性能はもちろん、大量の画像生成を安定して行いたい場合や、特定のブランドイメージに合わせたモデルのカスタマイズが必要な際に利用されます。
⭐Yoomは生成した画像共有を自動化できます Google AI StudioやVertex AIなどで生成した画像は、保存してチームメンバーや顧客に共有することがあります。 そうした付随する作業を自動化できるのが、Yoomです。
例えば、Google Driveに保存した画像をSlackで共有したり、OneDriveに保存した画像をOutlookで共有したり したい場合に、Yoomは強力な味方となります。
OneDriveにファイルが追加されたら、Outlookにファイルを添付して通知する
試してみる
■概要
OneDriveにアップロードされた請求書や報告書などの重要なファイルの共有が遅れたり、関係者への通知が漏れてしまったりすることはないでしょうか。 手動でのメール作成とファイル添付は手間がかかるだけでなく、ミスの原因にもなります。 このワークフローを活用すれば、OneDriveへのファイル追加をきっかけに、Outlookからメールが自動送信されるため、迅速で確実な情報共有が実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
OneDriveでのファイル共有を頻繁に行い、手動での通知に手間を感じている方 請求書や報告書などの重要なファイルの共有漏れや遅延を防止したいと考えている方 Outlookを使った定型的なメール連絡を自動化し、業務効率を向上させたい方 ■このテンプレートを使うメリット
OneDriveへのファイル追加からメール送信までが自動化されるため、これまで手作業で行っていたファイル確認やメール作成の時間を削減できます。 ファイルの添付忘れや宛先の間違いといったヒューマンエラーを防ぎ、確実な情報共有を実現します。 ■フローボットの流れ
はじめに、OneDriveとOutlookをYoomと連携します。 次に、トリガーでOneDriveの「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」というアクションを設定します。 続けて、オペレーションでOneDriveの「ファイルをダウンロードする」アクションを設定し、トリガーで検知したファイルを取得します。 さらに、AI機能「テキストを生成する」や「データを操作・変換する」のアクションを設定し、ファイル名などの情報をもとにテキストを生成および対照データを変換します。 最後に、オペレーションでOutlookの「メールを送る」アクションを設定し、ダウンロードしたファイルを添付して指定の宛先にメールを送信します。 ※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
AI機能の「テキストを生成する」では、AIへの指示(プロンプト)を任意に設定できます。 「データを操作・変換する」を用いることで、ファイル名から日付を抽出するなど、通知内容に合わせて情報を加工できます。 「メールを送る」では、前のステップで取得したファイル名などの情報を変数として埋め込むことで、内容に応じた動的な通知の作成が可能です。 ■注意事項
OneDrive、ChatGPTのそれぞれとYoomを連携してください。 トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。 プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。 Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。 ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。 トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細はこちら をご参照ください。
Google Driveでファイルがアップロードされたら、Slackにファイルを通知する
試してみる
■概要
Google Driveに新しいファイルがアップロードされるたびに、手動でSlackに通知するのは手間がかかり、時には連絡漏れも発生するのではないでしょうか。 特にチームでファイルを共有する場合、迅速な情報伝達は業務効率に直結します。 このワークフローを活用すれば、Google Driveへのファイルアップロードをトリガーに、指定したSlackチャンネルへ自動でファイル情報を通知するため、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
Google DriveとSlackを頻繁に利用し、ファイル共有を手作業で行っている方 ファイルアップロード後の通知漏れや遅延を防ぎ、情報共有を円滑にしたいチームリーダーの方 定型的なファイル共有作業を自動化し、他の業務に集中したいと考えている全ての方 ■このテンプレートを使うメリット
Google Driveにファイルがアップロードされると、自動でSlackに通知が送信されるため、これまで手作業に費やしていた時間を短縮することができます。 手作業による通知の漏れや遅延といったヒューマンエラーのリスクを軽減し、確実な情報共有を実現します。 ■フローボットの流れ
はじめに、Google DriveとSlackをYoomと連携します。 次に、トリガーでGoogle Driveを選択し、「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」というアクションを設定し、監視したいフォルダを指定します。 続いて、オペレーションでGoogle Driveの「ファイルをダウンロードする」アクションを設定し、トリガーで検知したファイルIDを指定します。 最後に、オペレーションでSlackの「ファイルを送る」アクションを設定し、ダウンロードしたファイルを指定のチャンネルやメンバー、設定したメッセージと共に送信します。 ※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
Google Driveの「ファイルをダウンロードする」アクションで、トリガーから渡されるファイルIDを正しく指定してください。 Slackの「ファイルを送る」アクションで、通知先のチャンネルIDもしくはメンバーID、そして通知メッセージの内容を、実際の運用に合わせて任意で設定してください。 ■注意事項
Google Drive、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。 トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。 プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。 ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。 トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細はこちら
🤔【実録】Imagen 4を実際に使ってみた検証レビュー 今回は、簡単に試せる「Whisk」と「Google AI Studio」を使用して、Imagenの実力を検証しました。
検証①:Whiskで「スニーカーの広告風画像」を作ってみた Whiskを使い、難しいプロンプトを書かずに「プロが撮ったようなスニーカーの広告」をイメージしてリミックスしてみました。 ツール内の画像追加機能を使い、以下の3つの要素を選んで混ぜるだけです。
モデル: 白いスニーカー背景: 都会の夕暮れの屋上スタイル: プロの製品写真
手順 Whiskにログインし、「画像を追加」を選択します。
各要素にカーソルを合わせ、「テキストを入力」を選択します。
プロンプトを入力し、生成をクリックすると、モデルとなる画像が生成されます。
「背景」に「都会の夕暮れの屋上」、「スタイル」に「プロの製品写真」を同様の手順で設定したら、右矢印をクリックします。
上記の設定だけで、3つの要素を組み合わせた画像が生成されました。