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HRMOS勤怠はクラウドベースで、どこからでもアクセスできるため、リモートワークにも柔軟に対応できる利便性に優れたツールです。
しかし、kintoneに登録された従業員情報を改めてHRMOS勤怠に手作業で登録を行うのは、本来なら自動化できるはずの業務に、わざわざ時間と労力を割くことになり、他の重要な業務の妨げとなる可能性があります。
本記事では、kintoneとHRMOS勤怠を連携させるメリットや、基本的な自動化設定の流れをステップごとに解説します。
今回紹介する内容は以下のような方々におすすめです！
・kintoneとHRMOS勤怠を利用しており、従業員情報の管理に手間を感じている方
・従業員情報の連携作業を自動化し、業務効率化を図りたいと考えている人事担当者の方
・新入社員情報を迅速にHRMOS勤怠へ反映したいと考えている方
従業員情報をkintoneに登録すると、HRMOS勤怠にも自動で追加されるようになることで、同じ情報を何度も入力する必要がなくなります。
例えば、人事担当者が新入社員の情報をkintoneに登録すると、その情報が自動的にHRMOS勤怠にも反映されるため、従業員の初日から勤怠管理がスムーズに開始できます。
これにより、手動の設定作業が軽減され、新入社員はよりスムーズに業務に取り組めるようになるでしょう。
また、人事部門も他の重要な業務、たとえば面接のスケジュール調整や従業員支援に注力しやすくなります。
特に、従業員数が多い企業では、新入社員の登録作業が頻繁に発生するため、このような自動化は業務効率の向上に役立つでしょう。
kintoneとHRMOS勤怠の連携により、従業員情報がリアルタイムで更新されると、労務管理の対応スピードが改善される可能性があります。
例えば、新入社員の入社時に人事部がkintoneに登録した情報がすぐにHRMOS勤怠に反映されるため、労務担当者が再度情報を入力する手間が省けます。
これにより、労務担当者は休職手続きや保険加入など、優先的に対応すべき業務に注力しやすくなるかもしれません。
特に、人員の出入りが多い製造業やサービス業においては、シフト管理や勤怠データの更新がスムーズになり、現場の管理者が従業員の勤怠状況を正確に把握しやすくなり、労務管理の質の向上が期待できます。
kintoneとHRMOS勤怠の連携により、従業員情報の登録や更新が一元化され、部門間での情報共有がスムーズに進みやすくなります。
例えば、経理部門は、人事部門がkintoneに入力した最新の従業員情報を参考にすることで、迅速で正確な給与計算がしやすくなります。
また、労務管理部門においても、従業員の休職情報がすぐに反映されるため、労務担当者は休職手続きを行う際に、最新の情報をもとに判断しやすくなります。
人事部門による従業員情報の更新が迅速に他の部門と共有されることで、企業内でのチームワークも高まる可能性があります。
本記事ではYoomを使って連携を進めていきます。
まだ利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。
[Yoomとは]
今回は、【kintoneで従業員情報が登録されたらHRMOS勤怠に追加する】というフローを作成します。
これにより、kintoneで登録された従業員情報をもとにして自動でHRMOS勤怠の登録を行えるようになるため、二重入力の手間がなくなります。
連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
・kintoneとHRMOS勤怠をマイアプリ登録
・kintoneでレコードが登録されたら起動するトリガーの設定
・HRMOS勤怠で新規ユーザーを登録する設定
・テストと確認
まず、Yoomのアカウントにログインします。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成してください。
1.ログインしたら、マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。
2.赤枠からアプリ名で検索できます。今回はkintoneとHRMOS勤怠をそれぞれ検索して、登録してください。
今回はkintoneとHRMOS勤怠をそれぞれ検索して、登録していきます。
まず、kintoneから登録していきましょう。入力欄にkintoneと入力するとkintoneのアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。
1.以下の画面が出てきます。
サブドメイン、クライアントID、クライアントシークレットを入力してください。
kintoneの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参照してください。
また、kintoneのマイアプリ登録がうまくいかない場合は、以下のリンク先を参照してください。
kintoneのマイアプリ登録ができない主な原因と対応方法について
入力後、「追加」をクリックすると、kintoneのマイアプリ登録は完了です。
HRMOS勤怠も同じように検索して、アイコンをクリックします。
1.以下の画面が出てきます。
アカウント名、APIキー、企業名を入力してください。
なお、HRMOS勤怠の詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参照してください。
以上で、kintoneとHRMOS勤怠のマイアプリ登録は終了です。
マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にkintoneとHRMOS勤怠のアイコンが表示されているか確認してください。
その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターをご確認ください。
以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
1.まず、一番上の「レコードが登録されたら（Webhook起動）」をクリックします。
2.タイトルは自由に設定してください。
kintoneと連携するアカウント情報を入力します。
トリガーは、「レコードが登録されたら（Webhook起動）」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。
3.WebhookURLをコピーし、管理画面で設定をしてください。
なお、詳しい操作方法については、以下のリンク先を参照してください。
kintoneでWebhook設定を行う
設定が終わったらテストを行い、問題がなければ保存してください。
1.フローに戻ります。
次に、「レコードを取得する」のアイコンをクリックしてください。
2.kintoneと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「レコードを取得する」を選択します。
アプリIDは、入力欄をクリックすると候補が表示されます。適宜活用してください。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。
3.取得したいレコードの条件を設定します。
入力欄をクリックするとアウトプットが表示されるので、活用してください。
設定が終わったらテストを行い、問題がなければ保存してください。
4.次は「新規ユーザーを登録」をクリックします。
5.HRMOS勤怠と連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「新規ユーザーを登録」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。
6.各種項目を入力していきます。
必須項目は必ず入力してください。
入力欄をクリックすると先ほど取得したアウトプットが表示されるので、適宜活用してください。
設定が終わったらテストを行い、問題がなければ保存してください。
7.最後に、「レコードを更新する」をクリックします。
8.kintoneと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「レコードを更新する」を選択します。
アプリIDは、入力欄をクリックすると候補が表示されます。適宜活用してください。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。
9.更新したいレコードの条件と更新後のレコードの値を設定していきます。
入力欄をクリックすると、先ほど取得したアウトプットが表示されるので、適宜活用してください。
設定が終わったらテストを行い、エラーが出なければ保存してください。
10.これで、【kintoneで従業員情報が登録されたらHRMOS勤怠に追加する】というフローが完成しました。
設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。
Yoomなら、ITの専門知識がなくても大丈夫。テンプレートを選ぶだけで、簡単に設定を終えられます。
以下のリンクから、この便利なフローをお試しください。
他にもkintoneやHRMOS勤怠を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.kintoneで従業員情報が更新されたらHRMOS勤怠の情報も更新するフローです。
今回紹介したフローでは従業員情報が登録されるとHRMOS勤怠に追加されるフローを紹介しました。
このテンプレートでは、kintoneで更新された情報がHRMOS勤怠にも自動で反映されます。
2.freee人事労務の従業員情報が更新されたらHRMOS勤怠の従業員管理表も更新するフローです。
このテンプレートを使用することで、freee人事労務で更新された従業員情報をHRMOS勤怠に自動で連携することができるようになるため、更新作業が減り、作業効率の向上が見込めます。
HRMOS勤怠への更新作業が自動化されることで、データの一貫性が保たれ、管理業務のスムーズな進行が期待できます。
3.Google スプレッドシートで従業員情報が更新されたらHRMOS勤怠も更新するフローです。
手作業によるヒューマンエラーを減らし、業務の効率を高めたいと考えている方に、このテンプレートがおすすめです。
Google スプレッドシートの更新に合わせてHRMOS勤怠の内容が自動編集されるため、情報の正確性が保たれやすくなります。
kintoneとHRMOS勤怠を連携することで、kintoneで従業員情報が登録されたらHRMOS勤怠に自動で追加することができるようになりました。
これにより、データ入力に費やす時間が抑えられ、他の重要な業務にリソースを集中させることが可能になります。
Yoomを活用すれば、専門的な知識がなくても自動化をスムーズに導入できます。
充実したテンプレートが用意されているため、アプリ連携による自動化が初めての方にもおすすめです。
業務効率の向上を目指す方は、ぜひYoomを試してみてください。
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