LINE公式アカウントとChatworkの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-14

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらChatworkに通知する方法

k.hieda

LINE公式アカウントは多くの企業で、顧客とのやり取りに利用されています。
受け取ったメッセージを管理する上で、素早く情報を共有してタスクに反映することは重要ですが、業務が立て込んでいると対応を忘れてしまうこともあるかもしれません。

そんな時にYoomを活用すれば、手作業を行うことなくフローを完結できるようになるはずです!

LINE公式アカウントとChatworkを連携することで、メッセージを自動でChatworkに通知する運用が実現できるため、タスクの反映忘れや情報の誤転記などのミスが減る可能性があります。
さらに、メッセージの転送作業を効率化し、チーム全員にリアルタイムで情報を共有できるので、チーム連携の強化も見込めるでしょう。

アプリ同士の連携にはプログラミングが必要でしたが、Yoomのフローボットテンプレートを使えばノーコードで実装できます。
ぜひ最後までお読みいただき、便利な活用方法をご覧くださいね。

こんな方におすすめ

  • LINE公式アカウントとChatworkを活用している方
  • LINE公式アカウントとChatworkを連携して、業務効率化を考えている方
  • LINE公式アカウントとChatworkを連携して、問い合わせ管理をされている方
  • LINE公式アカウントとChatworkを連携して、顧客・タスク管理に活用されている方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

ここからは、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらChatworkに通知する自動化を、Yoomのテンプレートフローボットを使って解説します。</span>

LINE公式アカウントとChatwork連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

LINE公式アカウント

  • アクセストークン(Channel Access Token (Long-Lived))

>ヘルプ:LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法

Chatwork

  • Chatworkアカウント情報(メールアドレス、パスワード)
  • Chatworkの通知を送るルームのID

>ヘルプ:ChatworkのルームIDの確認方法

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

LINE公式アカウント

検索結果からLINE公式アカウントを選択します。事前準備で得た値を入力する画面が表示されます。

アカウント名は任意の値(メールアドレスなど)になります。各必須項目を入力し、追加ボタンをクリックします。
これでLINE公式アカウントのマイアプリ登録ができました。

Chatwork

検索結果からChatworkを選択します。アカウントへのログインが求めらる画面が表示されます。

連携するアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、Yoomからのアクセスを許可してください。

これでマイアプリ登録が完了です。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録後、こちらのバナーをクリックしましょう。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

赤枠内のタイトルをクリックすると、設定画面に遷移します。

ステップ3 アプリトリガー 「ユーザーからメッセージを受けとったら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリックしましょう。

LINE公式アカウントの友だちからのチャットをトリガーとし、情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目はすでに初期設定されています。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • LINE公式アカウントと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

Yoomの画面で表示させたWebhook URLをコピーします。LINE公式アカウントの管理画面を開き、Webhook URLを入力しましょう。

>ヘルプ:LINE公式アカウントのWebhookイベントの設定方法

LINE公式アカウントのトグルをONにした後、Yoomの画面に戻りテストに進みます。

→テストをクリック →成功 アウトプットからチャットの送信内容が取得できました。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「Chatworkに通知する」

テンプレートの2つ目をクリックしてください。

このプロセスではChatworkへ自動送信する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Chatworkと連携するアカウント情報
  • アクション

→次へをクリックしましょう。

(2/2)API接続設定

  • ルームID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、候補のルームが表示されます。該当のルームを選ぶと、ID情報を引用可能です。
  • メッセージ内容
  • 編集欄をクリックすると、抽出したアウトプットがプルダウンに表示されます。項目をクリックすると、引用コードが自動で埋め込まれます。引用コードの前に、項目を入力しておくとわかりやすくなります。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします 今回のフローでの設定はここまでです。

ステップ5 アプリトリガーをONにする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

アプリトリガーをONにして、フローボットを起動します。

<span class="mark-yellow">プログラミングを使わず、短時間で自動化を実現できました。</span>今回のテンプレートはこちらです。

LINE公式アカウントやChatworkを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもLINE公式アカウントやChatworkのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら追加する

自動同期により、登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことで、ユーザー情報の一元管理を実現できるかもしれません。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらアップロードする

自動化フローによりファイル受信からストレージへの保存までのタイムラグが解消され、後続業務をスムーズに進められるようになるはずです。

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら追加する

LINE公式アカウントで新たなユーザーが友だち追加した際にリアルタイムで情報が追加されるので登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを抑制できる可能性があります。

Chatworkを活用した自動化例

新しい情報が登録されたら、Chatworkに通知する

通知を自動化することができるため、宛先誤りや文章の記載ミスといったヒューマンエラーの防止にも効果を発揮するでしょう。

Chatworkでメッセージが送信されたら、投稿内容を追加する

Chatworkで送信されたメッセージを他のツールに追加するため、転記ミスや情報の食い違いを最小限に抑えられると予想されます。

内容を文字起こしし、Chatworkに通知する

アップロードされた内容から音声を文字起こしし、Chatworkに通知するため、手動作業を最小限に抑えられるようになるかもしれません。

LINE公式アカウントとChatworkを連携するメリット

メリット1 使い慣れたツールへの自動通知で対応効率がアップ

LINE公式アカウントに届いたメッセージをChatworkに自動通知することで、情報を手作業で転送する必要がなくなるはずです。
プロジェクトマネージャーやチームリーダーは、Chatwork上でメッセージの内容をすぐに確認でき、タスク化の指示をチームに迅速に伝えることが可能です。
このフローにより、進行中のタスク状況を即座に把握し、管理作業がスムーズに進行するようになるでしょう。

メリット2 デバイスに依存せず外出先からでも対応可能

LINE公式アカウントに届いたメッセージがChatworkに自動で通知されることで、手動での情報転送が不要になると予想されます。
この自動化により、担当者がメッセージを確認し忘れるリスクが減り、情報共有がスムーズに行わるようになるでしょう。
営業やカスタマーサポート担当者は、各自でリアルタイムにメッセージを確認し、迅速に対応できます。
手作業の手間が減ることで、業務負担の削減にも寄与しそうです。

まとめ

LINE公式アカウントのメッセージをChatworkに自動通知するフローボットを使えば、手動でのメッセージ転送作業を省き、リアルタイムで情報をチーム全員に共有できます。
また、Chatworkのタスク管理機能を活用すれば、メッセージをすぐにタスク化して一元管理が実現できるでしょう。

タスクが把握しやすくなり、進行管理もスムーズになります。結果として、作業の抜け漏れが減ることが期待できます。

<span class="mark-yellow">プログラミングの知識がなくても、今日から自動化を始められます。ぜひお試しください!</span>
では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Chatwork
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