2024/08/20
アプリ同士の連携方法

【自動通知】MailchimpとSlackを連携してメール開封状況を把握する!

e.koyama

目次

Web広告やSNSによるマーケティングに力を入れる企業も増え、メールマーケティングはもう古いという声もありますが、ターゲットを絞ったアプローチを行えることや効果測定が容易なこと、低コストで運用できることなどはメールマーケティングを続けるに足るメリットといえます。
特に、ECの市場規模は年々拡大しているため、その購買者層を狙ったメールマーケティングによって顧客の定着やリピーターの獲得を目指すのも良いでしょう。

社内での情報共有にチャットツールSlackを使っている場合、メールマーケティングツールのMailchimpと連携することで顧客のメール開封情報をリアルタイムに自動で通知することが可能です。
メールの開封情報を顧客への迅速なコミュニケーションや効率的なフォローアップにつなげられることは、メールマーケティングを行う企業にとっては有用です。

MailchimpとSlackを連携するメリット

では、MailchimpとSlackの連携のメリットについて詳しくお伝えします。

メリット1: リアルタイムでの顧客対応が可能になる

MailchimpとSlackを連携することで、配信したメールが開封されてすぐ、Slackへ自動で通知が届くように設定できます。営業チームやカスタマーサポートチームの担当者はリアルタイムで顧客の関心を把握し、個別の顧客へ対応することが可能です。
例えば、新製品の案内メールが開封された場合、すぐに該当者へフォローアップの電話をかけたりメールを送ったりすることで、顧客の興味を引き続けることができます。

メリット2: チーム全体のコミュニケーション向上につながる

Slackは連絡手段としてだけでなく、チームでのコミュニケーションをとるためにも有用です。
Mailchimpとの連携で配信メールの開封情報をSlackのチャンネルに自動通知することで、チーム全体が情報を把握することができます。これにより、各メンバーがMailchimpにアクセスして情報を確認する手間が省けます。

Slackのスレッド機能があれば、開封情報の自動通知に紐づけ、個別対応を行うことの連絡をしたり、マーケティングや営業の計画変更の相談を行ったりすることが可能です。マーケティングと営業、営業とカスタマーサポートなどの異なる業務担当者間でコミュニケーションを深め、一体となって顧客に対応することができます。

YoomでMailchimpとSlackを連携

主な連携のメリットについては、ここまでご説明した通りです。
連携や自動化に興味をお持ちいただけましたか?

メリットや自動化できることは分かったけど実際にやるのは難しそう…と思った方も、ご安心ください!
ノーコードツールYoomを利用することで、プログラミングの知識や技術がなくても簡単に設定することができます。

Yoomにまだ登録していない方はこちらからアカウント発行をどうぞ。
フリープランや有料プランの2週間トライアルもありますので、予算ゼロからでもお試しいただけます。

また、登録前にもう少し情報が欲しい、という方は連携アプリ一覧テンプレート一覧をご覧ください。連携可能なアプリ、自動化できる操作や業務フローの確認が可能です。

MailchimpとSlackの連携フローの作り方

それでは、実際にMailchimpとSlackの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

今回は、テンプレートを使ったMailchimpでメールが開封されたら、Slackに通知する業務フローの作成手順をご紹介します。

はじめる前に

1.Yoomにログインしてください。

2.以下の「試してみる」ボタンから、Yoomのテンプレートをコピーしてください。

ステップ1:MailchimpとSlackをマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1.左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Mailchimp、Slackをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。

‍ステップ2:Mailchimpで送ったメールが開封されたら起動するトリガーを設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分に入力することで、任意のタイトルに変更可能です。

2.フローボットの「アプリトリガー メールが開封されたら」をクリックしてください。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 「アプリトリガーのタイトル」を必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 トリガーの起動間隔:任意の時間を選択してください。
 キャンペーンID:対象のキャンペーンを選択してください。

5.テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。
 ※設定がうまくできない場合は、公式Help Centerの記事をご一読ください。

ステップ3:Slackに通知するアクションを設定

1.フローボットの「アプリと連携する Slackに通知する」をクリックしてください。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 投稿先のチャンネルID:任意のIDを入力してください。
 メッセージ:通知文の内容を入力してください。ステップ2で取得したアウトプット情報の参照が可能です。

 ※下図は入力例です。

 ※設定がうまくいかない場合、以下を参考にしてください。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、Mailchimpでメールが開封されたら、Slackに通知するフローの完成です。

まとめ

MailchimpとSlackを連携することで、メール開封情報の通知を自動化し、顧客への迅速なフォローアップにつなげることが可能となります。また、Slack上での通知をもとにチームのコミュニケーションを深め、担当業務を問わずメンバー一体となって顧客へ対応することができます。

Yoomを利用すれば、連携と自動化の設定を簡単に行うことができます。顧客対応のスピード向上によって顧客の定着やリピート購入数の増加を図るためにも、ぜひYoomを活用して関連業務の自動化を進めてください!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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