資料作成やSNS運用をしていると、パッと目を引く文字入りの画像が欲しくなる瞬間、ありますよね。デザインを一から作るのは手間がかかりますが、かといって画像生成AIに頼むと、イラストは綺麗なのに文字が崩れてしまって使い物にならない……そんなもどかしい経験はないでしょうか?そこで今回は、文字の描写に特化した画像生成AI、Ideogramを試してみました!
これまでのAIが苦手としていた正確な文字入れを強みとするこのツールは、果たして画数の多い漢字や日本語のロゴ作成にも対応できるのか?実際のビジネスシーンで使えるクオリティなのか、日本語プロンプトでの挙動を含めて徹底的に検証していきます!
🔍Ideogramとは?文字生成に特化したAI
Ideogram(イデオグラム)は、Googleの元研究者らが立ち上げたスタートアップ企業によって開発された画像生成AIです。
このツールの最大の特徴は、従来の画像生成AIが苦手としていた「タイポグラフィ(文字のデザイン)」の生成能力が非常に高い点にあります。
MidjourneyやStable Diffusionなどの有名な画像生成AIでも、画像の中に意味のある文字を正確に描くことは難しい課題でした。しかし、Ideogramはこの課題を克服し、ロゴデザイン、ポスター、Tシャツの柄など、文字を含む高品質な画像の生成を得意としています。
バージョンIdeogram 3.0では、さらにリアリズムと描写精度が向上し、複雑なレイアウトや長文のテキストも自然に画像内に配置できるようになっています。
💡Yoomは画像生成AIを使った業務フローを自動化できます
👉 Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!
画像生成AIは非常に強力なツールですが、業務で活用しようとすると、プロンプトの作成や生成された画像の保存、SNSへの投稿といった前後の作業に意外と手間がかかるものです。
しかし、Yoomを活用すれば、これらの作業を連携させ、自動化フローを構築することが可能です。例えば、以下のような自動化が実現できます。
- リサーチの自動化:トレンド情報を収集し、AIに指示するプロンプトを自動作成する。
- 生成の自動化:画像生成AIと連携し、決まった時間に画像を自動生成する。
Yoomを使えば、クリエイティブな作業以外の事務作業を自動化し、より本来の業務に集中できるようになります。
Outlookで特定の件名のメールを受信したら、OpenAIで画像生成を行いMicrosoft Excelに記録する
試してみる
■概要
メールでの画像生成依頼のたびに、手動でAIツールを操作し、結果をファイルにまとめる作業に時間を取られていませんか?
このワークフローは、Outlookで特定のメールを受信すると、OpenAIが自動で画像を生成し、Microsoft Excelに情報を記録します。一連の作業を自動化できるため、手作業による依頼対応から解放され、よりクリエイティブな業務に集中できる環境を構築します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Outlookで受けた依頼をもとに、手作業で画像生成を行っているデザイナーやマーケターの方
- OpenAIを活用した画像生成のプロセスを自動化し、チームの生産性を向上させたいと考えている方
- 生成した画像のURLや関連情報をMicrosoft Excelで管理しており、その入力の手間を削減したい方
■このテンプレートを使うメリット
- Outlookでのメール受信から画像生成、Microsoft Excelへの記録までが自動化され、これまで手作業に費やしていた時間を短縮することができます
- 依頼内容の転記ミスやExcelへの記録漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、より正確な業務遂行を支援します
■フローボットの流れ
- はじめに、Outlook、OpenAI、Microsoft ExcelをYoomと連携します
- 次に、トリガーでOutlookを選択し、「特定の件名のメールを受信したら」というアクションを設定します
- 次に、オペレーションでOpenAIを選択し、「テキストから画像を生成する」アクションを設定し、トリガーで受信したメール本文などをプロンプトとして利用します
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Excelを選択し、「レコードを追加する」アクションを設定して、生成された画像のURLなどの情報を指定のファイルに記録します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Outlookのトリガー設定では、どのフォルダを監視対象にするか、また件名や本文に特定のキーワードを含むメールのみを対象とするかなどを任意で設定できます
- OpenAIで画像を生成する際のプロンプトは自由にカスタマイズでき、Outlookで受信したメールの件名や本文といった情報を変数として組み込むことも可能です
- Microsoft Excelに情報を記録する際、どの列にどの情報を出力するかは柔軟に設定でき、OpenAIで生成した画像URLや元のメール情報を任意で割り当てられます
■注意事項
- Outlook、OpenAI、Microsoft ExcelのそれぞれとYoomを連携してください。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
- ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
- Microsoft Excelに対して値の追加や更新を行う際は、データベースを操作するオペレーションの設定をご参照ください。
Shopifyで商品情報が作成されたら、OpenAIで画像生成を行い結果をGoogle スプレッドシートに記録する
試してみる
■概要
Shopifyで新しい商品を登録するたびに、商品画像を準備する作業に手間がかかっていませんか?特に、多くの商品を扱うECサイトでは、画像作成や管理が大きな負担になることもあります。
このワークフローを活用すれば、Shopifyへの商品登録をトリガーに、OpenAIが自動で画像を生成し、その結果を指定のGoogle スプレッドシートに記録するため、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Shopifyでの商品登録と画像作成を手作業で行っており、効率化したいEC担当者の方
- Shopifyの運用で、商品画像の生成を自動化したい方
- 商品画像の作成コストや管理の手間を削減し、コア業務に集中したいストアオーナーの方
■このテンプレートを使うメリット
- Shopifyへの商品登録を起点に画像生成から記録までが自動化されるため、これまで手作業で対応していた時間を短縮できます
- 生成された画像のURLや関連情報が自動でGoogle スプレッドシートに集約されるため、情報管理が容易になり、確認漏れなどを防げます
■フローボットの流れ
- はじめに、Shopify、OpenAI、Google スプレッドシートをYoomと連携します
- 次に、トリガーでShopifyを選択し、「商品情報が作成されたら(Webhook)」というアクションを設定します
- 次に、オペレーションでOpenAIの「テキストから画像を生成する」アクションを設定し、Shopifyから取得した商品情報を基に画像を生成します
- 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、商品情報と生成された画像のURLなどを指定のシートに記録します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- OpenAIの画像生成アクションでは、プロンプト(指示文)を自由にカスタマイズできます。Shopifyから取得した商品名などの情報を変数としてプロンプトに含めることで、商品に合わせた画像を生成することが可能です
- Google スプレッドシートへの記録アクションでは、出力先のスプレッドシートやシート、書き込む列などを任意で設定できます。既存の商品管理シートなど、用途に応じた場所に情報を記録してください
■注意事項
- Shopify、OpenAI、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
- Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
- ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
- ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
🇯🇵Ideogramの日本語対応状況
多くの海外製AIツールと同様、Ideogramも基本インターフェースは英語ですが、日本語ユーザーにとって嬉しい対応が進んでいます。
プロンプト(指示出し)の日本語対応
Ideogramは、日本語でのプロンプト入力に対応しています。
以前は英語で指示を入力する必要がありましたが、現在は日本語で入力した内容をAIが理解し、自動的に最適な英語プロンプトへ変換してくれる「Magic Prompt」機能が搭載されています。
この機能のおかげで、「カフェの看板」や「未来都市の風景」といった短い日本語を入力するだけで、AIがその意図を汲み取り、詳細な描写を含んだプロンプトに拡張してくれます。
英語が苦手な方でも、直感的に使いこなすことができるでしょう。
画像内文字の日本語対応
画像の中に描かれる文字についても、以前のバージョンに比べて日本語の再現性が向上しています。ひらがなやカタカナといったシンプルな文字であれば、比較的正確に描写されるケースが多くなっています。
しかし、「鬱」や「薔薇」のような画数が多い文字は、線が省略されたり、部首のバランスが崩れたりすることがあります。
そのため、ロゴや見出しのような短いフレーズであれば実用的なレベルに近づいていますが、長文のテキストを完全に正確な状態で生成するのは、今のところ試行回数が必要になる点に注意が必要です。
🚀Ideogramの始め方と使い方
Ideogramはブラウザ上で動作するため、特別なソフトのインストールは不要です。Google・Apple・Microsoftのいずれかのアカウントがあればすぐに始めることができます。
アカウント登録手順
1. Ideogramの公式サイトにアクセスします。
2. 「Sign up with Google」ボタンをクリックし、Googleアカウントでログインします。
3. 利用規約に同意し、ユーザー名を設定すれば登録完了です。