2024/09/10
アプリ同士の連携方法

【プログラミング不要】oviceとLINEを連携し、メンバーの入退室をLINEで自動通知する方法

t.nakaya

目次

メンバーの入退室状況を把握することは、チームのスムーズな運営に役立ちます。
しかし、実際には突然の離席や特定のルームへの戻りなど、メンバーの動きを正確に把握するのは意外と難しいものです。
そこで、Yoomを活用してoviceとLINEを連携し、メンバーの入退室状況を自動的に通知する自動化の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
これにより、情報の把握が容易になり、業務の効率化が期待できます。
この記事では、この連携によって得られる具体的なメリットと、その設定方法について詳しく解説します。

oviceとLINEを連携するメリット

以下では、具体的なシチュエーションを通じて、oviceとLINEを連携することによって得られるメリットを2つご説明します。

メリット1: 状況把握の簡素化

oviceとLINEを連携させることで、メンバーの入退室状況をLINEで通知することが可能になります。
例えば、マーケティング部のリーダーが会議の準備をしている際に、チームメンバーが突然外出した場合でも、「田中さんが離席しました。離席理由: 顧客との打ち合わせ」という通知がLINEに届くことで、リーダーはメンバーの状況を正確に把握できます。

メリット2: コミュニケーションの円滑化

通知するメッセージ内容は自由に構成することができ、離席メモの内容を通知することができます。
この連携によって、単なる入退室の通知以上に、メンバーの状況や業務の進行状況に対する理解がしやすくなるでしょう。
例えば、突然の外出が顧客との打ち合わせや重要なタスクによるものであると把握できれば、リーダーは適切な対応やフォローアップを行いやすくなります。
リーダーやマネージャーは管理が楽になるでしょう。
入退室の情報が自動的に通知されることで、コミュニケーションの手間の減少と、チームの協力体制の強化に期待が出来ます。

[Yoomとは]

oviceとLINEの連携フローの作り方

ここからは「oviceで入退室したらLINEに通知する」フローの設定についてご紹介します。
最初に、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。

ステップ1: Yoomにログイン

(1)下記のバナーの「詳細を見る」から、「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。

(2)次に、ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
コピーしたテンプレートはプロジェクト一覧の「マイプロジェクト」に格納されていますので、そちらを確認してください。
(3)以下の画面が表示されたら、ステップ2に進んでください。

ステップ2: oviceの設定

次に、oviceの設定に移ります。
(1)画面左側にある「マイアプリ」をクリック
(2)次に、画面右側に表示される「+新規接続」をクリック

(3)アプリの一覧からoviceを選択
(4)新規登録画面の指示に従って、以下を設定

  • アカウント名
  • アクセストークン
  • クライアントID

(5)「追加」をクリックし、マイアプリ登録が完了です。

ステップ3: LINEの設定

次はLINEの設定です。これも「マイアプリ」に登録します。
(1)アプリの一覧からLINEを選択
(2)メールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリック

(3)認証番号が表示されたら、スマートフォン版LINEで本人確認を行います。
(4)本人確認が完了したら、通知を送りたいトークルームを選択することができます。

(5)「同意して連携する」をクリックすれば、LINEの設定も完了です。
ここまで来たら、 コピーしたテンプレートに戻りましょう!
(6)プロジェクト一覧から「マイプロジェクト」をクリック

(7)コピーしたテンプレートをクリック
(8)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリックし、ステップ4に進みましょう。

ステップ4: トリガーとアクションの設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※既に設定されているタイトルをそのまま使用しても大丈夫です。
(3)トリガーアクションは「Webhookを受信したら」を選択

(4)「次へ」をクリック
■アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

(5)画面の指示にしたがってWebhookURLをコピーし、以下の設定を行ってください。

  •  oviceの管理画面でWebhookを設定
  • Webhook設定時のポストデータ部分に値を設定

(6)「テスト」でエラーが出なければ「保存する」をクリック
(7)続いてアプリトリガーの下に表示される「アプリと連携する」をクリック

(8)タイトルを設定
(9)アクションは「トークルームにメッセージを送信」を選択

(10)「次へ」をクリック
■API接続設定

(11)メッセージには、テキストと「入退室したら」アウトプットを組み合わせて自由に構成が可能です。

(12)「テスト」でエラーが出なければ、「保存する」をクリック
(13)以下の画面が表示されたら「トリガーをON」をクリック

これで、oviceとLINEの連携設定が完了しました。
今回紹介したフローボットのテンプレートは、以下からYoomに登録して利用することができます。

その他のoviceとLINEを使った自動化の例

ここでは、oviceとLINEを使った具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。

1.oviceで入退室が行われたらGoogle Chatに通知するフローです。Google Chat以外にもさまざまなアプリに通知するテンプレートがありますので、ぜひテンプレート一覧で検索してみてください。

2.Googleスプレッドシートで行が追加されたらoviceに通知するフローです。タスク管理や情報管理をGoogleスプレッドシートで行っている場合は、こちらも見てみて下さいね。

3.Gmailで受け取った内容をLINEにも通知するフローです。メールの見落としを防ぐのに活用できそうですね。

まとめ

oviceとLINEをYoomで連携させることで、メンバーの入退室状況を通知することが可能です。
この自動化により、突然の離席などの情報が正確に通知され、スムーズなフォローアップが可能になりますね。
さらに、oviceは企業内の利用にとどまらず、地域イベントや教育機関での出席確認にも活用されています。
今回紹介した自動化は、企業だけでなく、地域コミュニティや教育機関にも最適です。
ぜひ、Yoomでこの連携方法を試してみてください。

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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