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情報収集やリサーチに時間がかかりすぎて、「本来やりたい仕事になかなか手が回らない…」と感じることはありませんか?
せっかく調べても情報が古かったり、出典があいまいで使えなかったりすると、最初からやり直す羽目になることも少なくありません。
そこで本記事では、AI搭載の対話型検索エンジン「Perplexity(パープレキシティ)」に注目し、基本的な使い方から実務での活用イメージまで解説します!
まずは、Perplexityの概要を解説します。
本記事は、以下のような方を対象としています。
Perplexityは、AIを活用した対話型の検索エンジンです。
Googleなど従来の検索エンジンでは、キーワードを入力するとWebページの一覧が表示され、その中から自分で必要な情報を探す必要がありますよね。
一方、Perplexityは普段の会話のような自然な言葉で質問するだけで、AIがインターネット上の情報を調べ、質問の意図を理解したうえで要点をまとめて回答してくれます。
どのサイトを読むかを考える手間が減り、知りたいことをすぐに把握できるため、情報収集やリサーチの効率を高めたい方にとって便利な検索ツールです。
Perplexityの主な特徴は、以下の3つです。
こうした強みと注意点を理解しておくことで、Perplexityをより安全かつ効率的に活用できます。
Perplexityを使うと、リサーチや情報整理がぐっとラクになります。
具体的には、以下6つのことが可能です。
「フォーカス」機能を使えば、検索対象をWeb全体や学術情報、YouTubeなどに限定できます。ほしい情報にピンポイントでたどり着けるため、無駄な情報を省き、効率的にリサーチできます。
手持ちのPDFやテキストファイルをアップロードすれば、その内容について質問したり要約したりできます。長い契約書や論文の要点をサクッと把握したいときに便利です。
検索結果や対話履歴を「スペース」というフォルダのような機能で整理できます。プロジェクトやトピックごとにまとめ、チームで共有することも可能です。
まとめた情報をそのままWebページに変換して、他の人と手軽に共有できます。Pages機能は、有料プランから利用可能です。
「タスク」機能を使うと、決まったプロンプトを自動で実行するようスケジュールできます。定期的な情報収集もこれでラクラクです!設定はサイドバーやスペースから行います。
Chrome拡張の「AI Companion」を使えば、見ているWebページをその場でサクッと要約可能です。コピーや整理の手間を減らせます。
ここでは、B2Bマーケティング担当者が実際に業務で活用するシーンを想定し、Perplexityの使い方を解説します。
はじめに、Perplexityのアカウント設定を行います。
Perplexityのホームページにアクセスします。
サインインまたはアカウントを作成します。
ここでは、「Googleで続ける」を選択しました。
使用するアカウントを選択します。
アクセス許可画面が出てきたら、「次へ」をクリックします。
以下のチャット画面が表示されたら、設定は完了です!
アプリストアで「Perplexity」と検索します。
Google Playの場合は「パープレ - なんでも相談できるAI」、App Storeの場合は「Perplexity - 自由に尋ねるアプリ」を選び、インストールします。
インストールが終わったら、アプリを開いてください。
「サインイン」をタップします。
ログイン方法を選択します。
ここでは、「Googleで続ける」を選択しました。
「続行」をタップします。
アカウントを選択します。
アカウントの確認画面が表示されたら、「続行」をタップします。
以上で、スマホアプリの設定は完了です!
今回は、以下2つの実践的な使い方を検証・解説します。
まずは、記事ネタ探しと一次情報の確認を目的に、直近1ヶ月のSaaS業界のトレンドを収集・要約してみます。
単なる要約ツールとしてではなく、検索・裏取り・整理の工程をどこまで任せられるかを重視しました。
STEP1:Perplexityにアクセスし、検索条件を絞り込む
まず、Perplexityのトップページ(https://www.perplexity.ai/)にアクセスします。
入力欄右下の「フォーカス」をクリックします。
広く情報を集める場合は「ウェブ」、論文などから探す場合は「学術」を選択します。今回は「ウェブ」のまま進めます。
STEP 2:プロンプト(質問)を入力して検索する
入力欄に自然な言語で質問を入力します。単語だけでなく、どの形式でまとめてほしいかを指定するとより精度の高い回答が得られます。
入力例:
> 2025年の日本のB2B SaaS市場における主要なトレンドを3つ挙げ、それぞれの背景と具体的な事例を教えてください。
STEP 3:回答とソースを確認する
AIが検索を実行し、回答を生成します。体感では1〜2秒ほどで結果が表示されました!
Perplexityの最大の特徴である「ソースの明示」を確認してみましょう。
回答の文末にある「情報源」にポインタを合わせると、引用元ページにアクセスできます。内容に誤りがないか、信頼できるサイトからの情報かを目視でチェックすることが大切です。
STEP 4:追加質問で深掘りする(対話型検索)
一度の検索で終わらせず、気になったポイントをさらに深掘りします。
Perplexityは文脈を記憶しているため、主語を省略しても会話が成立します。
追加質問例:
> その中で直近1ヶ月のトレンド・ニュースはありますか?
期間を定めたところ、より具体的なニュースが出てきました!
また、参照元を見てみると、直近1ヶ月以内に公開された記事が中心となっています。
ただし、中には1年以上前に公開された記事も混ざっていました。
このあたりは、プロンプトをさらに具体的にする必要がありましたね。
STEP5:検索結果を要約する
次に、調査した結果を要約してもらいます!
「要約して」と指定すると、Perplexityが検索結果を整理・要約してくれます。
ただ「わかりやすく要約して」と指示しただけでは、ニュースが箇条書きで並ぶだけになり、記事のネタとして活用するには少し物足りない印象でした。
そこで次は、要約の方法や形式を具体的に指定してみます。
すると、必要な情報が整理された形でアウトプットされ、内容の全体像がグッとつかみやすくなりました!
記事タイトル案まで提案してくれるため、構成を考える手間が省けて、記事作成のスタートがとてもラクになります。
以上で、今回の検証は終了です。
検証結果を以下3つの観点で見ていきます。
①情報ソースが明示されるか
Perplexityの回答には、参照元とURLが表示されます。どの記事を根拠にしているのかがひと目で分かるため、執筆前に一次情報へアクセスしやすく、ファクトチェックにかかる時間を短縮できます。
一方で、複数記事をまとめた要約では、どの記述がどのソースにもとづくのか分かりにくいこともありました。引用が前提のコンテンツでは、参照元をひとつずつ開いて確認するひと手間が必要だと感じます。
②対話型で検索できるか
対話型検索の使い勝手も優秀です。「直近1ヶ月の記事に限定して」「もう少し具体的に」といった追加指示にも対応し、会話を続けるだけで情報を絞り込めます。検索キーワードを何度も打ち直す必要がなく、思考を止めずに記事ネタ探しを進められる点は、従来の検索エンジンにはない強みです。特に、トレンドのあたりをつけたい場面では、ストレスの少なさが際立ちました!
③リアルタイムな情報を取得できるか
リアルタイム性についても一定の評価ができます。「直近1ヶ月」といったややあいまいな条件でも、現在の日付を基準に記事をピックアップしてくれます。最近公開されたニュースが中心となるため、業界全体の流れを把握するには十分な鮮度です。
ただし、無料プランでは一部に古い記事やリンク切れが混ざることもあり、速報性を重視するテーマでは、公開日を確認する必要があります。
実際に使ってみて最初につまずいたのは、指示の出し方です。「わかりやすく要約してください」といったあいまいな依頼では、想定していた切り口や形式では返ってきません。
記事ネタとして使える情報を得るには、期間・対象・出力形式・知りたい観点などを具体的にプロンプトへ落とし込む必要があります。
一方で、その癖を理解してプロンプトを調整すると、状況は一変します。条件を一つずつ追加しながら対話を重ねることで、必要な情報をピンポイントで引き出せました。試行錯誤しやすく、慣れてくるほど情報収集のスピードは向上します。最初は戸惑うものの、使い方さえつかめば、Perplexityは編集者にとって十分に頼れるツールだといえます。
次に、Perplexityの「スペース」機能を使い、特定トピックを1時間でどこまで深掘りできるかを検証しました。
今回のゴールは、新技術に関する概要や活用例、市場動向、課題などの情報をひとつのスペースに集約し、スペースURLを共有することで、知識のない第三者でも理解できる状態にすることです。
今回は、AIエージェントについて調査を行います。
STEP1:スペースを作成する
はじめに、チームメンバーと情報を共有するためのスペースを作成します。
スペースとは、特定のテーマに関する情報を集めて整理できるデータベースのような機能です。
まず、サイドメニューの「スペース」をクリックします。
画面右上の「+新しいスペース」をクリックします。
表示された画面で、スペース名と説明文を入力してください。
以上でスペースの作成は完了です!
STEP 2|全体像を把握する検索とスペースへの保存を行う
新しいスレッドを作成して、以下のような質問を順に実行します。
有用な回答が得られたら、そのスレッドをスペースに保存します。
スレッド画面右上の「•••」をクリックし、「+スペースに追加」を選択してください。
保存先のスペースを選択します!
スペースを開き、スレッドが保存されているか確認してみます。
無事に保存されていますね!ここに情報を追加していったら、テーマごとのデータベースが作れそうです。
スレッド名が質問形式のままだと視認性が悪いので、わかりやすいタイトルに変更してみます。
スレッドの「•••」をクリックし、「スレッドの名前を変更する」を選択するとタイトルを変更できます。
編集したら、保存しておきましょう。
あとは、必要な情報が得られるまで上記手順を繰り返します!
【ポイント】
スレッドをスペースに追加すると、そのスレッド内のやり取りはすべて保存されます。調査項目が変わるときや、一時的な確認のための検索を行うときは、新しいスレッドを作成して切り分けておくと、あとから見直すときに理解しやすくなります。
今回は以下のように質問ごとにスレッドを作成して、スペースにまとめてみました。
STEP3:スレッドをスペースと共有する
STEP2までの手順だけでは、スペース内のスレッドは自分だけが見られる状態です。チームメンバーと共有するには、スレッドを共有する設定にする必要があります。
スレッドの「•••」をクリックし、「スレッドをスペースと共有」を選択します。
「共有スレッド」タブを開くと、無事にスレッドが共有されていることを確認できました!
これで他のメンバーも、あなたが作成したスレッドを閲覧できるようになります。
自分だけのスレッドとメンバーに共有するスレッドをスペース内で分けて管理できるのは、柔軟性が高くて便利ですね!
STEP4:スペースをチームメンバーへ共有する
最後に作成したスペースをチームメンバーが閲覧できるように設定します。
スペース画面右上の「共有」をクリックします。
アクセスビューを見ると、以下2つの選択肢があります。
特定の人に共有したい場合は、「招待されたメンバーのみ」を選び、相手のメールアドレスを登録します。
すると、招待した人にメールが送られ、このスペースを閲覧できるようになりますよ!
以上で、AIエージェントの調査からスペースで情報を整理・共有する一連の流れが完了です。
検証結果を以下3つの観点で見ていきます。
①1時間で判断に使えるレベルまで到達できたか
結論として、1時間で判断に使える基礎知識には到達可能です。AIエージェントの概要や仕組み、AIチャットツール・自動化ツールとの違いを整理でき、このスペースを読み込めば自分の言葉で説明できそうです。
一方で、BROやA2X、AXなど若手には馴染みのない用語が多く、事業イメージまで落とし込むには情報が足りませんでした。このあたりは、追加で調べる必要がありそうです!
とはいえ、Perplexityを使わなければ同じ時間でここまで整理するのは難しかったと感じました。
②蓄積型リサーチとして使えるか
一度きりの調査ではなく、今後の調査の土台として十分に使えると感じました。同じスペース内で質問を重ねるごとに理解が深まる実感があり、調査の履歴がそのまま知識の土台になります。このまま情報を追加していけば、事業検討資料や社内プレゼンにも転用できるレベルまで育てられそうです!
③あとから見返せる・他人に渡せる状態まで整理できるか
共有性についても実用的です。スペースを開けば、何を調べたものかはすぐに把握できます。スペース名や保存したスレッド名をわかりやすくしておくと、チームメンバーが見たときに迷いづらくなります!
ただし、スレッドの並び替えができないため、深掘り後に基礎調査へ戻ると情報の流れが追いにくくなる場面はありました。この点は今後の改善に期待したいところです。
最初に戸惑ったのが、スレッドとスペースの関係です。スレッドをスペースに追加すると、そのスレッド内のやり取りはすべて保存されます。「この回答だけ保存したい」と思っても、途中から切り分けることはできません。
あとから見返しやすくするには、「この話題は残す」「これは一時的な確認」といった単位で、最初からスレッドを分ける必要があると感じました。
思考の流れをきれいに残したい場合は、調査前に「何を調べるか」「どんな順番で深掘りするか」をざっくり決めておくことがポイントです。これだけで、スペース内の情報整理がグッと楽になります!
また、スペースは単なる検索結果の保管場所ではなく、ちょっとした作業スペースとしても使えます。
たとえば、市場の動向や競合の戦略変化を定期的に確認したい場合は、タスクの自動化機能で同じプロンプトを定期実行するだけで最新情報を継続的に追跡できます。
調べる、整理する、蓄積するまでを1つのスペースで完結できる点は、実務でこそ効いてくる強みです。
YoomはPerplexityとノーコードで連携できるほか、さまざまなSaaSツールと組み合わせた業務の自動化が行えます。
たとえば、以下のような自動化が可能です。
Perplexityを使った業務の自動化に興味がある方は、ぜひ以下のテンプレートをお試しください!
[Yoomとは]
Perplexityは、調べものに強い検索特化型AIで、実務に取り入れやすいツールです。
参照元の確認が簡単
回答と一緒に記事やURLが表示されるため、情報の出所がすぐにわかります。記事作成や資料作成の裏取りにも安心です。
対話型で検索ができる
会話のように指示を出せるので、検索ワードを何度も考え直す必要がありません。まず全体像をつかんでから、気になる部分だけを深掘りできます。
情報をまとめて整理・共有できる
「スペース」機能を使えば、調査テーマごとに情報をまとめて保存できます。あとから見返したり、ほかの人に共有したりしやすく、一度きりの検索で終わらせずに調査を積み上げていけるのもポイントです。
まずは無料プランで気軽に試してみて、情報収集や下調べがどれだけラクになるのかを体感してみてください。Perplexityを使えば、仕事の進め方も自然と変わっていくはずです。