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Cometで翻訳から競合分析まで一貫対応!業務効率化を実現する活用事例
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Cometで翻訳から競合分析まで一貫対応!業務効率化を実現する活用事例
AI最新トレンド

2026-01-22

Cometで翻訳から競合分析まで一貫対応!業務効率化を実現する活用事例

Yuzuki Amano
Yuzuki Amano

ビジネスの現場において、海外の最新情報をいち早くキャッチアップすることは多くのビジネスシーンで重要な要素とされています。
しかし、英語の技術レポートや市場調査資料を読み込むには多大な時間と労力がかかります。
「翻訳ツールにコピペして、不自然な日本語を解読し、元の文脈を確認する」という作業に疲弊していないでしょうか。
2025年7月にPerplexity AIからリリースされたAIネイティブブラウザ「Comet」は、こうした課題を解決する可能性を秘めています。
Cometは単なる閲覧ソフトではなく、「Comet Assistant」というエージェントを内蔵し、Webページの読み取りから翻訳、要約までを自律的に行うことができます。本記事では、このCometが業務における「翻訳・リサーチ作業」をどれほど効率化できるのかを検証します。

✍️Cometについて

本記事の想定読者

本記事は、主に以下のような方を対象としています。

  • チームで事業企画を担当し、海外の技術レポートや論文の調査・共有を行っている
  • PDF化された海外資料の翻訳や要約に1件あたり20分以上の時間を費やしており、コア業務が圧迫されている方
  • 従来の翻訳ツールのコピペ作業に手間を感じており、ブラウザ一体型のAI翻訳による効率化を知りたい方
  • 「Comet」という新しいAIツールの強みや、セキュリティ上の注意点を含めたリアルな使用感を知りたい方

Cometとは

Comet(Perplexity Comet)は、検索エンジンAIのPerplexityが開発したChromiumベースのWebブラウザです。
Google Chromeと同様の操作性を持ちながら、ブラウザ自体に高度なAIエージェントが統合されています。
主な特徴

  • 出典に基づく信頼性:回答にインライン引用が表示され、情報の検証が容易です。
  • マルチタブ・インテリジェンス:複数のタブを開いて情報を比較・統合・分析できます。
  • 文脈を理解した翻訳:単語の置き換えではなく、専門用語や背景を踏まえた翻訳が可能です。

料金

基本的に無料で利用可能ですが、上位機能を利用するためのComet Plusプランもあります。

⭐翻訳業務は自動化ツールYoomでも効率化できる!

👉

Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!複数のSaaSやAIツールを組み合わせて業務を自動化できるYoomでは、英文メールの翻訳や情報整理といった翻訳業務もスムーズに自動化できます。たとえば、海外から届く英文メールを自動で翻訳し、Microsoft Teamsへの通知やGoogle スプレッドシートへの蓄積まで一気通貫で行えるため、内容確認やチーム共有の手間を大きく削減できます。
下記の自動化テンプレートを使えば、GmailやPerplexityといったツールを組み合わせた翻訳フローも、ノーコードで簡単に試せます。


■概要

海外の取引先から届く英文メールの対応に、手間や時間を取られていませんか?内容を把握するために翻訳ツールへコピー&ペーストし、さらにチームへ共有する作業は、他の業務を圧迫することもあります。このワークフローを活用すれば、特定のメールを受信するだけで内容を自動で翻訳し、Microsoft Teamsへ通知できるため、こうした定型業務を効率化し、迅速な情報共有を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方

  • 海外とのメール対応が多く、翻訳とチームへの共有作業に時間を要している方
  • Microsoft Teamsを活用し、チーム内での情報共有を迅速化したいと考えている方
  • 手作業による翻訳の抜け漏れや共有遅延を防ぎ、業務を効率化したい担当者の方

■このテンプレートを使うメリット

  • メールの受信をトリガーに翻訳から通知までを自動化するため、手作業での翻訳や共有にかかっていた時間を短縮できます。
  • 手作業による翻訳漏れやMicrosoft Teamsへの通知忘れといったヒューマンエラーを防ぎ、確実な情報共有を実現します。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、Microsoft TeamsをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでメールトリガー機能を選択し、Yoomが発行した特定のメールアドレスにメールが届いたらフローが起動するように設定します。
  3. 次に、オペレーションでAI機能の「翻訳する」アクションを選択し、受信したメールの本文を翻訳するように設定します。
  4. 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」アクションを選択し、翻訳した内容を指定のチャネルに投稿するように設定します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • メールトリガー機能で取得したメールの本文や件名などの情報(アウトプット)を、後続のオペレーションでどのように利用するかを設定できます。
  • AI機能の「翻訳する」アクションでは、翻訳対象のテキストと、日本語や英語といった翻訳先の言語を任意で指定してください。
  • Microsoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」アクションでは、通知を送信したいチームやチャネル、投稿するメッセージの内容を自由に設定できます。

■注意事項

  • Microsoft TeamsとYoomを連携してください。
  • AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
  • Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

■概要

海外からの問い合わせメールや外国語のニュースレターなど、翻訳が必要な情報の処理に時間を取られていませんか?メールの内容をコピーして翻訳ツールに貼り付け、さらにその結果を表計算ソフトに転記する作業は、手間がかかる上にミスも起こりがちです。このワークフローを活用すれば、Gmailで特定のラベルが付いたメールを受信するだけで、Perplexityが自動で内容を翻訳し、Google スプレッドシートに情報を整理して追加するため、一連の作業を自動化できます。

■このテンプレートをおすすめする方

  • 海外からのメール対応が多く、翻訳と情報管理の効率化を図りたい方
  • GmailやGoogle スプレッドシートでの手作業による転記ミスをなくしたい方
  • AIを活用して、外国語の情報を効率的に収集・整理したいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

  • Gmailでのメール受信後、Perplexityでの翻訳からGoogle スプレッドシートへの記録までを自動化し、手作業の時間を削減します。
  • 手動でのコピー&ペーストや転記作業がなくなるため、情報の入力間違いや翻訳漏れといったヒューマンエラーを防ぐことに繋がります。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、Gmail、Perplexity、Google スプレッドシートをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでGmailを選択し、「特定のラベルのメールを受信したら」というアクションを設定し、自動化の対象となるメールのラベルを指定します。
  3. 次に、Perplexityを選択し、「テキストを生成」アクションを設定して、受信したメール本文を翻訳するようプロンプトを記述します。
  4. 最後に、Google スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、Perplexityで翻訳されたテキストを指定のシートに追加します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Perplexityの「テキストを生成」で設定するプロンプトは、翻訳する言語の指定(例:「以下の文章を日本語に翻訳してください」)や、要約を追加するなど、目的に合わせて自由にカスタマイズが可能です。
  • Google スプレッドシートに追加するレコード情報は、Perplexityによる翻訳結果だけでなく、トリガーで取得したメールの送信者アドレスや受信日時などを組み合わせて記録することもできます。

■注意事項

  • Gmail、Perplexity、OutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
  • Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

🤔Cometを実際に使ってみた!

Cometの翻訳機能やAIアシスタント機能を活用し、業務効率化を図るための利用シナリオを2つ考案しました。

検証条件

今回の検証では、以下の条件で行います。

  • OS:Windows11
  • Cometバージョン:最新版(Comet Assistant搭載)

検証内容とポイント

1.海外競合サイトのマルチタブ比較分析

海外競合の情報を正確かつ迅速に把握するには、翻訳作業が大きなボトルネックになります。
本検証では、海外の競合サイトを複数同時に開き、日本語へ翻訳しながら情報を統合・比較できる「マルチタブ比較分析」の実力を確認します。 

▼検証ポイント

  1. 複数タブの情報を正確に統合できるか
  2. 英語情報を日本語の比較表に適切に変換できるか
  3. 出典元へのリンクが機能しているか

2.専門的な英語技術レポート(PDF)の文脈翻訳

事業企画担当者は、正確性が求められる海外の一次情報を扱う際、DeepLなどの翻訳ツールと原文を行き来する作業に多くの時間を奪われています。
Cometが「文脈を理解した翻訳」と「コピペ不要の操作」をどの程度実現できるかが焦点です。

▼検証ポイント

  1. 専門用語を文脈に合わせて正しく解釈できるか
  2. PDF全体の内容を網羅できているか
  3. 従来の翻訳方法と比べて作業時間を短縮できるか

検証方法

まずは、公式サイトからインストールを行いCometを起動し、初期設定を終えたらCometのAIアシスタントを起動していきます。
画面右上の「アシスタント」ボタンをクリックするか、ショートカットキー「⌥ + A(Windowsの場合は Alt + A)」を押すと利用可能です。

ここから各検証を行っていきます。

✅検証①海外競合サイトのマルチタブ比較分析

比較したい英語の競合サイトを3つ別のタブで開き、AIアシスタントに以下の指示を行いました。

プロンプト▼

「開いているすべてのタブの内容を分析し、機能、価格、ターゲット顧客を比較するマトリックス表を日本語で作成してください」

【検証結果】

驚くべきことに、分析開始からわずか約20秒で日本語の比較表が完成しました。
検証ポイントで評価すると、以下になります。

精度は期待を大きく上回るものです。

難解になりがちな英語のIT用語も、文脈を汲み取った分かりやすい日本語に変換されています。

複数タブにまたがる情報を漏れなく集約し、指示通り「機能」「価格」「ターゲット」の項目で整理されています。

また、指示には含めていなかった「選定のざっくりした目安」が自発的に提示されました。
「小規模〜中規模で低コストなAI自動化を優先する場合」や「グローバル規模で厳格なガバナンスが必要な場合」といった具体的な判断基準が示され、意思決定のスピードを一段高めてくれる内容です。
単なる情報の整理に留まらず、ビジネスの文脈に沿った「示唆」まで得られる点は、実戦において非常に強力な武器になります。

【失敗したことやポイント】

検証を通じて、AIを使いこなすための重要な注意点も見えてきました。

  • 「階層の深いページ」は事前に開いておく: サイトのトップページだけを開いた状態では、AIが別階層にある「詳細な料金ページ」まで辿り着かないケースがあります。その場合、AIは外部の古いソースや公式外の情報を引用してしまい、正確性が損なわれます。
    「比較したい具体的な内容が掲載されているページ」を直接タブで開いておくことが、情報の鮮度と正確性を担保する絶対条件です。
  • 出典元リンクの最終確認は必須: 出典元へのリンクはほぼ機能していますが、稀にページ構成の相違によりリンク切れやズレが発生します。
    また、外部ソースを参照した場合は「おおむね」といった曖昧な表現が混じることもあります。

確実な公式データが必要な場面では、必ず一次情報のページをタブに揃え、最後にリンクの整合性を目視でチェックする運用をセットにしてください。

✅検証②専門的な英語技術レポート(PDF)の文脈翻訳

行政機関が発行するレポートは、一文が長く専門用語が頻出するため、自力で読み解くには相応の専門知識と時間を要します。
今回は検証の対象として、AI規制に関する欧州委員会の公開ドラフト(全43ページの英語PDF)を用意しました。

PDFを開いた状態でサイドバーのAIアシスタントに対し、以下を指示します。

プロンプト▼

「このPDFレポートの主要な論点を抽出し、専門用語には注釈をつけた上で、日本の事業企画チーム向けに日本語で要約してください。」

【検証結果】

わずか30秒で精緻な日本語レポートへと姿を変えました。
検証ポイントで評価すると、以下になります。


要約内容は単なる直訳ではなく、前後の文脈を考慮した正確な解釈が行われています。