DropboxとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-02

【ノーコードで実現】PNGファイルをJPEGに自動変換する方法

k.hieda

デザイン作業で作成したPNGファイルをWebサイト用にJPEGへ変換したり、様々な場面で受け取ったPNG形式の画像をJPEG形式に統一して管理したりする必要はありませんか?画像ファイル形式の変換は単純作業でありながら、ファイル数が多いとかなりの時間がかかり、手作業ではファイル名の付け間違いや保存場所の間違いといったミスも起こりやすいため、意外と神経を使う業務です。

もし、<span class="mark-yellow">特定の場所に保存されたPNGファイルや、メール、フォームなどで受け取ったPNGファイルを自動で検知し、JPEG形式に変換して指定の場所に保存してくれる仕組み</span>があれば、こうしたファイル変換の手間やミスから解放され、本来集中すべきデザイン業務やコンテンツ作成、データ整理といったコア業務により多くの時間を割くことができるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">PNGファイルをJPEG形式に変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

PNGからJPEGへのファイル変換を自動化する方法

ここでは、様々なツールを起点としてPNGファイルをJPEG形式に自動変換する具体的なテンプレートを紹介します!これにより、ファイル形式の変換にかかる時間を削減し、ファイル管理を効率化できます。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

メールで受け取ったPNGをJPEGに変換する

Outlookのような<span class="mark-yellow">メールツールで受信したメールに添付されたPNGファイルを自動で検知し、JPEG形式に変換して指定のストレージサービスに保存できる</span>ので、メールで受け取った画像の形式を都度確認して変換する手間をなくし、必要な形式でファイルをすぐに利用できるようにしましょう!

フォームで受け取ったPNGをJPEGに変換する

Googleフォームのような<span class="mark-yellow">フォーム経由でアップロードされたPNGファイルを自動でJPEG形式に変換し、指定のストレージサービスに整理して保存できる</span>ので、フォーム回答に添付された画像の形式を都度確認・変換する手間から解放され、回答データの管理を効率化しましょう!

ストレージ上のPNGをJPEGに変換する

Dropboxのような<span class="mark-yellow">特定のストレージフォルダに追加されたPNGファイルを自動でJPEG形式に変換し、別の指定フォルダに格納できる</span>ので、ストレージサービス内でのファイル形式の整理や共有をスムーズにし、ファイル管理の手間を削減しましょう!

ストレージ上のPNGファイルをJPEGに自動変換するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Dropboxの特定フォルダにPNGファイルが追加された際に、自動でJPEG形式に変換し、別の指定フォルダに格納するフローを解説していきます!

まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローボット設定の流れ

  • Dropboxのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Dropboxのトリガー設定(監視対象フォルダの指定)
  • ファイル変換アクションの設定(出力形式をJPEGに指定)
  • Dropboxのアクション設定(変換後のファイルの保存先フォルダを指定)
  • フローをONにし、PNGファイルを追加してテスト実行

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Dropbox

検索結果からアプリ名をクリックします。Dropboxのアカウント情報を入力する画面に切り替わります。

連液するアカウント情報を入力すると、アクセス権限の確認に進みます。

「許可」をクリックすると、Dropboxのマイアプリ連携が完了します。

Chromeの拡張機能

  •  この操作はChromeを使用します。アカウントをご準備ください。
  • Chromeの拡張機能で「Yoom ブラウザ操作オペレーション設定ツール」を追加してください。
  • Chromeの拡張機能を追加したら、拡張機能の管理からシークレットモードの実行を許可するようオンに設定してください。

ブラウザ操作用アカウント

マイアプリ画面内の「ブラウザ操作用アカウント」のタブを選択し、+新規接続をクリックします。

下の画面が表示されます。

  • サービス名・識別名
    • 任意の値を入力します。
  • アカウント名
    • Chromeのログインアカウント
  • パスワード
    • Chromeのパスワード

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「特定のフォルダ内でファイル作成または更新されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程は、Dropboxの中で検知するフォルダと、検知するファイルの条件を設定します。さらに、フローボットの起動間隔も選びます。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Dropboxと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(1/2)アプリトリガーのAPI接続設定
  • 対象のフォルダパス
    • URLから取得できます。https://www.dropbox.com/home/document/変換の場合、/home/document/変換 になります。
  • ファイル名
    • 今回はPNGを検知したいので、.png と設定します。

指定したフォルダに、テスト用にPNGファイルをアップロードしてください。ファイルが空・もしくはファイルをアップロードして1時間以上経つ場合はファイルを検知できずエラーになります。

ファイルのアップロードができたら、テストボタンをクリックします。

成功すると、以下のような結果が表示されます。

これは、YoomがDropboxに正しくつながり、指定の画像ファイルの情報が問題なく取得できていることを示すテスト結果です。【ダウンロード可能か:はい、可能です(is_downloadable: true)】と記載されています。

取得できる項目・値は以下です。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。

保存をクリックして次の工程に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「ファイルをダウンロードする」

テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、指定のフォルダにアップロードされたファイル・フォルダをダウンロードする設定を行います。

(1/1)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Dropboxと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)詳細を設定

  • フォルダのパス
    • 前の操作と同じパスを入力します。
  • ファイル名
    • 事前設定で、前の操作で取得できる引用コードが埋め込まれています。この引用コードは編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニュー内に格納されています。

テストボタンをクリックします。成功すると、テストでアップロードしたファイルをフローボットがダウンロードできたことが表示されます。

保存するをクリックします。

ステップ5:ブラウザを操作する「ブラウザを操作する」

テンプレートの3つ目をクリックします。この工程では、「https://www.ilovepdf.com/ja」にアクセスしてPNGからJPEGに変換してダウンロードするまでの設定を行います。

(1/1)ブラウザ操作の詳細設定

この画面では、サイトにアクセスしてダウンロードするまでの工程が設定済みです。

  1. URLにアクセス
  2. ファイルをアップロード
  3. クリック
  4. 待機
  5. ファイルをダウンロード

テストをクリックして動かしてみましょう。

成功すると、各アクションの右下にみ水色の成功アイコンが点灯します。すべて成功すると、取得した値に、JPEGに変換されたファイルがダウンロードできたことが表示されます。

ファイルが取得できたことを確認したら、保存するをクリックして次に進みます。

ステップ6:アプリと連携する

テンプレートの4つ目の工程をクリックします。この工程では、前の操作でJPEGに変換したファイルを、Dropboxの指定フォルダにアップロードします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Dropboxと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • フォルダのパス
    • 変換したJPEGファイルを格納するフォルダのパスを入力します。
  • ファイル名
    • 前の操作で取得した、JPEGファイルの引用コードを埋め込みます。編集欄をクリック<プルダウンメニュー<取得した値<ブラウザを操作するの中から、ファイルを選択すると、引用コードが埋め込まれます。
  • ファイルの添付方法/ファイル
    • 事前設定済みのため、追加の操作は不要です。

すべての操作が確認できたら、テストボタンをクリックしてください。成功すると、以下のような内容が表示されます。

この結果からわかるのは、「Yoomを使ってDropboxから特定の画像ファイルを正しく読み取れる状態になっている」ということです。API連携がしっかりできている証拠です。

保存するをクリックしましょう。ちなみに、Dropbox上でもJPEGデータのアップロードが確認できました。

ステップ7(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

データ変換を活用したその他の自動化例

Yoomには、今回紹介したもの以外にもたくさん業務効率化につながるテンプレートがあります!
以下を参考に「これも使ってみたい」と思ったらバナーをクリックして詳細をチェックしてみてください。

データ変換を含む自動化例

日々の業務で扱うデータ形式を自動で変換することで、手作業を減らし、ツール間の連携をスムーズにできます。
例えば、PDFからテキストを抽出(OCR)してデータ登録したり、日付や通貨などのフォーマットを整えて他のツールに連携するようなケースもあります。
データの形式や構造を自動で整えることで、ツール間のデータ活用が一段と効率化されます!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
タグ
Dropbox
連携
自動
自動化
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
関連記事
No items found.
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る