AsanaとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-03-18

Asanaで追加されたタスクをDiscordに通知する方法

e.koyama

Asanaはプロジェクト管理に便利なツールですよね。
でも、タスクを登録したことを通知し忘れてしまうと、情報共有が上手くできず、タスクの対応漏れにつながってしまいます。

そこで本記事では、Asanaの特定のプロジェクトにタスクが追加された際に、Discordで自動通知する方法をご紹介します。
アプリ同士の連携により、通知漏れを防ぎ、タスク管理の負担も軽減するはずです。
ノーコードで連携を導入できるので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

今回紹介する内容は、次のような方々におすすめです!

  • AsanaとDiscordを使ってチーム内のタスク通知とプロジェクト管理の精度向上を図りたい方
  • クレーム処理などの迅速な対応が必要となる業務を担当している方
  • 複数のプロジェクトを管理し、情報の見落としやタスク整理に課題を感じている方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

AsanaとDiscordの連携フローの作り方

それでは、「Asanaでタスクが登録されたらDiscordに通知する」業務フローの作成手順を紹介します。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • AsanaとDiscordをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるAsanaのトリガー設定と、その後に続くDiscordのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、AsanaとDiscordの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから登録してください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1: AsanaとDiscordのマイアプリ連携

※両方のアプリ連携が完了している場合は、ステップ2へ進んでください。
 片方のアプリのみ連携済みの場合は、その手順をスキップしてください。

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、Asanaを選択し、連携します。
 ※検索窓にアプリ名を入力すると、候補を絞り込めます。
 ※Asanaにログインしていない場合、ログイン画面が表示されます。

3.ログイン画面が表示されたら、ログインします。

4.続く画面で「許可」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

5. マイアプリの新規接続一覧から、Discord(v2)を選択します。

6. アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
 ※アクセストークン欄に入力するBotトークンは、こちらの記事を参考にして、Discord Developer Portalから取得してください。

‍‍‍‍‍‍ステップ2: Asanaの特定のプロジェクトに新しいタスクが追加された時に起動するトリガーの設定

1. 以下のバナーの「試してみる」をクリックします。

2. 以下のダイアログの「OK」をクリックします。

3. 表示されたテンプレートのタイトルと説明文を確認します。
 ※下図の赤枠部分です。該当箇所をクリックすると、任意の内容に変更できます。

4. フローボットの「アプリトリガー:特定のプロジェクトに新しいタスクが追加されたら」をクリックします。

5. 連携アカウントとアクションを選択します。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

6. アプリトリガーのAPI接続設定を行います。
 各項目の選択・入力をしてください。
 ※起動間隔はプランごとに指定できる時間が異なります。基本的に短い設定がおすすめです。参考:各プランの機能制限や使用上限の一覧 

7. 「テスト」をクリックします。

8. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ3: Discordにメッセージを送信するアクションの設定

1. フローボットの「アプリと連携する:メッセージを送信」をクリックします。

2. 連携アカウントとアクションを選択します。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

3. API接続設定を行います。
 チャンネルIDとメッセージ内容を入力してください。
 ※メッセージ内容には、メンション機能やステップ2で取得したアウトプットを使用できます。メンション設定に使うユーザーIDが不明な場合、こちらの記事を参考にしてください。
 ※下図は入力例です。

 ※下図はアウトプットの参照例です。入力欄をクリックすると候補が表示されるため、対象項目を選択してください。

4. 「テスト」をクリックします。

5. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ4: AsanaとDiscordの自動化の動作確認

1. 設定完了ダイアログの「トリガーをON」をクリックします。

2. フローボットが正しく起動するか確認します。

以上で、「Asanaでタスクが登録されたらDiscordに通知する」フローの完成です。

こちらのバナーの「試してみる」をクリックして、ぜひ実際に作成してみてくださいね。

AsanaやDiscordを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもAsanaやDiscordのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

AsanaとDiscordを連携した自動化例

Asanaで期日切れのタスクをDiscordに通知したり、フォームでタスク情報が送信されたらAsanaに追加してDiscordに通知したりする連携も可能です。
また、Asanaで期日が今日までのタスクをDiscordに通知することもできます。

Asanaを活用した自動化例

Asanaにタスクが追加されたら他のプロジェクト管理アプリにも追加する

Asanaにタスクが追加されたらTrelloやBacklogなどにもタスクを自動で追加します。

メールを受信したらAsanaにタスクを登録する

GmailやOutlookでメールを受信したら、Asanaにタスクを自動で登録します。

Asanaに新しいタスクが追加されたらデータベースに追加する

Asanaに新しいタスクが追加されたら、Google スプレッドシートやMicrosoft Excelなどに自動で追加します。

Discordを活用した自動化例

Web会議終了後に、議事録化した内容やレコーディングURLをDiscordに通知する

Google MeetやZoomでWeb会議終了後に、議事録化した内容やレコーディングURLをDiscordに自動で通知します。

カレンダーの今日の予定やタスクの期限をDiscordにリマインドする

Googleカレンダーの今日の予定やNotionのタスクで今日が期限のものなどをDiscordに自動でリマインドします。

メッセージツールに送信された内容をDiscordに通知する

チャットツールやメールで受信したメッセージをDiscordに自動で通知します。

AsanaとDiscordの連携メリットと具体例

メリット1: 迅速な問題対応

Asanaでタスクが登録された際、関連するチームにDiscordで通知を自動送信することで、スムーズな対応が可能になるはずです。

例えば、顧客対応やクレーム処理などの素早い対応が求められるシーンでは、速やかに情報が共有されることで、問題解決に向けたアクションを迅速に始められますよね。さらに、上長への確認や指示が必要な場合でも、相手がDiscord上ですぐに状況を把握できるので、チーム全体がスムーズに対応を進められるのではないでしょうか。その結果、顧客満足度や業務の信頼性の向上につながりそうですね。

メリット2: タスクの見落とし防止

Asanaに登録されたタスクがDiscordで通知されることで、担当者や管理者がタスクを見落とすリスクを下げられるはずです。

例えば、営業やカスタマーサポートなど、タスクが次々と発生する部門では、忙しさのためにタスクが埋もれてしまうこともあるのではないでしょうか。タスクが追加されるたびにDiscordで関係者に内容が送信されれば、情報共有の精度が向上しますよね。また、手動で通知する場合と比べ、作業の負担が軽減し、抜け漏れも防げます!

メリット3: マルチプロジェクト管理の効率化

複数のプロジェクトを同時に進行する場合、各プロジェクトの状況把握や優先順位の調整が煩雑になりがちではないでしょうか。AsanaのタスクをDiscordの専用チャンネルごとに振り分けて通知すれば、プロジェクトごとの進捗管理が容易になるはずです。

例えば、製品開発、マーケティング、カスタマーサポートなど、異なる部門のプロジェクトをDiscordの各チャンネルで管理することで、関係者は必要な情報のみを効率的に確認できますよね。これにより、業務の優先順位付けをスムーズに行えるのではないでしょうか。

まとめ

AsanaとDiscordを連携して、新しいタスクの情報を自動で通知することにより、スムーズなタスクの実行やタスクの見落とし防止につながります。複数のプロジェクトを同時に進めている場合も、通知先や通知内容を変更し運用することで、タスク管理が効率化するはずです。

Yoomを使えば、連携の設定が簡単に行えます。ぜひ、この機会にAsanaとDiscordの連携を試してみてくださいね!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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