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「新規の注文が入ったことが素早く把握できたら、その後の工程へスムーズに移れるのにな…」と思ったことはありませんか?今回はこのようなお悩みを解決できるアプリ連携をご紹介します。
連携するアプリはBカートとDiscordです。注文をオンタイムで把握しやすくなるため、業務効率が向上する可能性があります。
また、Discordのチャンネルメンバーとのデータ共有も容易になるはずです。自動化を導入して、業務フローの見直しにお役立てください。
・BカートとDiscordを活用している企業
・Bカートの注文を素早く把握したい担当者
・Bカートの注文についてDiscordで連絡を取り合うことの多いチーム
・Bカートで受けた注文の後工程をスムーズに行いたい方
今回の連携を行うことで、Bカートで受注した新規の注文データを、Discordに自動送信できます。これにより受注状況が把握しやすくなり、注文の詳細内容の確認が容易に行えることが期待できるでしょう。
例えば、今まではBカートへアクセスして注文を確認していた場合、その手間が省けます。Discordに通知が届くのを待てば良くなるため、その間は他の業務に集中しやすくなるかもしれません。
結果として時間を有効活用できる可能性が高まります。
Bカートで行われた注文のデータがDiscordに送信されることで、同じチャンネル内のメンバー全員が情報を把握しやすくなります。これにより、担当者同士でのコミュニケーションが円滑になるかもしれません。
例えば、在庫管理担当者と物流管理担当者が確認をしあったり、注文データに確認事項があれば販売部から営業部へ連絡をし、顧客への確認を依頼したりなど、注文内容についての対応漏れやミスなどのリスクを最小限に抑えるような連携をとりやすくなる可能性があります。
BカートとDiscordを連携することで、注文後の工程がスムーズになるかもしれません。
例えば、Discordのスマートフォンアプリをダウンロード済みの場合、外出中に注文データが届いたとしても内容の確認がしやすくなります。また、そのままメンバーに指示を出したり他部署へ依頼をしたりといったアクションをとることも容易になるはずです。
これにより時間を無駄にすることなく、注文後の工程を進めやすくなるのではないでしょうか。
では、ここからYoomを使用して、アプリ同士を連携するフローを紹介していきます。
まずはじめに、Yoomの登録を行いましょう。
Yoomは2週間のトライアルが可能です。実際に操作をして使用感を確かめることができます。
[Yoomとは]
今回は「Bカートで注文が発生したらDiscordに通知する」という自動化を、下記のテンプレートを用いて行います。
今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。
・BカートとDiscordをマイアプリ連携
・Bカートを起動する設定
・Discordにメッセージを送信する設定
・トリガーボタンをONにして、BカートとDiscordの連携動作を確認

Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。
1.検索する

Bカートのアイコンをクリックします。
2.ログインする

ログイン画面が表示されるため、ログインしましょう。
3.追加する

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
1.検索する

Discordのアイコンを選択します。
2.必須項目の入力

Discord Developer PortalからBotトークンを取得し、アクセストークンに入力します。
詳しくはDiscordのマイアプリ連携についてのページをご確認ください。
3.追加する
必須項目が入力できたら、右下の追加をクリックします。

上記の表示がされれば連携完了です。
次に、今回使用するテンプレートをコピーしてください。
1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、上記の表示がされます。

画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。
1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。
2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Bカートで注文が発生したらDiscordに通知する」をクリックします。
3.スケジュールトリガー

Bカートのアイコンの「注文が発生したら」を選択してください。
次へ進みます。
4.トリガーの指定

トリガーの起動間隔を設定します。

画像のように、プルダウンから起動間隔を設定できます。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
4.テストの実行

テストボタンを押し、青く「テスト成功」と表示がされたら保存を押しましょう。
※直近1時間以内に注文がない場合はテストに失敗する場合があるため、テスト用の注文を行うことをおすすめします。
1.アプリと連携する

Discordのアイコンの「メッセージを送信」を選択してください。次へを押します。
2.チャンネルIDの入力

まずはBカートの注文を知らせたいチャンネルIDを設定しましょう。
ボックス下部の捕捉のとおりに入力してください。
3.メッセージの確認

Discordへ通知したいメッセージの内容を設定します。
今回は既に設定されているため、変更がなければこのままで問題ありません。変更する場合はデータの挿入を行い、修正をしましょう。
方法は以下の通りです。

ボックスをクリックし、Bカートのアイコンを選択します。

Bカートでテスト送信した注文データが一覧表示されます。
挿入したいデータをクリックしてください。

挿入が完了すると画像のようになります。
4.レイアウトを整える

記号などを活用して読みやすくすることをおすすめします。
5.テストの実行

メッセージの設定ができたら、下部にあるテストボタンを押してください。
青くテスト成功と表示がされれば設定は完了となります。保存を押しましょう。
6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
今回使用したフローボットテンプレート
Bカートで注文が発生したらDiscordに通知する
Yoomには他にもBカート使った自動化の例があるので、いくつか紹介します。
1.Bカートで会員登録があった際に特定の代理店IDを検知して価格G・表示Gを変更する
代理店経由で会員登録があった際の価格G・表示Gの変更を自動化することで、手入力の手間を省き、更新漏れなどのミスの防止に役立つかもしれません。
2.Bカートで注文が発生したらSalesforceに追加する
Salesforceとの連携も可能です。注文情報を手動転記する必要がなくなり、正確なデータ管理が行いやすくなることが期待できます。
3.Bカートで注文が発生したらfreee請求書に追加する
freee請求書にデータを素早く同期し、請求書を自動発行することができます。これにより顧客への送付もスムーズになる可能性があるでしょう。
BカートとDiscordのを連携することで注文状況の把握がしやすくなる可能性があります。担当者同士での連携もスムーズになり、チームワークが強化されるかもしれません。
また、注文が入ったことがオンタイムで確認できるため、後工程にスムーズに移行できる見込みがあります。
自動化を導入すると作業負担の軽減だけではなく、業務そのものが円滑に進むかもしれません。
Yoomはプログラミング不要でアプリ連携が可能なため、今まで自動化をあきらめていた方でも安心してご利用いただけます。