2024/12/04
アプリ同士の連携方法

Bカートとfreee請求書を連携して、Bカートの注文情報をfreee請求書に自動追加する方法

s.miyamoto
Bカートとfreee請求書の連携イメージ

目次

注文情報の転記作業を省き業務を効率化しませんか?
Bカートとfreee請求書の連携により、手動での入力ミスを防ぎ、素早く正確なデータ管理を実現するステップを詳しく解説します。
プログラミングは不要で手軽に導入できます。ぜひお試しください。

こんな方におすすめ

・Bカートとfreee請求書を別々に使用しており、データの手動転記に手間を感じている経理担当者
・請求書作成の人為的ミスや作業時間がかかることに悩んでおり、業務効率化を検討しているチームリーダー
・注文の増加に伴い、手動での請求書作成作業を自動化し、キャッシュフローを改善したい経営者

Bカートとfreee請求書の連携メリットと具体例

メリット1: 人為的ミスの削減

注文データの手動入力や請求書作成は時間がかかり、人為的ミスが発生するリスクも伴います。
Bカートで注文が発生すると、注文内容がfreee請求書に自動で追加される仕組みを導入することで、これらのプロセスを効率化できます。
自動化により、手動でのデータ入力作業が削減され、データの転記ミスや計算ミスも防げるため、請求書の正確性が高まり、誤請求などを防止することができ
‍結果的に、業務負担の軽減とミスによるトラブルの回避が実現するため、スムーズな業務進行が期待できます。

メリット2: データ管理を効率化

Bカートとfreee請求書の連携により、注文が発生すると自動でデータが保存され、請求関連の業務スピード向上が期待できます。
注文データを手動で転記する場合、月末や決算期など、忙しい時期に特に負担が増しますが、自動化によりその負担が軽減されることが予想されます。
さらに、請求書発行にかかる時間も削減されるため、担当者が他の業務に集中できる環境構築や、全体的な業務効率の向上をサポートします。
たとえば、1日に100件の注文があれば、その分のデータ転記や請求書発行に関わる時間コストが削減できるでしょう。

メリット3: データの一貫性を保てる

Bカートとfreee請求書を連携させることで、注文別の履歴や請求書のデータが自動で一元化されます。
これにより、営業チームや会計担当者など、異なる部署間で請求データを共有することが可能になります。
例えば、営業担当者が顧客の注文履歴を即座に把握したり、会計担当者が過去の請求情報を参照したりする際、データが一貫して整備されているため、スムーズな業務進行をサポートします。
このように、データの正確性と共有の効率化が進むことで、全社的な業務の透明性や対応速度、顧客満足度の向上が期待できます。

[Yoomとは]

Bカートとfreee請求書の連携フローの作り方

ここからは実際にアプリ連携の手順を解説します。
大まかな流れは以下の通りです。
・Bカートとfreee請求書をマイアプリ連携
・テンプレートをコピーする
・Bカートでトリガーを設定し、freee請求書でアクションを設定する
・トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
Yoomに登録済みの方はログインし、未登録の方は無料登録後に設定を進めましょう。

ステップ1:Bカートとfreee請求書をマイアプリ連携

はじめに、Bカートとfreee請求書をマイアプリに連携します。
Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし「+新規接続」から設定を進めましょう。

次に、Bカートを検索しクリックしてください。

ログインページが表示されます。Bカートに登録しているメールアドレスとパスワードを入力し、ログインをクリックしてください。

アクセス許可後、マイアプリ連携が完了します。

同様に、freee請求書を検索してクリックしましょう。

こちらもログイン後、アクセス許可でマイアプリ連携が完了します。

次に、フローボットのテンプレートを使って設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」と表示されるので、「OK」をクリックし、コピーを完了してください。

ステップ2:トリガーを設定

Bカートのトリガー設定を行います。
「注文が発生したら」をクリックしてください。

次に、「Bカートと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に編集できますが、トリガーアクションはそのままにして「次へ」をクリックしてください。

アプリトリガーの起動間隔を、5分、10分、15分、30分、60分から選択します。
なお、プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
設定後、Bカートでテスト用の注文を行い、「テスト」をクリックしてください。

アウトプットに注文情報が表示されていればテスト成功です。

ステップ3:取引先の検索と分岐を設定

取引先の有無に応じてアクションを変更するため、分岐の設定を行います。
「取引先の検索」をクリックしてください。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

先ほどと同様にタイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックして先に進みます。

次に、freee請求書で注文者情報が存在するかを確認する設定を行います。
「事業所ID」は、欄をクリックして表示された候補から該当するfreeeの事業所を選択してください。
「検索キーワード」では、注文者情報を探すためのキーワードを指定してください。今回は「注文者 会社名」を指定しています。
各項目を設定した後、「テスト」をクリックしてください。

アウトプットでfreeeから取得した情報を確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に「取引先の登録有無で分岐」をクリックしてください。

分岐条件の確認を行います。
タイトルは任意で編集できますが、その他の項目はそのままで「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:以降のアクションを設定

次にfreee請求書に取引先の登録がなかった場合、自動的に取引先を作成する設定を行います。
「取引先の作成」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックして先に進みます。

「事業所ID」は、取引先データを作成・保存する事業所を、候補から選択してください。
「取引先名」は、取引先データに登録される取引先名です。注文情報を基に取引先データを自動作成するため、Bカートから取得した情報を引用しましょう。今回は「注文者 会社名」を選択しています。

同様に、その他の項目を任意で設定してください。(欄をクリックし表示される候補から該当項目を選択してください)
設定後「テスト」をクリックし、新規取引先データが作成されているか確認をしましょう。
確認後、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

次に、請求書の作成設定を行います。
「請求書の作成」設定は2箇所ありますが、どちらも設定内容は同じです。
片方の設定が完了したら、もう片方も同様に設定を行いましょう。
それでは、「請求書の作成」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックしてください。

「事業所ID」は、先ほどと同様に欄をクリックし表示された事業所から選択してください。
「請求日」は、任意で指定できます。今回は月末に設定しています。

敬称や計算方法など、その他の必須項目は任意で変更可能です。

「請求書の明細行(リストで指定)」を設定します。
品名や取引日など注文毎に変化する内容は、欄をクリックし注文情報を引用し設定しましょう。
※「リストで指定」の設定方法はこちらで詳しく解説しています。

各項目の設定後に「テスト」をクリックし、請求書が作成されるか確認をしてください。
問題がなければ「保存する」をクリックし、もう片方の「請求書の作成」も同様に設定を行いましょう。

「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これでBカートで注文が発生すると、取引情報がfreee請求書に自動追加されます。

Bカートを使ったその他の自動化例

1.Bカートの受注情報をGoogle スプレッドシートに追加する

Bカートの受注情報が自動的にGoogle スプレッドシートに追加され、データ入力の手間を省きながら、タイムリーに情報を整理できます。
この連携により、注文数が多いときでも情報を効率的に管理することが可能です。

2.Bカートで指定の配送グループでの注文があったらGmailを送信する

Bカートで指定した配送グループの注文が発生すると、自動でGmailを通じて通知が送信されます。
この仕組みにより関係者が素早く状況を把握し、スピーディーな対応をサポートします。

3.Bカートで指定の配送グループでの注文があったらOutlookを送信する

Bカートで特定の配送グループで注文が発生した際に、Outlookから自動的に通知が送られます。
これにより手動でメールを作成する手間が削減され、情報共有がスムーズに行えます。

まとめ

Bカートとfreee請求書の連携により、注文情報の自動反映が可能となり、業務効率の向上が期待できます。
手動でのデータ転記ミスを防ぎ、迅速かつ正確なデータ管理で業務負担を軽減し、スムーズな進行をサポートします。

Yoomのアプリ連携はプログラミング不要で簡単に導入できるため、ぜひこの機会に自動化を検討してみてください。

この記事を書いた人
s.miyamoto
外資企業のカスタマーサクセス業界にて約5年の経験があります。 オペレーターや管理職など、さまざまな立場から培った現場の課題点を元に、日々お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、顧客体験を向上するヒントなど、お役立ち情報を皆様にお届けしていきます!
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