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Slackを導入している企業って多いですよね。リモートワークには欠かせないアプリと言えます。そしてリモートワークの代表格と言えばソフトウェア開発ではないでしょうか。
ということは、Jira Softwareを導入している企業の中でSlackをコミュニケーションツールにしている割合は高いのでは…?
今回、Jira SoftwareとSlackが連携ができたら便利になる内容を考えてみました。
2つのアプリをこまめにチェックしているのであれば、連携することによりタスクの自動化が叶い、プロジェクトのコアな部分に集中できるはずです!
ここでは、ノーコードツールを使ってJira SoftwareとSlackを連携し、課題が作成さらたら自動で通知する方法を紹介します。
これを機にフローボットを作成して効率アップを目指しましょう!
Jira SoftwareとSlackを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら
通知を自動化する便利なテンプレート
■概要
開発プロジェクトでJira Softwareをご利用の際、課題の更新を手作業でSlackに共有する手間や、通知漏れによる連携ミスにお悩みではありませんか。この手作業による情報共有は、コミュニケーションの遅延を招く原因にもなり得ます。
このワークフローは、Jira SoftwareとSlackを連携させることで、そうした課題を解消します。Jira Softwareで課題が更新されると、その内容が自動でSlackに通知され、チーム内の情報共有を円滑に進めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
・Jira SoftwareとSlackを使い、プロジェクトの進捗を手作業で共有している方
・Jira Softwareの課題更新をSlackで受け取り、確認漏れや対応の遅れを防ぎたい方
・開発チーム内のコミュニケーションを自動化し、情報共有を効率化したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
・Jira Softwareでの課題更新時にSlackへの通知が自動で行われるため、これまで手動での共有に費やしていた時間を短縮できます。
・手作業による通知漏れや伝達内容の誤りを防ぎ、重要な更新情報をチームへ正確かつ迅速に共有することが可能になります。
■注意事項
・Jira SoftwareとSlackをYoomと連携してください。
・Jira Sofrwareのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
・https://intercom.help/yoom/ja/articles/5700600
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。 ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
Jiraで課題が作成されたら、課題の内容をSlackに自動的に通知するフローボットです。
Jira Softwareで課題が作成されたら、ボード情報をSlackに自動的に通知するフローボットです。
複数アプリと連携する便利な自動化テンプレート
Jira Softwareの特定プロジェクトで課題が作成されたら、Googleスプレッドシートのデータベースにレコードを追加してSlackに通知するフローです。
■概要
開発プロジェクトにおいてJira SoftwareとSlackの連携は欠かせませんが、Slack上のバグ報告などを都度Jira Softwareに手動で起票する作業に手間を感じていませんか。この作業は報告漏れや転記ミスの原因にもなり得ます。このワークフローを活用すれば、Slackの特定チャンネルへの投稿をきっかけに、自動でJira Softwareにバグの課題を追加できるため、こうした課題を円滑に解消し、開発の生産性を高めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
・Jira SoftwareとSlackを連携させ、バグ報告のフローを効率化したい開発担当者の方
・Slackでの報告内容をJira Softwareへ手作業で転記する手間を省きたいチームリーダーの方
・バグ報告の起票漏れを防ぎ、プロジェクト管理の精度を向上させたいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
・Slackに投稿されたバグ報告が自動でJira Softwareに課題として追加されるため、手動での起票作業にかかる時間を短縮できます。
・手作業による情報の転記がなくなることで、報告内容の入力ミスや起票漏れといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■注意事項
・Slack、Jira SoftwareのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Jira Sofrwareのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
・https://intercom.help/yoom/ja/articles/5700600
Slackでメッセージが投稿されたらJira Softwareに課題を作成するフローです。
Yoomフォームに新しく回答が送信されたら、Jira Softwareに回答内容から課題を追加してSlackに通知するフローです。
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
Jiraで課題が作成されたら、課題の内容をSlackに自動的に通知するフローボットです。
[Yoomとは]
Jira SoftwareとSlackをノーコードで連携する方法
ここから、プログラミングなどの知識がゼロでも簡単にノーコードで業務を自動化できるYoomを利用して、実際にフローボットを作成してみましょう!
Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!
フローの作成方法
今回は「Jira Softwareで課題が追加されたらSlackに通知する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
Jiraで課題が作成されたら、課題の内容をSlackに自動的に通知するフローボットです。
ステップ1:Jira SoftwareとSlackのマイアプリ連携
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
Jira Softwareのマイアプリ登録
検索バーにJira Softwareと入力するとアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。
アカウント名とアクセストークンを入力します。
ここからは詳しく説明しているページがあるので参考にしてみましょう!
無事にアクセストークンが変換できたら追加を押してください。
Slackのマイアプリ登録
以下の手順をご参照ください。
ステップ2:テンプレートをコピーする
1.自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。
Jiraで課題が作成されたら、課題の内容をSlackに自動的に通知するフローボットです。
2.以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。
ステップ3:Jira Softwareのトリガーアクション設定
1.いよいよフローの設定に入ります!まずは以下の赤枠をクリックしましょう。
2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「課題が作成されたら」のまま「次へ」をクリックして進んでください。
3.トリガーの起動間隔は、用途に合わせてプルダウンより設定してください。
※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
(基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします!)
4.「サブドメイン」と「プロジェクトキー」は注釈を参考に入力しましょう。
プロジェクトキーは作成したプロジェクトごとに異なるため、Slackに通知したいプロジェクトのキーを入力してくださいね!
Jira Softwareのプロジェクトキーの確認は簡単です。
↓
プロジェクトの名前の横にあるのがキーなのでコピペします。
Slackに反映させたいプロジェクトが他にもある場合はキーを控えておくと楽です!
5.実際にJira Softwareでテスト用の課題を作成し、Yoomで「テスト」をクリックしてください。
テストが成功した場合は、アウトプット(取得した値)を取得できます。実際の設定では、各項目に具体的な値が反映されます。
こちらの値は次の設定に活用するので、取得された内容を確認して保存しましょう。
ステップ4:Slackに通知する設定
1.あっという間に最後の設定項目です!
これまでと同様に以下の赤枠をクリックします。
2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りに「チャンネルにメッセージを送る」のまま「次へ」をクリックして進んでください。
3.Slackに通知したい「投稿先のチャンネルID」を候補から入力します。
4.送信するメッセージ内容を設定しましょう。
アウトプットを活用することで、内容をフロー起動ごとに変動することができます。
定型的な文章は直接入力することで設定可能です。
今回は以下のように作成しましたが、業務に合わせて内容の設定を行ってみましょう!
5.設定完了後に、「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、Slackに通知できていることを確認しましょう!
6.確認後、「保存する」をクリックしてください。
ステップ5:トリガーをONに設定して動作確認
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。
Slackに自動で通知が来ています!これは素晴らしい…。こうした通知が自動でくるのはとても助かりますね。
これでフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!
Jiraで課題が作成されたら、課題の内容をSlackに自動的に通知するフローボットです。
Jira SoftwareやSlackを使ったその他の自動化例
本日ご紹介した連携以外にもJira SoftwareやSlackのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
Jira SoftwareとSlackを連携した自動化例
Jira Softwareのボード情報を取得してSlackに通知したり、Slackでメッセージが投稿されたらJira Softwareに課題を作成したりすることもできます。
また、フォームに回答があったらJira Softwareに課題を追加しSlackに通知する連携も可能です。
Slackでメッセージが投稿されたらJira Softwareに課題を作成するフローです。
Yoomフォームに新しく回答が送信されたら、Jira Softwareに回答内容から課題を追加してSlackに通知するフローです。
Jira Softwareで課題が作成されたら、ボード情報をSlackに自動的に通知するフローボットです。
Jira Softwareを活用した自動化例
Jira Softwareで課題が作成されたらデータベースにデータを追加する
Jira Softwareで課題が作成されたら、Google スプレッドシートやNotionなどにデータを自動で追加します。
Jira Softwareで課題が作成されたらMicrosoft Excelに追加するフローです。
Jira Softwareの特定プロジェクトで課題が作成されたら、Notionデータベースにそのデータを追加します。
Jira Softwareの特定プロジェクトで課題が作成されたら、Googleスプレッドシートのデータベースにレコードを追加するフローです。
Jira Softwareで課題が作成されたらタスク管理アプリに追加する
Jira Softwareで課題が作成されたらAsanaやTrelloなどに自動で追加します。
Jira Softwareで課題が作成されたらTrelloに追加するフローです。
Jiraで課題が作成されたら、自動的にAsanaにタスクを追加するフローボットです。
Jiraで課題が作成されたら自動的にBacklogに課題を追加するフローボットです。
フォームで回答された内容を用いてJira Softwareに課題を作成する
GoogleフォームやHubSpotなどのフォームで回答された内容を用いてJira Softwareに課題を自動で作成します。
Googleフォームで回答された内容を用いてJira Softwareに課題を作成するフローです。
HubSpotで回答された内容を用いてJira Softwareに課題を作成するフローです。
Wixでフォームが送信されたらJira Softwareに追加するフローです。
Slackを活用した自動化例
今日の予定や今日が期日のタスクをSlackに通知する
Googleカレンダーの今日の予定やNotionで期日が今日のタスクなどをSlackに自動で通知します。
■概要
毎朝、今日の予定を確認するためにGoogleカレンダーを開き、チームに共有するためにSlackへ手入力する作業は、日々の小さな手間ではないでしょうか。この単純な繰り返し作業は、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーの原因になることもあります。このワークフローを活用すれば、毎朝決まった時間にGoogleカレンダーからその日の予定を自動で取得しSlackへ通知できるため、こうした課題を解消し、スムーズな情報共有を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
・GoogleカレンダーとSlackで予定を共有しており、手作業での転記に非効率を感じている方
・チームメンバーの予定共有を円滑にし、全体の生産性を向上させたいと考えているチームリーダーの方
・毎日のルーティンワークを自動化し、より重要なコア業務に集中する時間を確保したい方
■注意事項
・GoogleカレンダーとSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
毎日指定の時間にAsanaで期日が今日までのタスクを取得して、Slackに通知するフローです。
毎日Notionデータベース内のタスクから本日が期限のものを抽出し一括でSlackに通知するフローです。
Web会議の終了後に会議内容を要約してSlackへ投稿する
Google MeetやZoomでWeb会議が終了したら、内容を文字起こしして要約し、Slackに自動で通知します。
Zoomでミーティングが終了したら、自動的に会議内容を自動で文字起こしと要約をして、文字起こしの結果をSlackに通知するフローです。
■概要
「Google Meet終了後に会議内容を要約してSlackへ投稿する」フローは、オンライン会議の記録と共有を効率化する業務ワークフローです。
Google Meetでの会議が終了すると、Yoomが自動的に会議の音声をテキスト化し、AIによる要約を生成、その内容をSlackの指定チャンネルへ自動投稿します。
これにより、会議の内容を簡単にチーム全体で共有でき、情報の漏れや重複を防ぎます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Google Meetを頻繁に利用し、会議内容の共有に手間を感じているビジネスパーソン
・Slackを活用してチーム内の情報共有を円滑にしたいと考えているマネージャー
・会議後の議事録作成に時間を割きたくないと考えている社員
・リモートワーク環境でのコミュニケーション効率を向上させたい企業
・情報の一元管理を図り、チーム全体の生産性を高めたい方
■注意事項
・Google Meet、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
クラウドストレージにファイルが保存されたらSlackに通知する
Boxなどにファイルが保存されたら、Slackに自動で通知します。
■概要
BoxでファイルがアップロードされたらSlackに通知するフローです。
Yoomを利用するとプログラミング不要で簡単にアプリ同士の連携が行えます。
■このテンプレートをおすすめする方
1. Boxを使用してファイル管理を行っている企業
・チームでBoxを使ってファイルを共有しているが、アップロードしたことをすばやく把握したい方
・新しいファイルが格納されるたびに通知を受け取り、スムーズな情報共有を図りたい方
2. 社内のチャットツールとしてSlackを導入している企業
・Slackを日常的に使っていて、常に最新のファイル情報を確認したい方
・プロジェクトマネージャーとして、チームメンバーの作業状況をリアルタイムで把握したい方
■注意事項
・BoxとSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
入力フォームに請求書情報が回答されたら、Dropboxに請求書ファイルを格納してSlackに通知するフローです。
まとめ
今回SlackとJira Softwareを連携することにより、通知を自動化できて、コミュニケーションがとりやすくなることがわかりました!コミュニケーションが円滑にとれるようになるとチームの効率がグンとあがるはずです。
タスクの変更点などを見落とす心配もなくなり、プロジェクトもどんどん飛躍していけるでしょう!
ぜひ、ノーコードで作成できるフローボットで、日々の業務を快適にしてくださいね。