SlackとGitLabの連携イメージ

【ノーコードで実現】SlackのデータをGitLabに自動的に連携する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
SlackとGitLabの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-22

【ノーコードで実現】SlackのデータをGitLabに自動的に連携する方法

a.sugiyama

「Slackで受けた開発依頼を、GitLabに手動で転記している…」
「GitLabのプロジェクト作成やIssue登録をSlackのメッセージを見ながら手作業で行っており、手間がかかるしミスも起きやすい…」

このように、日々の業務でSlackとGitLabを利用する中で、二つのツール間の情報連携に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Slackに投稿された特定のメッセージをきっかけに、GitLabのプロジェクトを自動で作成するような仕組み</span>があれば、こうした手作業による非効率や転記ミスといった悩みから解放され、開発チームはよりスムーズに業務を開始できるため、本来注力すべきコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入して、日々の定型業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">SlackとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[245020]]

Slack と GitLab を連携してできること

SlackとGitLabのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた二つのツール間の情報共有やタスク登録を自動化できます。
例えば、Slackでの開発依頼をトリガーにGitLabにプロジェクトを自動で作成したり、特定の条件を満たすメッセージだけを拾って処理を実行したりと、様々な業務を効率化することが可能です。

ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Slackに投稿されたメッセージ内容をもとに、GitLabにプロジェクトを作成する

Slackの特定のチャンネルでプロジェクト作成依頼を受け、その内容を手動でGitLabに転記しているような場合に役立つ連携です。

この自動化により、<span class="mark-yellow">Slackに投稿された依頼内容を自動でGitLabに反映し、プロジェクトを作成できるため、転記の手間や入力ミスを根本からなくす</span>ことができます。

この連携では、Slackのメッセージから必要な情報だけをAIや正規表現で抽出し、GitLabに連携するといった処理も可能です。

[[245020]]

Slackに投稿された特定条件のメッセージ内容をもとに、GitLabにプロジェクトを作成する

Slackのチャンネルには様々な通知や会話が流れるため、その中からプロジェクト作成依頼だけを目視で探し出し、手動で対応している場合に最適な自動化です。

この連携では分岐処理を用いることで、<span class="mark-yellow">「#プロジェクト依頼」といった特定のハッシュタグやキーワードが含まれるメッセージにのみ反応してGitLabのプロジェクトを作成できる</span>ので、対応漏れを防ぎつつ、不要な自動化の実行を回避できます。

[[245021]]

Slack と GitLab の連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にSlackとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとGitLabの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Slackに投稿されたメッセージ内容をもとに、GitLabにプロジェクトを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとGitLabをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Slackのトリガー設定およびGitLabのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
[[245020]]

ステップ1:SlackとGitLabをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

【Slackのマイアプリ連携】

YoomにログインしたあとYoomページ画面左側の「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択します。

検索窓にSlackと入力し、選択します。

投稿先を選択して、「許可する」をクリックしてください。
これで、Slackのマイアプリ連携は完了です!

【GitLabのマイアプリ連携】

「マイアプリ→新規接続」を選択したあと、検索窓にGitLabと入力し、選択します。

GitLabを選択すると下記の画面が表示されます。
連携させたいGitLabの「ユーザー名またはメインのメールアドレス」と「パスワード」を入力し、「サインインする」をクリックしましょう。

認証コードを入力し、「メールアドレスを確認する」をクリックします。

以上で、GitLabのマイアプリ連携が完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

[[245020]]

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Slackのトリガー設定

最初の設定です。
これから「Slackに投稿されたメッセージ内容をもとに、GitLabにプロジェクトを作成する」フローを設定していきます!
まずは、以下の赤枠をクリックしてください。

以下の内容を確認したら、「次へ」をクリックしましょう!

  • 「タイトル」:任意で修正
  • 「連携するアカウント」:合っているか確認
  • 「トリガーアクション」:「メッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択

次の画面で、「トリガーの起動間隔」と「チャンネルID」を入力します。

  • 「トリガーの起動間隔」:5分・10分・15分・30分・60分から選択。基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
  • 「チャンネルID」:入力欄をクリックして表示される「候補」から選択します。

テストをする前に、Slackにメッセージを投稿します。投稿後、Yoomの画面に戻って「テスト」を押してください。
テストに成功すると、Slackから取得した内容が取得した値(アウトプット)に表示されます。

問題がなければ、「保存」をクリックしましょう。これで、トリガー設定が完了しました!

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

続いて、赤枠部分をクリックしてください。

タイトルを任意で修正し、変換タイプは運用に合わせて選択してください。
詳しくはこちらをご確認ください。

次の画面で必須項目を設定します。

  • 「対象のテキスト」:データを抽出したいテキストを設定します。入力欄をクリックするとアウトプットが表示されるので、引用して設定してください。
  • 「抽出したい項目」:対象のテキストから抽出したい項目をカンマで区切り、設定してください。

設定が完了したら、「テスト」をクリックします。
テストに成功するとアウトプットが表示されます。
問題がなければ、「保存する」を押下して次のステップに進みましょう!

ステップ5:GitLabのアクション設定

最後の設定です!
ここでは、GitLabに新規プロジェクトを作成する設定を行います。
赤枠部分をクリックしましょう!

以下の内容を確認し、次に進みましょう!

  • タイトル:任意で修正
  • 連携するアカウント:合っているかを確認
  • アクション:「新規プロジェクトを作成」を選択

次の画面で、必須項目を設定しましょう!

  • 「プロジェクト名」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。
  • 「プロジェクトの説明」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットを引用して設定します。

他の項目は任意で設定してください。
設定完了後、「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、GitLabの画面に移り、プロジェクトが作成されたか確認をします。
確認後、Yoomの画面で「保存する」をクリックし、すべての設定が完了です!お疲れ様でした。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitLab のデータを Slack に連携したい場合

今回はSlackからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabでのイベントをトリガーにSlackへ情報を連携したい場合もあるかと思います。
その場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitLabでキーワードに一致するIssueが更新されたら、Slackに通知する

GitLab上で日々更新される多くのIssueの中から、特に重要なものだけを追いかけたい場合に有効な連携です。

この自動化を設定すれば、<span class="mark-yellow">「バグ」や「緊急」といった特定のキーワードを含むIssueが更新された時だけ、指定したSlackチャンネルに自動で通知できる</span>ため、重要な変更の見逃しを防ぎ、迅速な対応をサポートします。

[[174753]]

GitLabでIssueが作成されたらSlackに通知する

GitLabで新しいIssueが作成された際に、都度Slackでチームメンバーに共有しているような場合に便利な自動化です。

この連携により、<span class="mark-yellow">Issueが作成されたタイミングで即座に関係者へSlack通知が飛ぶため、情報共有の手間を削減し、チーム全体の対応速度を向上させる</span>ことができます。

[[157562]]

SlackやGitLabのAPIを使ったその他の自動化例

SlackやGitLabのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Slackを使った自動化例

Slackから送信されたファイルをOCRで読み取り、kintoneに追加したり、投稿された内容からGoogle Workspaceのユーザー情報を更新したりできます。また、Googleフォームで送信された情報をもとにカオナビに従業員を登録し、部署情報に応じてSlackのチャンネルに招待したり、Slackの投稿内容からGoogle Workspaceのグループにメンバーを追加したりすることも可能です。さらに、Slackで特定条件のメッセージを受信したらGoogle Chatで通知するといった自動化も行えます。

[[181939,157715,128090,157709,160995]]

GitLabを使った自動化例

GitLabでIssueが作成されたら、Google スプレッドシートやNotionに追加したり、Microsoft Teamsに通知したりできます。また、Google フォームの回答内容をもとにGitLabでプロジェクトを作成したりすることも可能です。さらに、GitHubのIssueをGitLabのIssueに自動同期するといった自動化も行えます。

[[218770,206260,157625,218797,156940]]

まとめ

SlackとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたSlackでの依頼内容をGitLabに転記する作業や、GitLabの更新情報をSlackに通知する手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、開発チーム内のコミュニケーションロスをなくし、担当者はより迅速かつ正確な情報に基づいて業務を進められるため、本来注力すべき開発業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法は?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。
それでも解決しない場合は、こちらのお問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。

Q:担当者や期限も自動で設定できますか?

A:はい、可能です。Yoomの「フィールドマッピング」機能を利用すれば、Slack投稿の中に含まれる担当者名や期限を、GitLabのプロジェクトや課題の担当者・期限フィールドに自動で反映できます。たとえば「@ユーザー名」や「来週金曜まで」といった情報を条件に設定しておけば、フロー実行時に自動的に割り当てが行われます。

Q:GitLabの更新を元のSlackスレッドに返信できますか?

A:はい、可能です。GitLabで課題の更新やコメントがあったときに、その内容を元のSlackスレッドに自動で通知するように設定できます。これにより、GitLabを直接開かなくてもSlackで進捗を確認でき、チーム内の情報共有がスムーズになります。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
a.sugiyama
これまでの業務経験を通じて「もっと効率的に進められたら…」と感じたことを活かし、役立つコンテンツをお届けします。 Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるよう、わかりやすく発信していきます!
タグ
Slack
GitLab
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる