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2025-12-24

Grokでメール作成は可能?ChatGPTとも比較したメリット・デメリットを解説!

Harusara
Harusara

「プロモーションメールやビジネスメールの執筆に時間がかかってしまう。」
「既存のAIツールで生成したメールは、どうも表現が不自然でそのまま送れない」
企業活動において、メールの品質は信頼関係を築く上で非常に重要ですが、執筆に時間を取られてしまっては生産性の低下を招きかねません。そのため、品質を維持しつつ、メール作成の効率化を図ることはビジネスを成功させていく上での課題となっています。

本記事では「Grok」と「ChatGPT」という主要な2つのチャットボットに焦点を当て、ビジネスメールの執筆性能を比較検証します。

ビジネスメールの作成においてどのAIが優れているのか、また、広告メール(販促メール)のような読者の行動を促すタスクにおいてどちらが適しているのかを、プロンプト事例と出力結果から検証していきます。

✍️Grokについて

本記事の想定読者

・ビジネスメールの執筆時間を効率化したい人
・GrokとChatGPTの執筆性能の差が知りたい人
・生成AIでのメール文面の執筆を試してみたい人

Grokとは?

Grok(グロック)は、X(旧Twitter)上で利用できる生成AIチャットボットで、ユーザーとの対話を通じて多様なタスクをこなすことができるツールです。xAI社によって開発され、2023年に発表されました。現在では、Webサイトやモバイルアプリからも利用できるようになっています。

Grokは、テキスト入力を通じて、文章生成、質問応答、データ分析、さらには画像生成といったさまざまな機能を提供しています。本記事では、その中でも特に「文章作成」に焦点を当て、実際にメール本文の作成においてどのように企業で活用できるのかを検証していきます。

🤔Grokはメール執筆をどこまで担えるのか?使用方法5選

Grokのメール生成機能は、コミュニケーションのスピードと質を向上させる強力なツールです。ここでは、特に有用性の高い5つの活用シーンを紹介します。

1.複雑な状況に応じたトーンの自動調整

単なる丁寧語だけでなく、クレーム対応では「迅速かつ共感的なトーン」を、セールスでは「積極的かつメリットを強調するトーン」など、文脈と目的に合わせた微妙な感情表現やトーンをAIが自動で使い分け、より実務に寄り添った文面を生成します。

2.企業やユーザーから来た質問メールへの正確な回答

FAQやマニュアルなどの社内文書を読み込ませることで、顧客や社内からの質問メールに対し、迅速かつ正確な情報に基づいた回答メールを生成します。複雑な質問に対しても、要点をまとめ分かりやすく構成された文案を提供します。

3.特定の情報(日時・場所など)を組み込んだ定型メールのバリエーション生成

「会議日程調整メール」や「資料送付メール」など、テンプレート化された定型業務において、日時、担当者名、場所などの変動要素を指示するだけで、自然な文章で複数バリエーションのメールを一括で作成できます。

4.メールの文脈を理解した次のアクション提案

過去のやり取り(メールスレッド)を読み込ませることで、これまでの経緯を理解した上で、「次はこの提案資料を送るべき」「この項目について確認メールを送るべき」といった、次のステップにつながる具体的なメール文案とアクションを提案します。

5.目を引く広告、プロモーションメールの作成

ターゲット層やキャンペーンの目的を指示するだけで、件名から本文、CTA(行動喚起)までを一貫性を持って作成します。開封率やクリック率の向上に貢献する、魅力的なキャッチコピーや構成案を提案してくれます。

📝検証1:Grokでビジネスメールを作成してみる

これらの活用シーンの中から、今回は特に実用性の高い『企業やユーザーから来た質問メールへの正確な回答』と『目を引く広告、プロモーションメールの作成』の2パターンをピックアップし、GrokとChatGPTで実際に比較検証します。この検証を通じて、それぞれのAIがどのようなビジネスシーンにおいて優れた生成能力を発揮するのかを明らかにしていきます。 

検証を行った条件・バージョンなど

【Grok】

検証には、X(Twitter)に搭載されている Grok を使用しました。モデルはGrok4.1 Thinkingを使用しています。

【ChatGPT:GPT-5.2】
OpenAI公式ヘルプによれば、無料ユーザーは利用制限内において最新モデルを優先的に使用する仕様となっています。どちらも無課金で使用できるユーザーで検証を行っています。
なお、今回の検証で生成されたメールの文面は、そのまま貼り付けると記事が冗長になるため、回答結果は スクリーンショット(キャプチャ画像) を貼る形式でご紹介します。

企業やユーザーから来た質問メールへの正確な回答


まず、企業やユーザーから来た問い合わせメールの回答を試していきます。GrokとChatGPTそれぞれに以下のプロンプトを送信し、回答を基に性能を検証していきます。
プロンプト:

プロンプト内で読ませているリンクはこちらです。

【Grokの回答】


【ChatGPTの回答】


使ってみて感じたこと


Grokが作成したメール文面は、情報の正確さと一貫した丁寧なビジネス上のトーンが非常に印象的であり、セキュリティ対策としてISO27001認証やIPアドレス制限、2要素認証などの具体的な専門用語を多用していることから、企業としての信頼性や詳しさを強く訴求する意図が感じられました。このため、文面の「詳しさ」という点ではGrokに軍配が上がると言えます。しかし、その伝えようとする意識が高すぎるためか、文章が冗長になりやすく、専門用語が多用されている印象です。これは、非専門の読み手にとっては難解に感じる可能性も高いと思われます。
一方、ChatGPTの文面は、回答の各項目を見出しや記号で整理し、段落分けを工夫することで視認性と可読性を高めています。このため、受信者にとってどこに何が書かれているかが一目で分かり、「メールを見ての分かりやすさ」はChatGPTが優れているという印象を受けました。また、ChatGPTは「承認漏れの防止」「事務負担軽減」など、読み手が直感的にメリットを感じやすい言葉を選び、情報が簡潔に整理されている分、Grokと比較して冗長性が抑えられている点も特徴的です。
総じて、Grokは形式の正確さと網羅性が求められる公式な回答に、ChatGPTは読み手の負担を減らし、訴求力を高めるカジュアル寄りの場面に適していると言えます。

📝検証2:目を引く広告、プロモーションメールの作成

次に広告やプロモーションメールの作成力を検証していきます。

プロンプト:

「こちら(https://lp.yoom.fun/)のサイトを参考に、つい開いてしまいたくなるようなユニークなメールタイトルと本文を作成してほしい」 そのままメール本文に貼り付けられる形式で出力すること」


 【Grokの回答】

ChatGPTが3パターン出力してくれているため、Grokももう1パターン出力してみました。