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異なる言語を使用するメンバーがいる場合、コミュニケーションの壁が度々生じ、情報共有や共同作業がスムーズに進まないことがあります。
ChatworkとLINE WORKSを連携することで、Chatworkにメッセージが投稿されたら自動で翻訳し、その結果をLINE WORKSに投稿することが可能です。
この方法を活用することで、翻訳と投稿作業を自動化でき、業務効率の向上と人為的ミスの削減が期待できます。
Yoomを使用した、簡単な連携方法をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
通常、メッセージを翻訳するためには、翻訳機に入力したり、翻訳者に依頼する必要があります。また、別のプラットフォームに投稿する場合、二重の手間がかかります。
ChatworkとLINE WORKSを連携することで、Chatworkにメッセージが投稿されたら自動で翻訳し、その結果をLINE WORKSに投稿することが可能です。
これにより業務の遅延を防ぎ、迅速な情報共有が可能になります。
特に、多言語対応が必要なプロジェクトでは、翻訳と投稿を自動化することで、他の業務に集中できることが期待できます。
投稿作業を手動で行う場合は、投稿ミスや投稿漏れなどが発生する可能性があります。ChatworkとLINE WORKSを連携することで、Chatworkに投稿された文章の翻訳結果をそのままLINE WORKSに自動で投稿できるため、メッセージの抜けや入力ミスが発生するリスクを抑えることが期待できます。
翻訳結果を投稿する際、誤った情報が伝わることで、誤解やトラブルを招く可能性がありますが、業務を自動化することで、メッセージを正確に共有できるため、業務をスムーズに進めることが期待できます。
[Yoomとは]
それでは、YoomでChatworkとLINE WORKSを連携し、「Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローボットを一緒に作っていきましょう。
すでに、大まかな設定がしてあるテンプレートを使用するので、誰でも簡単に作成できます!
〈フローボット作成における注意事項〉
・翻訳機能はチームプラン・サクセスプランでのみご利用できます。
フリープラン・ミニプランの場合は、設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなります。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象の翻訳機能を使用することができます。
〈事前準備:Yoomへの登録〉
1.下記テンプレートバナーの「詳細を見る」をクリックします。
2.移動した画面の「このテンプレートを試す」というボタンをクリックしてください。
3.Yoomの登録を行います。
こちらの画面が表示されたら、「OK」をクリックしてください。

まず、ChatworkとLINE WORKSをYoomのマイアプリに登録します。

1. Chatworkの登録方法
左欄の「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」からChatworkを検索してください。
ログイン画面にメールアドレスを入力し、「続ける」をクリックします。
パスワードを入力し、「ログイン」します。
リクエスト画面が表示されるので「許可」をクリックします。

これでChatworkのマイアプリ登録が完了です。
2. LINE WORKSの登録方法
次は「新規接続」から、LINE WORKSを検索してください。

上記画面の注釈を参考にクライアントID、クライアントシークレット、スコープを入力し、「追加」をクリックします。
※補足)LINE WORKS(API2.0)のCallback設定方法はこちらをご覧ください。
これでLINE WORKSのマイアプリ登録も完了しました。
マイアプリにChatworkとLINE WORKSのアイコンが表示されますので、ご確認ください。
次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。
1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

まずは、「新しいメッセージがルームに投稿されたら」という項目から編集していきましょう。

上記画面は設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックしてください。

このページでは、アプリトリガーのWebhookイベント受信設定を行います。
上記画面のWebhookURLをコピーして、Chatworkの管理画面で設定をします。
管理画面の設定が完了したら、Chatworkにサンプルメッセージを投稿し、テストをクリックします。
テストが成功すると、先ほど投稿したChatworkのサンプルメッセージの情報がアウトプットとして反映されます。
アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に、「翻訳する」という項目を編集します。

アクションは、プルダウンから用途に合わせて選択してください。
GPTの種類と使用する文字数を選択できます。
設定が完了したら、「次へ」をクリックしてください。

翻訳対象のテキストは、上記画像のように設定します。
※解説)上記画像のように翻訳対象のテキストを設定することで、Chatworkにメッセージが投稿されたら、「メッセージ本文」を取得し自動で翻訳することができます。
※設定方法)枠内をクリックし「新しいメッセージがルームに投稿されたら」の中にある「メッセージ本文」をクリックしてください。{{メッセージ本文}}と入力されます。
翻訳先言語は、日本語や英語など翻訳したい言語を入力してください。

設定が完了したら、テストを行い保存してください。

続いて、「トークルームにメッセージを送信」という項目を編集します。

上記画面は設定済みです。
そのまま「次へ」をクリックしてください。

トークルームに投稿するメッセージ内容を設定します。
メッセージ内容は自由に設定可能です。
上記画像のように設定すると、翻訳結果を自動で取得して、LINE WORKSに投稿することができます。
※設定方法)枠内をクリックし、「翻訳する」の中にある「翻訳結果」をクリックしてください。
設定が完了したら、テストを行い「保存」して下さい。

最後に、上記画面が表示されるので「トリガーをON」をクリックし、フローボットを起動してください。
これで、「Chatworkで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE WORKSに投稿する」フローボットの完成です。
Yoomには、今回作成したフロー以外にもChatworkやLINE WORKSを使った多くの自動化事例があります。
ここからは、おすすめのフローを3つご紹介します。
1.Chatworkで特定のルームに投稿した内容を、Notionのデータベースに自動追加できるフローです。
手動でChatworkの投稿内容を転記する手間を省けるため、作業時間を短縮することができ、情報管理が容易になる可能性があります。
2.毎日Webサイトの情報を取得して、LINE WORKSに自動通知できるフローです。
チームメンバーは常に最新の情報を把握できるため、迅速な意思決定やアクションにつなげるとが期待できます。
3.Googleスプレッドシートの行が更新された際に、LINE WORKSに自動通知するフローです。
更新内容を引用して通知をすることができるため、入力ミスを防ぐことが可能です。
本記事では、ChatworkとLINE WORKSを連携することで、Chatworkで投稿されたメッセージを自動で翻訳して、翻訳結果をLINE WORKSに投稿する方法をご紹介しました。
今回作成したフローボットを活用すれば、翻訳と投稿作業を自動化し、業務効率化やミス削減が期待できます。
ぜひ、Yoomで業務を自動化し、効率化を目指しましょう!
>フローボットテンプレート一覧は、こちらからご覧ください。