CraftMyPDFとYoomのイメージ
自動化のアイデア

2025-08-01

【CraftMyPDF API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

y.k

CraftMyPDFを使って請求書やレポートなどの書類を生成する業務、もっと効率化したいと考えたことはありませんか?

自動化するにはAPIの活用が有効ですが、「プログラミングの知識が必要なのでは…」と、特に非エンジニアの方にとってはハードルが高く感じられてしまいますよね。社内に専門知識を持つ担当者がいない場合や、開発リソースが他のプロジェクトで埋まっている状況では、自動化への一歩を踏み出せずにいるケースも少なくないはず。

そこで本記事では、CraftMyPDF APIの基本的な知識から、<span class="mark-yellow">プログラミング不要で様々なアプリとCraftMyPDFを連携させる具体的な方法</span>までを詳しくご紹介します。

Googleフォームの回答内容をもとに自動で書類を作成するフローなど、すぐに実践できる活用事例をステップごとに解説します!「専門家に頼らず、自分たちの手で業務を自動化したい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

とにかく早くCraftMyPDFのAPIを利用したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">CraftMyPDF APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!

CraftMyPDF APIとは

CraftMyPDF APIは、CraftMyPDFと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、業務フローを自動化できるインターフェースです。

APIはアプリケーション・プログラミング・インターフェース (Application Programming Interface)の略語です。

インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、CraftMyPDF APIの場合は「CraftMyPDF」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

CraftMyPDF APIでできること

CraftMyPDF APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにCraftMyPDF APIを使った自動化を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Image Fileを作成しURLを取得する

CraftMyPDF APIの画像ファイル作成アクションを活用すると、Googleフォームなどの回答内容をもとに自動で画像ファイルを生成し、そのファイルのURLをSlackなどに通知できます。

これにより、手動でのファイル生成や共有の手間が一切なくなり、スムーズな情報共有が実現します。

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PDF Fileを作成しURLを取得する

CraftMyPDF APIのPDFファイル作成アクションを使うことで、各種SaaSからのデータをもとにPDFファイルを自動生成し、生成されたファイルのURLを関係者に自動で共有できます。

請求書やレポート作成後の共有プロセスを効率化し、対応漏れや遅延を防ぎませんか。

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PDF Fileを作成しファイルを取得する

CraftMyPDF APIでは、生成したPDFファイルを直接ファイルとして取得し、Slackなどのチャットツールに直接送信することもできます。

URLをクリックする手間を省き、受信者がすぐにファイル内容を確認できるため、よりスムーズなコミュニケーションを実現したいときにおすすめです!

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その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。

■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)

  • Create Image File (Get File)
  • Add Watermark to PDF

CraftMyPDF APIの利用料金と注意点

CraftMyPDF APIは、無料プランから利用することが可能です。
月間50件のPDF/画像生成と3つのテンプレートを利用できる無料プランでもAPI連携を試せるので、気軽に始めることができます。
ただし、APIを利用する上でいくつか注意点があります。

  • プランごとの生成上限:無料プランでは月間50件までですが、有料プランにアップグレードすることで、より多くのファイルを生成できます。
    自社の利用頻度に合わせてプランを選択することが重要です。
  • リクエスト頻度の制限:CraftMyPDFでは、短時間にリクエストが集中しすぎないように「10秒あたり100リクエストまで」という制限が設けられています。
    自動化フローを組む際は、この制限を超えないように注意が必要です。
  • アカウント管理:APIを安定して利用するためには、アカウントの支払い状況やプランの上限を常に把握しておく必要があります。

※詳細はCraftMyPDFのサービスサイトをご確認ください。
※2025年07月28日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートを利用し、CraftMyPDF APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

CraftMyPDF APIとの連携方法

はじめにCraftMyPDF APIとYoomを連携する方法を紹介します。
まずは、Yoomにログインして、マイアプリをクリックします。
そして、右上にある新規接続をクリックしてください。

ポップアップが出てくるので、右上の検索窓でCraftMyPDFを検索します。

検索して、表示されたCraftMyPDFのアイコンをクリックしてください。

アカウント名は任意で入力します。
APIキーとドメインは以下画像のように確認して入力します。

入力が完了したら、「追加」ボタンをクリックします。
以下の画像のようなマイアプリを登録しましたと表示されれば登録完了です。

今回は「Googleフォームから回答が送信されたら、CraftMyPDFでImage Fileを作成しURLをSlackに通知する」という実際のフローボットも作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Googleフォーム、Slackのマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Googleフォームのトリガー設定およびCraftMyPDF、Slackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GoogleフォームとSlackのマイアプリ連携

ここでは、Yoomと2つのアプリを連携して操作を行えるようにします。

【Googleフォームの登録】

1.アプリ一覧でGoogleフォームを検索して、表示されたアイコンをクリックします

2.Googleにサインインします

画像のようにサインインの確認画面が出てくるので、クリックします。

アカウントの選択画面が出てくるので、使用するアカウントを選択します。

画像のように追加アクセスを求められるので続行をクリックします。

3.マイアプリに追加されます

以下の画像のようなマイアプリを登録しましたと表示されれば登録完了です。

【Slackの登録】

1.検索して、表示されたSlackのアイコンをクリックします

2.アクセスする権限を指定します

画像のように、Yoomがアクセスする権限をリクエストしますと表示されるので、投稿先を指定して「許可する」をクリックします。

3.マイアプリに追加されます

ステップ2:テンプレートをコピー

ここからフローを作っていきます。
簡単に作成できるようにテンプレートを使っています。
Yoomにログインをしたままバナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[225511]]

以下のような画像が出てくるのでOKをクリックすればコピー完了です。

ステップ3:フォームに回答が送信されたときの設定

1.まず始めに、「フォームに回答が送信されたら」をクリックします

2.連携アカウントとアクションを選択

タイトルは、そのままで問題ありませんが、必要であれば変更してください。
アカウント情報を確認します。(マイアプリ連携したアカウントが表示されます)
トリガーアクションが、「フォームに回答が送信されたら」になっているかを確認して「次へ」をクリックします。

3.Googleフォームを作成・回答送付をします

Googleフォームの準備ができていない場合はこのタイミングで作成します。
(今回は、下記の画像のようなフォームを使用します)
後のテスト操作のためにフォームの回答を送信しておきます。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします

トリガーの起動間隔:以下注釈を確認しながら設定してください

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

フォームID:作成したGoogleフォームのURLからID部分だけをコピーして貼り付けます(枠下の注釈を参照してください)

入力が完了したら、「テスト」ボタンをクリックします。

テストが成功したら、取得した値にGoogleフォームの項目を追加して「保存する」をクリックします。

ステップ4:CraftMyPDF画像ファイルを作成してURLを取得する設定

1.「Create Image File (Get URL)」をクリックします

2.連携アカウントとアクションを選択を設定します

アクションが「Create Image File (Get URL)」になっているか、確認して「次へ」をクリックします。

3.CraftMyPDFのテンプレートを作成します

CraftMyPDFのテンプレートが準備できていない場合はこのタイミングで作成してください。
画像のように、CraftMyPDFのManage Templatesのところからテンプレートを作成します。

4.API接続設定をします

Template ID:CraftMyPDFでテンプレートを作成した後、候補として選択しに表示されます

JSON Data:使用するデータを選択してください
フレーム内をクリックし、「取得した値」から「フォームに回答が送信されたら」のプルダウンを開き、入力していきます。

他にも、Version、Load Data From、Expiration、Output File、Output Type、Cloud Storage、Postaction S3 Filekey、Postaction S3 Bucketを任意で入力・選択してください。
今回は以下画像のように、Template IDとJSON Dataのみ入力して進めていきます。

入力が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら、下部にある「保存をする」をクリックします。

ステップ5:チャンネルにメッセージを送る

1.「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします

2.連携アカウントとアクションを選択

アクションが「チャンネルにメッセージを送る」になっているか、確認して「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします

投稿先のチャンネルID:投稿するSlackのチャンネルを選択します
フレーム内をクリックすると候補が表示されるので、そこから選択してください

メッセージ:実際に送られる内容をここで設定します
フレーム内をクリックし、「Create Image File」のプルダウンを開いて、情報を追加することもできます。

入力が完了したら、「テスト」をクリックします。
テストが完了したら、指定したチャンネルに送信されたことを確認します。
Slackの確認が終わったら、「保存する」ボタンをクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

これで、設定は完了です。
すべての設定が完了すると以下の画像のようなフローの起動画面が出るので、トリガーをONをクリックします。
トリガーをONにしたのち、動作確認をしてください。

まとめ

CraftMyPDFのAPI連携を行うことで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたGoogleフォームの回答内容を転記して書類を作成・共有するといった一連の業務を自動化できます。</span>

これにより、作業時間の短縮やヒューマンエラーの防止に繋がります。また、こうした定型業務から担当者が解放されることで、より創造的で付加価値の高いコア業務に集中できる環境も整うはずです。

今回ご紹介したような業務の自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えばプログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築しやすいです。もしCraftMyPDFを活用した業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
y.k
専門学校や大学など、教育機関で広報の仕事を6年間してきました。 代理店の対応や社内広報もする中で、社内の業務効率に意識が向き、コールセンターの導入なども行ってきました。 システム関係は得意ではないですが、Yoomでの業務効率化に期待大です。 IT苦手さんでもカンタン!わかりやすい!を目指して執筆します。
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