Microsoft ExcelとGoogleカレンダーの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/31

【簡単設定】Microsoft ExcelのデータをGoogleカレンダーに自動的に連携する方法

m.chisaka

Microsoft ExcelとGoogleカレンダーの両ツールでタスクや予定管理をしている場合、同じスケジュールデータを各ツールに登録することとなるため、少々手間に感じませんか?二重管理は作業に時間が奪われるだけでなく、転記ミスや更新漏れも発生しやすくなりますよね…。

そんな悩みを解決してくれるのが、Microsoft ExcelとGoogleカレンダーのデータ連携による自動化です! ‍この連携を活用することで、Microsoft ExcelとGoogleカレンダーのデータが自動同期されます。 これにより、タスクや予定の入力が簡略化されるうえ、スケジュール管理が容易になることが期待できるでしょう。

また、ノーコードツールのYoomを活用することで、Microsoft ExcelとGoogleカレンダーのデータ連携は簡単に実現できます。
プログラミングの知識がない方でも簡単に連携できる方法です。ぜひ試してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft ExcelとGoogleカレンダーの連携が可能です。
YoomにはあらかじめMicrosoft ExcelとGoogleカレンダーを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。

Microsoft ExcelとGoogleカレンダーを連携してできること

Microsoft ExcelとGoogleカレンダーのAPIを連携すれば、Microsoft ExcelのデータをGoogleカレンダーに自動的に連携することが可能になります!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft ExcelとGoogleカレンダーの連携を実際に体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

指定スケジュールでMicrosoft Excelのタスク一覧をGoogleカレンダーに一括登録

仕事の予定やタスクを手作業でカレンダーに反映させている方や、納期や締切に合わせてリマインド通知を受け取りたい場合にオススメのフローです。

Microsoft ExcelとGoogleカレンダーの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft ExcelとGoogleカレンダーを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft ExcelとGoogleカレンダーの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

Yoomとは?

Yoomは日々の事務作業を自動化して、業務の効率化を図りたい方におすすめの次世代自動化ツールです!API連携はエンジニアではないユーザーにとっては難しい作業ですが、 Yoomは専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、直感的な操作でアプリを一元管理できるので非常に便利です。

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

今回は、指定スケジュールでMicrosoft Excelのタスク一覧をGoogleカレンダーに一括登録するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けると以下の通りです。

  • Microsoft ExcelとGoogleカレンダーのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • スケジュールトリガーの設定及びMicrosoft ExcelとGoogleカレンダーの連携
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Microsoft ExcelとGoogleカレンダーをマイアプリ連携

Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

Microsoft ExcelとYoomの連携方法

Microsoft Excelのアプリを検索するとサインインの画面が表示されます。
ログインすると、自動的に連携が完了します。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

GoogleカレンダーとYoomの連携方法

Googleカレンダーのアプリを検索するとログインページが表示されます。
「Sign in with Google」をクリックします。

連携したいアカウントを選択しましょう。

Yoomとの共有に関する画面が表示されるので「次へ」を押します。

Yoomがアクセスできる範囲を選択して「続行」をクリックすると連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。

※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く必要はありません。設定を中断した場合は「マイプロジェクト」から開いて再開しましょう!)

  1. スケジュールトリガーを開く

「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

  1. 実行時間の指定をする

フローボットを起動したいタイミングを設定します。
テンプレートでは「毎週月曜日9時」にフローボットが起動される設定となっています。
曜日や通知の時間は必要に応じて変更してください。
設定を確認したら「保存する」をクリックします。
※「Cronの設定」では、曜日によって別の時間帯に起動したいなどの細かな設定が可能です。
※設定の詳しい設定方法はこちらをご確認ください。

ステップ4:Microsoft Excelのレコードを取得する

  1. Microsoft Excelアプリを開く

「複数のレコードを取得する」をクリックします。

  1. データベースの連携をする

まずは、必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Microsoft Excelと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「複数のレコードを取得する(最大10件)」を選択

次に「連携するMicrosoft Excelのシート情報」をしていきます。
今回はテスト用として、タスク管理シート(シート名:タスク2)を作成しました。

「ファイルの保存場所」から選択していきましょう。

「ドライブID」は、候補から選択すると簡単に入力することができます。
入力欄をクリックすると、候補が表示されます。

「アイテムID」と「シート名」も候補から選択していきます。


「テーブル範囲」もMicrosoft Excelのシートを見ながら入力しましょう。
入力が完了したら「次へ」を押します。

  1. データベース操作の詳細設定をする

「取得したいレコードの条件」を入力します。

入力後「テスト」を押して、テストに成功すると画像のようにMicrosoft Excelの指定したテーブルのレコードが表示されます。

さらに下にスクロールすると、アウトプットが表示されます。
次の設定作業を行う上で必要な情報になるので、確認しておきましょう。
確認後「保存する」をクリックします。
※アウトプットの詳しい説明はこちらをご確認ください。

ステップ5:コマンドオペレーションの設定

  1. コマンドオペレーションを開く

「コマンドオペレーション」をクリックします。

  1. 繰り返し対象を指定する

ここでは、Googleカレンダーに反映させたいMicrosoft Excelシートの「タスク」「内容」「期日開始」「期限締切」の4つについてアウトプットを作成します。
※「同じ処理を繰り返す」の詳しい設定方法についてはこちらをご確認ください。
※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみ利用できる機能です。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなるため、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することがで着るので、この機会にぜひ試してみてくださいね!

作成方法は簡単です!
「オペレーション」:「複数のレコードを取得する(最大10件)」を選択
「アウトプット」:「タスク」を選択

同じ要領で、残り3つのアウトプットも作成します。
作成完了後「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:Googleカレンダーと連携

  1. Googleカレンダーアプリを開く

「予定を作成」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Googleカレンダーと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「予定を作成」を選択

  1. APIの接続設定をする

まずは「カレンダーID」を入力します。

次に「予定のタイトル」を入力します。
ステップ5で取得したアウトプットを活用して入力しましょう。
①入力欄をクリックして「アウトプット」を表示
②「コマンドオペレーション」をクリック
③「タスクのループ変数」を選択

「予定の開始日時」と「予定の終了日時」も同様にアウトプットから入力します。
日付の入力形式は注釈をご確認ください。
(今回は自動変換可能な形式である「◯月◯日◯時◯分」を使用しています!)
※詳しい日付の自動変換についてはこちらをご確認ください。

「内容の説明」もアウトプットを活用して入力します。

最後に「主催者以外の参加者が予定を変更できるかどうか」を選びます。
全ての入力完了後「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックしましょう。

最後に、Googleカレンダーに実際に予定が入力されているか忘れずに確認してください!

ステップ7:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しくフローボットが起動するか動作確認をしましょう。
設定、お疲れ様でした!

以上が、指定スケジュールでMicrosoft Excelのタスク一覧をGoogleカレンダーに一括登録するための連携手順になります!

GoogleカレンダーのデータをMicrosoft Excelに連携したい場合

今回はMicrosoft ExcelからGoogleカレンダーへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogleカレンダーからMicrosoft Excelへのデータ連携を実施したい場合は、以下のテンプレートも併せてご利用ください。

Googleカレンダーで予定が作成されたらMicrosoft Excelに追加

スケジュール内容をもとに報告書作成を行っている方や、会議や打ち合わせなどの履歴をMicrosoft Excelで管理している方にオススメのフローです。

指定のスケジュールになったらGoogleカレンダーの来週の予定をMicrosoft Excelに追加

カレンダーの情報をもとにタスクの優先順位を整理したい場合や、作業計画を立てたい方にオススメのフローです。

Microsoft ExcelやGoogleカレンダーのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft ExcelやGoogleカレンダーのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Microsoft Excelを使った自動化例

データの自動追加をすることでデータの一元管理が実現できるでしょう。また、他のツールと連携することで自動通知も可能なため、情報共有の手間を省くこともできます。

Googleカレンダーを使った自動化例

スケジュールの新規作成、通知作業を自動化することができます。タスクの伝達漏れを防ぐことにも繋がります。

終わりに

Microsoft ExcelとGoogleカレンダーを連携させることで、チームで共有すべきタスクの管理や予定の作成がスムーズになることが期待できるでしょう!
これまで手作業で行っていたタスクの転記作業なども簡略化されるため、一連のフローを手動で行うよりもスピーディーに完結できるはずです。結果として予定管理が楽になりそうですよね!

また、Yoomは今回紹介した自動化以外にも多くのテンプレートを用意しています! 普段活用しているアプリ同士の連携が簡単に導入できれば、ストレスフリーなワークフローが実現可能かもしれません…!

さらに、連携に関してはプログラミング不要なため導入も簡単で、専門知識がなくてもスムーズに設定できるのが嬉しいポイントですよね。
この機会に業務の負担を減らし、快適な作業環境を整えるためにも、今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!

この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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