Facebook広告では、打ち出した広告に対して興味を示したリード(見込み顧客)の情報を獲得できますが、得たリード情報をそのままFacebook広告の中だけで扱うのはもったいないのではないでしょうか? 実際、他のアプリを使って、リード情報の集計や分析を行ったり、他のチャネルからもアプローチをかけたりしている方もいるでしょう。しかしながら、リード情報の転記は、手動で行うには骨の折れる作業です。
そこで、本記事では、Facebook広告とMailchimpを連携し、Facebook広告に登録されたリード情報をMailchimpにも自動で追加する方法をご紹介します。Yoomを使えば、連携と自動化の設定を簡単に行うことができます。この自動化によってリード情報の活用手段を増やし、マーケティング戦略の幅を広げましょう。
Facebook広告とMailchimpを連携するメリット
Facebook広告とMailchimpを連携することで、次のようなメリットが得られます。
1. リード情報の同期が自動化される
連携により、Facebook広告で獲得したリード情報を、Mailchimpにコンタクトとして自動で追加することができます。これまでマーケティング担当者が手作業でリード情報を転記していた場合は、情報の確認や転記作業にかかっていた時間が短縮されます。また、転記ミスや転記漏れ、二重登録などのヒューマンエラーの発生リスクを抑えることも可能です。
2. マーケティングキャンペーン管理の効率化が図れる
Facebook広告のリード情報が自動でMailchimpへ反映されることで、Mailchimpを使ったリードへのタイムリーなフォローアップが可能になります。
例えば、キャンペーン期間中に獲得したリードに対して、速やかにウェルカムメールを送信することができます。リードの関心が冷めないうちにアプローチを開始することで、コンバージョン率の向上が狙えます。
また、異なるプラットフォーム間でリード情報の整合性を保ちながら、キャンペーンを展開することができます。複数のキャンペーンを同時に運用している場合や、ターゲットセグメントが多岐にわたる場合に有効といえるのではないでしょうか。
[Yoomとは]
Facebook広告とMailchimpの連携フローの作り方
それでは、実際にFacebook広告とMailchimpを連携し、業務フローの自動化設定を行ってみましょう。
テンプレートを使った「Facebook広告でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加する」業務フローの作成手順を説明します。
はじめる前に
1.Yoomにログインしてください。
2.以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加する
試してみる
■概要
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加するフローです。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
1.Meta広告(Facebook)運用担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報をMailchimpに手入力する手間を省きたい方
・リード情報の入力ミスを減らしたい方・Meta広告(Facebook)とMailchimpのリード情報を自動で同期させたい方
2.営業担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報に対してMailchimp上で迅速に対応したい方
・Mailchimpでリードの進捗状況を一元管理したい方
■注意事項
・Meta広告(Facebook)、MailchimpのそれぞれとYoomを連携してください。
ステップ1:Facebook広告とMailchimpのマイアプリ連携
※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。
1.左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックします。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Facebook広告とMailchimpをそれぞれ選択し、アプリを連携します。
次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加する
試してみる
■概要
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加するフローです。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
1.Meta広告(Facebook)運用担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報をMailchimpに手入力する手間を省きたい方
・リード情報の入力ミスを減らしたい方・Meta広告(Facebook)とMailchimpのリード情報を自動で同期させたい方
2.営業担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報に対してMailchimp上で迅速に対応したい方
・Mailchimpでリードの進捗状況を一元管理したい方
■注意事項
・Meta広告(Facebook)、MailchimpのそれぞれとYoomを連携してください。
1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。
ステップ2:Facebook広告のリード情報が作成されたら起動するトリガーの設定
1.コピーしたテンプレートを開きます。
※下図の赤枠部分に入力することで、任意のタイトルに変更可能です。

2.フローボットの「アプリトリガー リード情報が作成されたら」をクリックします。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
「アプリトリガーのタイトル」を必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
トリガーの起動間隔とフォームIDを選択・入力してください。

5.テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。
※ここで取得したアウトプット情報を、次のステップで参照することができます。
ステップ3:Mailchimpのコンタクトをオーディエンスに追加するアクションの設定
1.フローボットの「アプリと連携する コンタクトをオーディエンスに追加」をクリックします。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定を行います。
欄下部の注記を参考に、登録したい項目すべての選択・入力をしてください。
※ステップ2で取得したアウトプット情報を参照することができます。
※下図は項目の一部です。

4.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。
最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。
以上で、「Facebook広告でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加する」フローの完成です。
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加する
試してみる
■概要
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Mailchimpにもリードを追加するフローです。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
1.Meta広告(Facebook)運用担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報をMailchimpに手入力する手間を省きたい方
・リード情報の入力ミスを減らしたい方・Meta広告(Facebook)とMailchimpのリード情報を自動で同期させたい方
2.営業担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報に対してMailchimp上で迅速に対応したい方
・Mailchimpでリードの進捗状況を一元管理したい方
■注意事項
・Meta広告(Facebook)、MailchimpのそれぞれとYoomを連携してください。
その他のFacebook広告を使った自動化の例
他にもFacebook広告を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.Facebook広告にリード情報が登録された時、Salesforceにもリードを追加するフローです。
SFAやCRMと情報を同期させることで、営業や顧客管理の業務効率化が図れます。
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Salesforceにも追加する
試してみる
■概要
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Salesforceにもリードオブジェクトのレコードを作成するフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
1.Meta広告(Facebook)運用担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報をSalesforceに手動で入力する手間を省きたい方
・リード情報の入力ミスを減らしたい方・Meta広告(Facebook)とSalesforceのリード情報を自動で同期させたい方
2.営業担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報に対してSalesforce上で迅速に対応したい方
・Salesforceでリードの進捗状況を一元管理したい方
■注意事項
・Meta広告(Facebook)、SalesforceのそれぞれとYoomを連携してください。
・Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
2.Facebook広告にリード情報が登録された時、Google スプレッドシートに自動で同期するフローです。
リードや顧客の情報をデータベースで一括管理している場合、手作業で転記を行う必要がなくなります。
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Google スプレッドシートに追加する
試してみる
■概要
Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、Google スプレッドシートに追加するフローです。
■このテンプレートをおすすめする方
・Meta広告(Facebook)の成果をGoogleスプレッドシートのデータと連携させて分析したい方
・Google スプレッドシートでリード情報を可視化してチームで共有したい方
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報に対してGoogle スプレッドシートのデータベースで迅速に対応したい方
・Google スプレッドシート上でリードの進捗状況を一元管理したい方
■注意事項
・Meta広告(Facebook)、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
・Meta広告(Facebook)の「リード情報が作成されたら」というトリガーで指定の設問の回答内容を漏れなく取得する方法は下記を参照してください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/10329385
3.Facebook広告にリード情報が登録された時、Chatworkで自動通知を行うフローです。
チャットツールとの連携により、チームメンバーや他業務の担当者に新たに登録されたリード情報を速やかに共有することができます。
Meta広告(Facebook)にリード情報が登録されたら、Chatworkに通知する
試してみる
■概要
Meta広告(Facebook)にリード情報が登録されたら、Chatworkに通知するフローです。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にこのフローを実現することができます。
■このテンプレートをおすすめする方
1.Meta広告(Facebook)とChatworkを併用しているマーケティング・営業担当者
・Meta広告(Facebook)から獲得したリード情報をChatworkに自動で通知し、迅速な対応をしたい方
・手作業での通知や情報共有の手間を省きたい方
・リード情報をChatworkで共有し、チーム全体の連携を強化したい方
2.Chatworkを活用している企業やチーム
・Chatworkを導入している企業
・日常的にChatworkを使ってチーム内のコミュニケーションを行っているチームメンバー
■注意事項
・Meta広告(Facebook)、ChatworkそれぞれとYoomを連携してください。
まとめ
Facebook広告とMailchimpを連携することで、リード情報の管理や活用の効率化が図れます。リード情報の自動同期により、転記作業の時間短縮や転記ミスの減少、リードへのフォローアップの迅速化などが期待できます。キャンペーン運営などのマーケティング戦略を進めるにあたっても、複数のプラットフォーム間で正確かつ最新の情報が保持されていることが役立つ場合もあるでしょう。この機会に、Yoomを使ったノーコードの簡単操作で、連携と自動化の設定を試してみてください。