2024/11/22
アプリ同士の連携方法

freee人事労務とTelegramを連携して勤怠漏れを通知する方法とメリット

s.miyamoto
freee人事労務とTelegramの連携イメージ

目次

日々、従業員の勤怠確認と報告作業に時間を費やしていませんか?
freee人事労務とTelegramの連携は、勤怠管理の効率化とヒューマンエラーの防止に寄与します。
本記事では、前日のfreee人事労務の勤怠漏れを検知し、Telegramに通知するプロセスを自動化する方法とメリットを詳しく解説します。
プログラミングは不要で、誰でも手軽に導入可能です。ぜひ業務の効率化を体験してください。

こんな方におすすめ

・freee人事労務を活用しているが、勤怠データ確認に時間がかかっている人事担当者
・Telegramを社内連絡ツールとして利用しているチームリーダーやマネージャー
・勤怠データの正確性向上やヒューマンエラー防止を重視している経理部
・freee人事労務のデータを効率的に活用したいと考える経営者

freee人事労務とTelegramの連携メリットと具体例

メリット1: 勤怠管理の効率化

freee人事労務とTelegramの連携により、勤怠漏れを検知して通知することで、担当者が勤怠データ確認の手間を削減できます。
例えば、打刻状況が該当の従業員へスピーディーに通知されるため、勤怠修正などの必要なアクションを素早く取ることが可能です。
この自動化により、管理コストの削減だけでなく対応のスピードアップにも期待できます。
また、勤怠漏れを放置することが少なくなり、未然に労務トラブルを防ぐことにつながります。

メリット2: ヒューマンエラーの防止

手動プロセスが多い勤怠管理では、入力ミスや見落としなどのヒューマンエラーが発生しやすく、修正に時間と労力を要します。
freee人事労務とTelegramを連携することは、勤怠管理の効率化とヒューマンエラーの防止につながります。
例えば、従業員が昨日の退勤打刻を忘れた場合でも、翌日に通知を受け取ることで早期修正が可能となり、経理部による給与計算がスムーズに進むだけでなく、誤計算による従業員とのトラブルを防ぐことに寄与します。

メリット3: アプリの使い分けの手間削減

freee人事労務とTelegramの連携により、複数のアプリを使い分ける手間がなくなります。
勤怠漏れを自動通知することで、人事担当者が毎日複数のアプリを確認したり、手動で従業員に連絡する必要がなくなります。
これにより、勤怠管理の負担を軽減し、本来の業務に集中できる環境を作ることが期待できます。

[Yoomとは]

freee人事労務とTelegramの連携フローの作り方

ここからは実際にアプリ連携の手順を解説していきます。 大まかな流れは以下となります。

・freee人事労務とTelegramをマイアプリ連携
・テンプレートをコピーする
・freee人事労務含むトリガーを設定し、Telegramでアクションを設定する
・トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

Yoom登録済みの方はログインし、未登録の方は無料登録して設定を進めましょう。

ステップ1:freee人事労務とTelegramをマイアプリ連携


まずはfreee人事労務とTelegramマイアプリに連携していきます。
Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし「+新規接続」から設定を進めていきましょう。
次に表示される「マイアプリの新規接続」でfreee人事労務を検索しクリックしてください。

その後、利用したいアカウントでサインインを行い、Yoomのアクセスを許可しマイアプリ連携を完了させましょう。
同じくTelegramを検索し、クリックしてください。

「アカウント名」は任意の名称を設定してください。
「アクセストークン」はTelegramで新しくBOTを作成し発行・入力してください。
詳細についてはこちらをご参照ください。
各項目を入力し「追加」をクリックしましょう。
これでマイアプリ連携が完了しました。

続いてフローボットのテンプレートをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」の表示が出たら「OK」をクリックしてコピー完了です。

ステップ2:トリガーを設定


トリガーのスケジュール設定を行います。
「毎日9時になったら」をクリックしてください。


「タイトル」は任意で他の名称に変更することが可能です。
「スケジュール設定」では日時、曜日、Cronの設定から選択できます。今回は「曜日指定」を選択し、毎日午前9時に通知が送信されるよう設定しました。

「日付指定」は、毎月何日の何時に通知を送信するか設定できます。画像では毎月15日の午前9時に通知が送信される設定になっています。
「Cronの設定」は、より細かく通知日時の指定ができます。画像では毎月1日と15日の5:30に通知が送信される設定になっています。
なおCronの設定についてはこちらをご覧ください。
すべての項目を設定したら、『保存する』をクリックしましょう。

ステップ3:データの取得設定

次はfreee人事労務から打刻データを取得する設定を行います。
「打刻データの取得」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認をします。
「freee人事労務と連携するアカウント情報」で正しいアカウントが選択されているか確認しましょう。
「タイトル」は任意で編集可能です。
一方「アクション」は変更せずに「次へ」をクリックしてください。

次に接続先の設定を行います。
「事業所ID」と「従業員ID」には、欄をクリックした後に表示される候補から選択してください。
「取得する打刻日」は、昨日の勤怠をチェックするので、欄をクリックし「日付」の「昨日」から「%Y-%m-%d」を選択してください。
各項目が設定できたら「テスト」をクリックし、アウトプットに情報が表示されるか確認してください。
問題なければ、「保存する」をクリックしましょう。


次に、分岐設定を確認しましょう。
「コマンドオペレーション」をクリックしてください。

分岐条件の指定画面では「タイトル」を任意で編集できます。
その他の設定は変更せず「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:アクションを設定

次はTelegramのアクションを設定していきます。
「メッセージを送信」をクリックしてください。

こちらは先ほどと同様にタイトルの任意編集とアカウントの確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックして先に進みます。

次にTelegramの接続とメッセージ内容の設定を行います。
「チャットID」は、注釈を参考にしてTelegram内で設定を行った後、欄をクリックし候補から選択してください。
「メッセージ内容」には任意のテキストを入力できます。
各項目が設定できたら「テスト」をクリックし、メッセージが送信されるか確認しましょう。
確認ができたら「保存する」をクリックしてください。

「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これでfreee人事労務で勤怠漏れが検知されるとTelegramに通知が送信されます。

freee人事労務を使ったその他の自動化例

1. freee人事労務で従業員情報が更新されたらSlackに通知する

こちらは、従業員情報の更新をタイムリーに通知するフローです。
情報の見逃し防止に役立ち、特に従業員数が多い企業で有効活用できます。

2. 勤怠の修正申請があったら、承認後にfreee人事労務の勤怠情報を更新しGoogle Chatに通知する

こちらは、勤怠の修正申請を承認後、自動で勤怠情報の更新と通知を行なうことができるフローです。
承認プロセス後もスムーズに情報が反映されるため、ミスや情報伝達遅延を防ぎます。特にリモートワークや多拠点運営の企業におすすめです。

3. freee人事労務の従業員情報が更新されたらMicrosoft Excelの従業員管理表も更新する

こちらは、freee人事労務の更新作業を同期させ、業務を効率化できるフローです。
手作業を省き、情報の一貫性を保つことでミスを防ぎます。
特にMicrosoft Excelを使用した管理業務が多い企業におすすめです。

まとめ

freee人事労務とTelegramを連携させることは、勤怠管理の効率化とヒューマンエラーの防止に寄与します。
自動化された通知システムにより、手動での確認作業が減り、業務の効率化が図れます。
これにより、担当者が本来の業務に集中でき、組織全体の生産性向上が期待できます。

勤怠管理の自動化を通じて、よりスムーズな業務運営を目指しましょう。

この記事を書いた人
s.miyamoto
外資企業のカスタマーサクセス業界にて約5年の経験があります。 オペレーターや管理職など、さまざまな立場から培った現場の課題点を元に、日々お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、顧客体験を向上するヒントなど、お役立ち情報を皆様にお届けしていきます!
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