・
Googleビジネスプロフィールは店舗やサービスの情報をユーザーにアピールでき、口コミを通じて顧客の声を収集できるため幅広く活用されています。しかし、投稿された口コミはユーザー自身で削除できるため、後で確認したときに口コミがなくなっている場合もあります。このフローボットでは、Google ビジネス プロフィールに投稿された口コミをkintoneに自動でデータベース化するため、確実に口コミを保存し必要なときに確認が可能です。
連携作業は従来、プログラミングが必要でしたが当社のノーコードツールを使えば設定も直感的で簡単にできます。本記事では、設定方法と活用メリットをわかりやすくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
今回ご紹介するフローボットは以下のような方にぴったりです。
店舗管理者・運営者と営業担当者、マーケティング担当者の視点で、この自動化がどのように役立つのかを考察しました。
店舗管理者や運営者にとって、Google ビジネスプロフィールでの口コミを見逃さず一元管理することは顧客対応の質を高める上で重要です。このフローボットを導入すると、投稿された口コミが自動でkintoneに追加されるため、手動入力の手間を省き、いつでも顧客の声にアクセスできます。口コミに素早く対応することで、顧客の信頼も得やすくなり、複数店舗の管理も円滑に進められるでしょう。管理業務の簡略化を実現しながら、店舗の評判をしっかり把握したい方におすすめです。
営業担当者にとって、最新の口コミ情報を共有し迅速に対応できることは顧客関係の強化に直結します。kintoneの共有機能により、口コミが投稿されるたびにチーム全体で確認できるため、対応方針をスムーズに共有できるようになります。お客様からの評価やフィードバックをすぐに把握し、フォローアップにも活用いただけます。結果として、顧客との関わりを深めやすくなるため、顧客満足度の向上も期待できます。
マーケティング担当者は、kintoneに蓄積された口コミデータを活用することで、顧客の傾向やニーズを可視化し、マーケティング戦略をより効果的に設計できます。例えば、特定の商品やサービスに対する意見が多ければ、それを強化する施策の検討材料にできます。また、顧客の声を基にしたデータ分析で、プロモーションや広告戦略の精度を高められるでしょう。口コミデータを使った施策で、より多くの顧客に響くアプローチができるようになります。
ここからは、「Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたらkintoneにレコードを追加する」自動化の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。
[Yoomとは]

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。


それぞれの取得方法:>kintoneマイアプリ登録方法

連携操作の中で、フォームのフィールドコードを求められます。

ここでは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの画面内の+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回接続するアプリを選び、マイアプリ登録を進めます。

検索結果からヒットしたアプリ名をクリックします。

Sign in with Googleをクリックし、連携するGoogleアカウントを選択するか、ログインに進みます。次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

Yoomからのアクセス許可を行う画面に切り替わります。ページを選択するをクリックし、アクセスを許可するページ(連携に使うデータベースが入ったページは必須)を選んで許可するボタンをクリックします。これでGoogle ビジネス プロフィールのマイアプリ登録が完了です。
検索結果からヒットしたアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面が表示されます。

それぞれの取得方法:>kintoneマイアプリ登録方法
kintoneのマイアプリ登録ができない主な原因と対応方法について:>ヘルプページ
追加ボタンをクリックすると、kintoneのマイアプリ登録完了です。
こちらのバナーをクリックします。
マイプロジェクトに、テンプレートがコピーされます。マイプロジェクトは、左のメニューバーからアクセスできます。

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。

Google ビジネス プロフィールから取得項目を抽出します。
ここに表示される項目は初期設定済みです。
→次へをクリック



→テストをクリック →成功 口コミ内容に加え、投稿者名や星評価も取得できます。

→保存する をクリックします
次に、テンプレートの2つ目の工程をクリックします。

この工程ではkintoneのアプリへ追加する設定をします。
ここに表示される項目は初期設定済みです。
→次へをクリックします。

以下の編集欄に値を入力します。いずれもURLから取得可能です。
kintoneのアプリの各項目に、Google ビジネスプロフィールから取得した口コミのアウトプットを紐づけていきます。



→テストをクリックします。 →成功
→保存するをクリックします。このフローボットの設定は以上です。
全ての工程が設定されると、コンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにしてフローボットを起動します。テンプレートの左上にあるトグルをスイッチで切り替えできます。

プログラミングなしでフローボットの設定ができました。kintoneには口コミ情報が追加されていました。

今回使用したテンプレートはこちらです。
Google ビジネス プロフィールは、Kintone の他にもアプリと連携して自動化を活用できます。
Google ビジネスプロフィールで口コミが投稿されると、Notionに自動で追加され、データ管理が効率化します。口コミの分析がスピーディーになり、マーケティング施策への反映が容易になります。さらに、チャットツールと連携すればオンタイム通知で情報共有がスムーズになります。
Google ビジネスプロフィールに口コミが投稿されると、自動でSlackに通知されるため、チームがリアルタイムで内容を確認できます。手動チェックが不要になり、対応がスムーズになり、顧客満足度の向上が期待できます。通知先メンバーの設定も可能で、情報共有がスピーディーに進みます。
Google ビジネスプロフィールの口コミが投稿されると、Chatworkに自動で通知され、確認作業が効率化されます。口コミ内容をすぐに把握できるため、早急な対応が可能です。任意メンバーに通知する設定が可能で、店舗の信頼性向上につなげられるでしょう。
今回ご紹介したフローボットを使用することで、プログラミング不要で自動化が実現でき、口コミデータの管理が効率的にできます。手入力不要で口コミがデータベース化され、見逃し防止や傾向分析、対応状況の把握が容易になり、削除された口コミのアーカイブも閲覧可能です。さまざまな担当者が効果的に活用できるシーンが想定されるため、顧客対応の強化を目指す皆さまにおすすめです。導入を検討される方は、以下のバナーから詳細をご確認ください。
では、またお会いしましょう!