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Googleカレンダーを使った予定調整や会議設定、チームメンバーへの共有などを、毎回手作業で行っていませんか?
これらの定型業務はAPIを活用することで自動化できますが、「API連携にはプログラミングの専門知識が必要なのでは…」と、ハードルが高いと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
特に、社内に専門のエンジニアがいない場合や、開発リソースが限られている状況では、自動化の第一歩をどう踏み出せば良いか悩んでしまいますよね。
そこで本記事では、Googleカレンダー APIの基本的な知識から、<span class="mark-yellow">エンジニアでなくても様々なSaaSとGoogleカレンダーを連携させる具体的な方法</span>までを解説します。
営業活動における日程調整や採用面接のセッティング、全社的なイベントの共有など、多様なシーンで活用できる自動化フローをステップごとにご紹介しますので「専門知識がなくても、自分たちの手で業務を効率化したい!」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Yoomには<span class="mark-yellow">Googleカレンダー APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!
Googleカレンダー APIはGoogleカレンダーと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Googleカレンダーを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。APIはアプリケーション・プログラミング・インターフェース (Application Programming Interface)の略語です。
インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Googleカレンダー APIの場合は「Googleカレンダー」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。
また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。
Googleカレンダー APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGoogleカレンダー APIを使った自動化を体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!
Googleカレンダー APIを活用することで、Googleカレンダーに予定が作成されたことを起点に、その後の業務フローを自動で開始できます。
例えば、新しい予定が登録されたらZoomのミーティングURLを自動で発行し、予定の詳細に追記するといった一連の作業を自動化し、会議設定の手間を削減することが可能です。
フローの中にGoogleカレンダーの「繰り返しの予定を作成する」アクションを組み込むことで、定期的なミーティングやタスクを自動で設定できます。
例えばフォームで受け付けた回答内容をもとに、毎週同じ曜日に開催される定例会議の予定を自動で登録することが可能になり、スケジュールの設定漏れや入力ミスを防ぐのに役立ちます。
Googleカレンダーの「予定を作成」アクションは、特定のイベント完了後に次のアクションを促すためにも活用できます。
例えばWeb会議が終了したタイミングをトリガーにして、議事録作成や次のアクションを確認するためのフォローアップ予定を関係者のカレンダーに自動で追加することで、スムーズなプロジェクト進行をサポートします。
その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。
■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)
■フローの起点となるアクション(トリガーアクション)
Googleカレンダー APIは、Googleアカウントがあれば基本的に無料で利用を開始できます。
特別な有料プランに加入しなくてもAPI連携自体は可能であり、一般的な業務自動化の範囲であれば無料のままで十分に活用できます。ただし、利用する上でいくつか注意すべき点があります。
※詳細はGoogleカレンダーのサービスサイトをご確認ください。
※2025年06月16日時点の情報です。
ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してGoogleカレンダー APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
はじめにGoogleカレンダー APIとYoomを連携する方法を紹介します。
Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、更に「+新規接続」をクリックします。
右上の検索窓からGoogleカレンダーを検索してください。
この画面が表示されるので「Sign in with Google」をクリック。
メールアドレスまたは電話番号を入力し「次へ」をクリックします。
※既にGoogleアカウントを使ってマイアプリ連携したことがある場合は、そのアカウントを選択するだけでOKです。
パスワードを入力してもう一度「次へ」をクリック。
「続行」をクリックするとGoogleカレンダーのマイアプリ連携が完了します。
今回は「Googleカレンダーで予定が作成されたら、Zoomミーティングを作成し詳細を予定に追記する」という実際のフローボットも作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
Zoomも先ほどのGoogleカレンダーと同様「マイアプリ」から検索しましょう。「Zoom(OAuth)のマイアプリ登録方法」を参考にClient ID・Client secret・(任意で)Secret Tokenを入力し「追加」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。
まず準備として、Googleカレンダーでテスト用の予定を作成しておきましょう。今回は例として会議の予定を作成しました。
用意できたらYoomの設定画面に戻って「予定が作成されたら」をクリック。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「予定が作成されたら」のまま「次へ」をクリックしてください。
アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので、まず「トリガーの起動間隔」をプルダウンから選択しましょう。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
次に「カレンダーID」を候補から選択してください。
最後に任意で「種別」と「検索キーワード」を設定してテストしましょう。今回はテスト用に作成した予定に合わせて「会議」というキーワードを設定しました。
成功したら保存してください。ここで取得したアウトプットの値は次以降のステップで活用します。
「テキストからデータを抽出する」をクリック。
ステップ3と同様、アクションは「GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」のまま「次へ」をクリックします。
この画面は予め設定されているので、そのままテストしましょう。
成功したら保存してください。ここで取得したアウトプットも次のステップで活用します。
「ミーティングを作成」をクリック。
ステップ3・4と同様、アクションは「ミーティングを作成」のまま「次へ」をクリックします。
API接続設定に移るので、まずZoomでお使いのメールアドレスを入力しましょう。「トピック」は予め設定されている「予定のタイトル」のアウトプットで大丈夫です。
次に任意でパスワードを入力してください。「会議の説明」~「会議時間」も予め設定されているのでそのままテストします。
成功したら保存しましょう。
自動でZoom会議が作成されました!
「予定を更新」をクリック。
これまでのステップと同様、アクションは「予定を更新」のまま「次へ」をクリックします。
API接続設定に移るので、まずステップ3と同様に「カレンダーID」を選択してください。
「予定ID」~「予定の終了日時」は予め設定されている通りでOKです。
「参加者」にメールアドレスを入力すると、会議の参加者を登録できます。「+ 参加者を追加」から複数人追加することも可能です。
「予定の説明」も設定されていますが、必要があれば編集しましょう。
これまでのステップで取得したアウトプットを利用すると、GoogleカレンダーやZoomの情報を反映させることができます。
最後に任意で「主催者以外の参加者が予定を変更できるかどうか」と「タイムゾーン」を設定してテストしてください。
成功したら保存しましょう。
Googleカレンダーに詳細が追記されました!
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。
以上が、Googleカレンダーで予定が作成されたら、Zoomミーティングを作成し詳細を予定に追記する方法でした!
今回紹介した事例以外でも、Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれに対応したテンプレートが用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、Googleカレンダーを使った業務フローを自動化しましょう!
Googleカレンダーに予定が作成された際、特定の条件に合致すれば、Zoomミーティングを自動で作成できます。
また、作成された予定のGoogle MeetリンクをNotionに自動追加し、関係者と簡単に共有することも可能です。
これにより、会議設定の手間を省き、情報共有の漏れを防ぎます。
Googleフォームなどのフォームに入力された情報を元に、Googleカレンダーの予定を自動で追加または更新できます。
この連携により、フォームからの申し込みや問い合わせに応じて、カレンダーへの登録やZoomミーティングの作成を効率的に行えます。
手作業による入力ミスも防ぎ、スムーズな日程調整を実現します。
GoogleカレンダーのAPI連携を活用することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた予定の登録や会議URLの発行、関係者への共有といった一連の業務が自動化され、大幅な手間の削減やヒューマンエラーの防止に繋がります。また</span>担当者がこれらの定型業務から解放されることで、より創造的で付加価値の高いコア業務に集中する時間と環境を確保できるでしょう。
今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomが実現する業務効率化の世界を体験してみてください!