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Google ChatとLINEを連携して、翻訳自動化で情報共有をスムーズにする方法
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アプリ同士の連携方法

2025-06-24

Google ChatとLINEを連携して、翻訳自動化で情報共有をスムーズにする方法

k.hieda
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※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。

ビジネス現場では、異なる言語を使うチーム間のコミュニケーションが課題となる場面が増えています。特に輸出入業者のロジスティクスマネージャーや購買担当は日々の業務の中で、時間と正確さが求められます。自動化を導入すると、手動翻訳やメッセージ共有が簡素化され、業務効率が向上するでしょう。

そこで、Yoomは「Google Chatで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE公式アカウントに投稿する」フローボットを開発しました。自動化を取り入れることで、手動翻訳やメッセージ共有が簡素化され、業務効率が向上することが期待できます。外出先でも通知を受け取り、素早く情報を把握しましょう</span>

プログラミング不要な実装方法とメリットを紹介します。ぜひご一読ください。

Google Chatで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE公式アカウントに投稿するメリット2選

今回は輸出入業者のロジスティクスマネージャーと購買担当の視点から、この自動化がどのように業務を改善するのか考察してみます。

メリット1 物流指示を正確に共有、ミス削減と対応速度向上

ロジスティクスマネージャーは、Google Chatで物流の指示や進捗を一元管理し、LINE公式アカウントに翻訳して共有できます。英語の指示を日本語に自動翻訳し、現地の担当者へ正確に伝えることでミスが減るだけでなく、作業の進捗確認や素早い対応に繋がります。

物流の遅延やトラブルへの対応速度が上がり、業務全体の効率が高まるのではないでしょうか。

メリット2 購買業務の正確性とスピードを高める翻訳連携

購買担当は、Google Chatでのやり取りをLINE公式アカウントに自動翻訳して供給業者に伝えることで、調達におけるミスや納期遅延を防ぐだけでなく、迅速な意思決定が可能になります。

特に、複数のサプライヤーと同時にコミュニケーションを取る場合、翻訳された情報を素早く確認することで、必要なリソースをタイムリーに調達しやすくなり、サプライチェーンの全体的なスピードと正確性が向上すると考えられます。

[Yoomとは]

ここから「Google Chatで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をLINE公式アカウントに投稿する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いてご紹介します。

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フリープランからお試し登録が可能です。

Yoomに無料で登録する

このフローには翻訳機能が含まれており、AI機能はチームプラン以上で利用可能です。フリープランでも2週間の無料トライアルを1度試せますので、ぜひご活用ください。

プログラミング不要で簡単に実現できるGoogle ChatとLINE公式アカウントの連携フロー

事前に準備するもの

連携作業の中で使用するものをリストアップしました。

Google Chat

※Google ChatとYoomの連携はGoogle Cloud Platformの管理者権限を持つ方のみ実施可能なため、管理者へYoomとGoogle Chat連携を依頼してください。

LINE公式アカウント

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録後、こちらのバナーをクリックYoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。


■概要
海外拠点や多言語対応が必要な顧客とのコミュニケーションでGoogle Chatを活用しているものの、その内容をLINE公式アカウントで共有する際に、都度翻訳して投稿する作業に手間を感じていませんか。
この手作業は、迅速な情報伝達の障壁になることもあります。
このワークフローを活用すれば、Google Chatにメッセージが投稿されると、内容を自動で翻訳し、指定のLINE公式アカウントへ投稿するまでを自動化できるため、こうした課題を解消します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google Chatの内容を、海外の顧客向けにLINE公式アカウントで発信しているご担当者の方
・多言語での情報発信における、手作業での翻訳や投稿の手間を削減したいと考えている方
・リアルタイムでの情報共有のスピードと正確性を向上させたいと考えているチームの担当者の方

■注意事項
・Google Chat、LINE公式アカウントのそれぞれとYoomを連携してください。
・Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細は下記を参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6647336

マイプロジェクトにコピーされると、赤枠内のタイトルをクリックで連携オペレーションに進めます。

ステップ2 アプリトリガー「スペースにメッセージが送信されたら」

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テンプレートの1番目のプロセスをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

「Google Chat(OAuth)と連携するアカウント情報」は、設定が必要です。

  • Google Chatと連携するアカウント情報
    • +連携アカウントを追加をクリック。こちらの表示がポップアップされます。

マイアプリ連携が完了したら、次に進みます。

→次へをクリック

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ご利用プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

  • スペースのリソース名
    • 編集欄をクリックで、プルダウンが開きます。プルダウン内には、候補のスペース名がピックアップされますので、該当のスペースを選択。リソース名が自動で引用されます。

→テストをクリック →成功 アウトプットにはメッセージの内容や作成日時が抽出されていました。

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

→保存するをクリック

ステップ3 「翻訳する」

プロセスの2番目をクリックします。
あらかじめ設定が入っているため、右側に設定済みマークが点灯していますが、詳細な設定が必要です。

(1/2)アクションを選択

→次へをクリック

(2/2)詳細を設定

翻訳対象のテキストの引用先と翻訳先の言語を設定していきます。

  • 翻訳対象のテキスト
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、Google Chatで抽出したアウトプットが表示されます。メッセージ内容が翻訳対象になるため、選択します。引用コードが埋め込まれます。
  • 翻訳先言語
    • 今回は、Google Chatからのアウトプットが日本語だったため、翻訳先言語を英語に設定します。

→テストをクリック→成功

アウトプットには英語に翻訳されたメッセージが抽出されました。こちらは次の操作で使用します。

→保存する

ステップ4 アプリと連携する「LINE公式アカウントに通知する」

テンプレートの3番目のプロセスをクリックします。

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(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

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下記は設定を行ってください。

  • LINE公式アカウントと連携するアカウント情報
    • プルダウンを開き、+連携アカウントを追加をクリック。LINE公式アカウントのアカウント情報を入力する画面に遷移します。
    • アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。

  • 登録メールアドレスに送信された認証用のログインコードを入力し、「ログイン」をクリックします。

>ヘルプ:LINE公式アカウントのマイアプリ登録方法

アカウントの連携が完了したら次に進みます。

→次へをクリック

(2/2)API接続設定

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  • メッセージ
    • 編集欄をクリックで、先ほどアウトプットで抽出された翻訳内容が表示されます。

→テストをクリック →成功

→保存するをクリックします。今回の設定はここまでです。

ステップ5 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にすると、設定が完了します。プログラミングを使わずに、連携を実現できました。

今回のテンプレートはこちらです↓


■概要
海外拠点や多言語対応が必要な顧客とのコミュニケーションでGoogle Chatを活用しているものの、その内容をLINE公式アカウントで共有する際に、都度翻訳して投稿する作業に手間を感じていませんか。
この手作業は、迅速な情報伝達の障壁になることもあります。
このワークフローを活用すれば、Google Chatにメッセージが投稿されると、内容を自動で翻訳し、指定のLINE公式アカウントへ投稿するまでを自動化できるため、こうした課題を解消します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google Chatの内容を、海外の顧客向けにLINE公式アカウントで発信しているご担当者の方
・多言語での情報発信における、手作業での翻訳や投稿の手間を削減したいと考えている方
・リアルタイムでの情報共有のスピードと正確性を向上させたいと考えているチームの担当者の方

■注意事項
・Google Chat、LINE公式アカウントのそれぞれとYoomを連携してください。
・Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細は下記を参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6647336

Google Chatの便利な自動化3選

Google Chatには、他にもたくさん自動化できるテンプレートがあります。

1. 英文メールを自動で翻訳してGoogle Chatに通知する

英文メールを受信した際に自動で翻訳し、Google Chatに通知します。手作業での翻訳が不要になり、スムーズな情報共有が可能になります。


英文メールを自動で翻訳してGoogle Chatに通知するフローです。

2. Google Chatで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する

Google Chatでのメッセージを翻訳し、その翻訳版をMicrosoft Teamsに自動で投稿します。多言語チーム間のコミュニケーションがスムーズになります。


Google Chatで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿するフローです。

3.フォームに回答された音声データを文字起こし・要約して、Google Chatに通知する

Yoomフォームに投稿された音声データが、自動で文字起こしと要約され、Google Chatに通知されます。これにより、会議や報告内容をすぐにチーム全体で共有でき、情報の確認がスムーズになります。


Yoomフォームに添付された音声データを、AI機能を用いて文字起こしおよび要約(議事録化)し、Google Chatに通知するフローです。

まとめ

フローボットの実装説明を通じて、今回の自動化はプログラミングを使わず簡単に実現できることをご紹介しました。自動化を取り入れることで手作業を削減し、正確なデータ管理が実現します。翻訳と通知の自動化により、言語の違いによるコミュニケーションの障壁が減り、情報共有がスムーズになります。

Yoomは直感的な操作が可能で、プログラミングの知識がなくても今日から自動化に取り組めます。業務の円滑な進行をサポートするこのソリューションをぜひ活用してみてください。

Yoomの連携を無料ではじめてみる

では、またお会いしましょう

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.hieda
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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