GmailとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-29

【ノーコードで実現】Gmailで受信したメールの重要度をAIで自動的に振り分ける方法

k.hieda

毎日大量に届くメールの中に埋もれてしまう重要な連絡、あるいは、ひっきりなしに届く通知によって集中力が削がれてしまう経験はありませんか?
特にGmailを利用している多くのビジネスパーソンにとって、受信トレイを効率的に管理し、重要な情報を見逃さず、かつ不要な情報に時間を奪われないようにすることは、日々の業務生産性を左右する大きな課題です。一つ一つのメールを手動で確認し、重要度を判断してラベルを付けたり、フォルダに振り分けたりする作業は、時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーを引き起こす可能性も否定できません。

もし、<span class="mark-yellow">Gmailで受信したメールの重要度をAIが自動で判断し、適切に振り分けてくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、メールチェックにかかる時間を大幅に削減し、より創造的で価値の高い業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、手間や時間もかからないので、ぜひこの機会にメール管理の自動化を導入して、日々の業務をもっと快適にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Gmailで受信したメールの重要度をAIで自動的に振り分ける業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Gmailの重要度をAIで自動振り分け、関連ツールに連携する方法

Gmailで受信したメールの重要度をAIが自動で判定し、その結果をSlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールへの通知や、担当者への作業依頼といった形で連携させることで、メール対応の効率を飛躍的に向上させる方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!

気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Gmailのメール重要度をAIで判定し、チャットツールに通知する

<span class="mark-yellow">Gmailで受信したメールの重要度をAIが自動で判定し、その結果をSlackやMicrosoft Teamsといった日常的に利用するチャットツールにリアルタイムで通知する</span>ことができるので、重要なメールの見逃しを防ぎ、迅速な対応を可能にするとともに、チーム内での情報共有も円滑に進めることができます。

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Gmailのメール重要度をAIで判定し、担当者に作業を依頼する

<span class="mark-yellow">Gmailで受信したメールの重要度をAIが自動で判定し、その内容に応じてYoom上で設定した担当者に直接作業を依頼する</span>ことも可能です。メールの内容に基づいたタスクの割り当てが自動化され、対応漏れのリスクを低減し、業務の進行をよりスムーズかつ効率的にします。

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Gmailのメール重要度をAIで自動振り分け、Slackに通知するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Gmailでメールを受信したら、AIがそのメールの重要度を判定し、結果をSlackに通知するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GmailとSlackのYoomマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定(例:特定のラベルが付いたメールを受信したら起動など)
  • AIによる重要度判定のアクション設定(プロンプトの設定など)
  • Slackへの通知アクション設定(通知先チャンネルやメッセージ内容の設定)
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
サンプルケース

活用シーンのサンプルで、営業チーム向け【資料請求メールの優先順位づけ】を目的にGmailのメールからSlackへ振り分ける設定を行っていきます。

受信しておくGmailのイメージ

◆ポイント:Gmailの検知はキーワードで行います。今回は「資料請求」という文言が入っていることを条件にするため、上のようなメールを受信しておきます。

準備ができたら、下のバナーからフローボットテンプレートをコピーしてみましょう。

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ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Gmail

検索結果からアプリ名をクリックします。Gmailから取得した値を入力する画面が表示されます。

  • 「Sign in with Google」ボタンをクリックします。
  • Googleアカウントのログイン画面が表示されます。メールアドレス・パスワードの入力を行います。すでにChromeでログインしている場合は、連携するアカウントの選択画面が表示されるため、該当のアカウントを選択します。
  • ログインまたはアカウント選択が完了すると、Yoomがアクセス権限を求める画面に切り替わります。

 

権限を付与すると、Gmailのマイアプリ登録が完了します。

Slack

検索結果からアプリ名をクリックします。Slackのサインイン画面に移ります。

ワークスペースのURLを入力し、『続行』をクリック。YoomからSlackのアクセス許可リクエスト画面に移ります。

許可をクリックし、連携完了です。

ヘルプ:Slackのマイアプリ登録方法の詳細

Slack公式:ワークスペースの管理

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

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下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程では、Gmailで定期間隔で特定のキーワードを含むメールの受信を検知して値を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントろアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Gmailと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できます。※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
  • キーワード
    • 今回は「資料請求」という文言に設定しました。

テストメールが受信できたら、Yoomの画面に戻りテストボタンをクリックします。

テスト結果が表示されます。この画面は、YoomとGmailが正常に連携でき、情報が取得できた結果です。さらに下へスクロールすると、取得できた値の一覧が表示されます。次の工程で件名と本文の値を引用します。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。

保存するをクリックして次に進みます。

ステップ4:テキストを生成する「テキストを生成する」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程は事前設定済みのため設定済みの証(水色のアイコン)が点灯していますが、追加設定が必要なため開きましょう。

(1/2)アクションを選択

この画面では以下の項目が事前設定済みです。

  • タイトル
  • アクション
    • アクションは生成する文字数を選択できます。選択できる項目が以下です。

文字数に比例して消費タスクが増えます。始めは小さいタイプを選んでみて、実際にフローボットを起動して適宜なタイプに変更してください。

次へをクリックします。

(2/2)詳細を設定

  • プロンプト
    • 事前設定で、Gmailの本文の引用コードが埋め込まれています。このコードは、フィールドをクリックすると表示されるプルダウンメニューの中に格納されています。
    • 今回は、件名も追加してみます。

設定ができたら、テストボタンをクリックします。

メールの内容を読み取り、重要度が「高い」と判断されました。保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ5:進行先切り替え「コマンドオペレーション」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。この工程では、前の工程で取得した重要度を基準にSlackの通知先を振り分ける設定を行います。

(1/1)切替条件を指定

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • 切替対象の取得した値
    • 追加操作は不要です。ちなみに、取得した値は以下から選択可能です。
  • 切り替え条件
    • 対象【取得した値】が、【高 or 中 or 低】と演算子【値と等しい】を条件にしました。

これで、メールの重要度ごとに通知先を振り分けることが可能になります。

保存するをクリックします。

ステップ4:アプリと連携する「チャンネルにメッセージを送る」

テンプレートの4つ目〜6つ目の工程を解説します。前の工程で振り分けられているため、チャンネルと通知する定型文をそれぞれ設定します。操作方法は同じのため、「高」のみ解説します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

以下の項目は事前設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Slackと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • 投稿先のチャンネルID
    • フィールドをクリックすると、Slackの接続可能なチャンネル一覧が表示されます。通知先を選択するとIDが引用されます。
  • メッセージ
    • 通知の定型文を編集します。事前設定でGmailの件名と本文の引用コードが埋め込まれています。
    • フィールドをクリックするとプルダウンメニューが表示され、Gmailで取得した値の引用コードを選択できます。メールアドレスを引用するなど、カスタマイズ可能です。

設定ができたらテストボタンをクリックします。

成功すると、Slackのタイプスタンプが取得できます。Slackではテスト通知が確認できます。

同じように、重要度【中】と【低】も通知先と定型文を設定すればフローボットの設定が完了です。

ステップ5(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。シートAを追加すると、シートCが更新されるようになりました。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

メール分析機能を使ったその他の自動化例 

他にも、メール分析機能を活用した様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

[[207330,209075,209808,210786,193199]]

まとめ

Gmailで受信するメールの重要度をAIで自動的に振り分け、その結果をSlackなどのツールに通知する仕組みを導入することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメールの確認や仕分けにかかる時間を削減し、重要な連絡の見逃しを防ぎ、日々の業務におけるストレスを軽減することができます。</span>

これにより、メール対応に追われることなく本来集中すべきコア業務にリソースを振り分けることが可能になり、組織全体の生産性向上にも貢献します!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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