OpenWeatherMapとYoomの連携イメージ

【ノーコードで実現】OpenWeatherMapの天気データを自動で取得・活用する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-11-05

【ノーコードで実現】OpenWeatherMapの天気データを自動で取得・活用する方法

s.h

「イベントの開催判断のために、毎日天気予報をチェックして関係者に共有するのが面倒…」
「特定の地域の天候データを定期的に記録して分析したいけど、手作業では限界がある…」
このように、日々の業務で天気情報を扱う際に、手作業での確認や共有に手間や時間を取られていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">指定した地域の天気データをAPI経由で自動的に取得し、関係者への通知やデータベースへの記録を自動化できる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、より迅速な意思決定や本来集中すべきコア業務に取り組む時間を確保できます!

今回ご紹介する自動化は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。
ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">OpenWeatherMapから天気データを取得する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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OpenWeatherMapとSlackを連携するフローを作ってみよう

それではここから、毎日指定した地域の5日間の天気データをOpenWeatherMapで取得し、Slackに自動で通知するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:OpenWeatherMapSlack

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • OpenWeatherMapとSlackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールのトリガー設定とOpenWeatherMapのアクション設定
  • AI機能によるテキスト生成設定とSlackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:OpenWeatherMapとSlackをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

Slackのマイアプリ連携については、下記ナビを参考にして登録してくださいね。

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

OpenWeatherMapのマイアプリ連携

新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでOpenWeatherMapと検索し、対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを注釈に沿って入力し、「追加」をクリックしましょう。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3: スケジュールトリガー設定

それでは、ここから設定を進めていきましょう。
まずは「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

ここで指定したスケジュールに従い、天気データを取得してSlackに自動通知する設定を行います。
今回は、毎日朝9時にフローボットを実行するよう以下のスケジュールを設定しています。

スケジュールトリガーの設定については、以下のヘルプページをご確認ください。

設定が完了したら、「完了」をクリックします。

ステップ4: OpenWeatherMapで地理座標のデータを取得

続いてOpenWeatherMapを利用して、指定した地域の地理座標データを取得する設定をしましょう。
「地理座標のデータを取得」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
OpenWeatherMapと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

都市名
地理座標のデータを取得したい都市の名称を入力してください。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容で地理座標のデータが取得されるか確認しましょう。

テストに成功すると、設定した都市の地理座標データが一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値はこの後のステップで利用することが可能です。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。

内容を確認し、「完了」をクリックします。

ステップ5: OpenWeatherMapで5日間の天気データを取得

続いて、前のステップでOpenWeatherMapから取得した値を利用して、5日間の天気データを取得する設定を行いましょう。
「5日間の天気データを取得する」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
OpenWeatherMapと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

緯度
経度

入力欄をクリックすると、前のステップでOpenWeatherMapから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容で天気情報が正しく取得されるか確認しましょう。

テストに成功すると、指定した緯度と経度をもとにして5日間の天気情報が表示されます。
以下の画像の取得した値を利用し、この後のステップでテキスト生成を行います。

内容を確認し、「完了」をクリックします。

ステップ6: AI機能でテキスト生成

続いて、前のステップでOpenWeatherMapから取得した5日間の天気情報をもとに、AIでSlack通知用のテキストを生成しましょう。
「テキストを生成する」をクリックします。

AIによるテキスト生成の設定を行います。
アクションは 「テキストを生成|1,000文字以内(5タスク)」 がデフォルトで設定されているため、そのまま内容を確認してください。

テキストを生成するアクションは指示可能なプロンプトの文字数によって消費するタスクが異なります。
詳しい設定方法はこちらをご確認ください。

プロンプト
AIに生成させたい文章の形式を指定するため、プロンプトを設定します。
入力欄をクリックすると、前のステップでOpenWeatherMapから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
今回は、取得した気温データを日ごとに整理し、最低・最高気温をわかりやすい形式で出力したいため、デフォルトのプロンプトをそのまま使用しています。

また、日付は入力欄をクリックすると日付タブが表示されるので、そこから選択して入力が可能です。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でテキストが正しく生成されるか確認しましょう。

テストが成功すると、生成されたテキストが表示されます。
以下の画像の取得した値を利用して、この後のステップでSlackからメッセージの送信が可能です。

内容を確認し、「完了」をクリックします。

ステップ7: Slackでチャンネルにメッセージを送る

いよいよ最後のステップです!
前のステップで取得した値を利用して、Slackにメッセージを送信しましょう。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Slackと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

投稿先のチャンネルID
メッセージを送信したい「チャンネルID」を設定します。
入力欄をクリックすると候補が表示されるので、対象のチャンネルを選択しましょう。

※この後のテストでは、指定したチャンネルに実際にメッセージが送信されます。
そのため、事前にチャンネルメンバーへ周知しておくか、テスト専用のチャンネルを用意しておくことをおすすめします。

送信するメッセージの内容を設定します。
入力欄をクリックすることで、前のステップで取得した値を挿入でき、任意のテキストと組み合わせて自由にメッセージを作成できます。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、取得した値を活用せず設定を行うと毎回同じメッセージがSlackに送信されてしまうので注意が必要です。

※Slackではメンション付きのメッセージを送ることも可能です。
設定方法については以下のヘルプページをご確認ください。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した送信先にメッセージが正しく届くか確認しましょう。

テストが成功すると、送信されたメッセージの情報が表示されます。
実際にSlackを開いて、指定した内容でメッセージが届いているか確認してみましょう。

今回は下記の通り送信されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、取得した値を確認し、「完了」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

ステップ8: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、OpenWeatherMapから取得した天気データをもとに、Slackへ自動で天気情報が通知されるようになります。
実際にフローボットを実行し、Slackに天気情報の通知が届くかを確認してみましょう。

OpenWeatherMapを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、OpenWeatherMapのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

OpenWeatherMapで毎日の天気予報を取得し、TelegramやLINE公式アカウントに通知することで、外出時やイベントの開催判断に便利です。特定の地域の天気情報を瞬時に得られるため、会議やイベントのスケジュール調整に役立ちます。

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まとめ

OpenWeatherMapと各種ツールを連携することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた天気情報の確認や共有作業の手間を削減し、必要な情報を素早く関係者に届けることができます。</span>

これにより、天候に左右されるイベントの計画や店舗運営などにおいて、より迅速で的確な意思決定が可能になり、業務の質を向上させることができるでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Slack以外のツールにも記録できますか?
(取得した天気データをGoogle スプレッドシートに毎日自動で記録していく方法など)

A:はい、フローボットを作成することで可能です。

設定手順は以下のとおりです。
フローボットでテキストを生成アクション以下の+ボタンをクリックし、連携アプリからGoogle スプレッドシートを選択してください。
※Slackのアクションはフローから削除してください。

アクション項目から「レコードを追加する」を選択し、その後の設定を進めてください。

これにより、取得した天気データを毎日自動でGoogle スプレッドシートに追記し、日ごとの気温推移や天候傾向を一覧で確認できるようになります。

Q:API連携が失敗した場合、どうなりますか?

A:設定している場合、フローボットがエラーになると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。
通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。

通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行は自動で行われないため、エラー修正後手動で再実行してください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Q:5日間予報以外の天気情報も取得できますか?

A:はい、可能です。
「5日間の天気データを取得」以外にも、OpenWeatherMapのアクションから「現在の天気データを取得」を利用することで、気温・体感温度・湿度・気圧・風速・風向・雲量・視界・日の出/日の入り時刻など、現在の詳細な気象情報を取得できます。
これにより、日々の状況確認や業務計画時の参考データとして活用できます。
また、「カスタムコネクト」を使用することで、必要に応じて他のエンドポイントを指定し、目的に合わせた気象データの取得にも対応可能です。

OpenWeatherMapのアクション一覧について、詳しくは以下のページもご参照ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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