2025/01/09
アプリ同士の連携方法

OpenWeatherMapとLINE WORKSを連携して、OpenWeatherMapで毎日天気予報を取得しLINE WORKSに自動通知する方法

y.matsumoto
OpenWeatherMapとLINE WORKSの連携イメージ

目次  

情報共有の効率化や迅速な意思決定は、ビジネスの成否を左右する重要な要素です。
特に建設業や農業、物流業などといった天候に大きく左右される仕事では、日々の天気予報を素早く把握し、適切な行動を取ることが大切です。
しかし、毎日の天気情報の取得作業を手動で行うと、情報収集や伝達に多くの時間と労力が必要になります。
本記事では、OpenWeatherMapとLINE WORKSを連携し、毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しLINE WORKSに自動で通知する方法をご紹介します。
このフローを導入することで、天気情報を手間なく共有し、スケジュール調整やチーム全体の情報統一が実現可能です。
業務効率化を目指す方必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

  • OpenWeatherMapとLINE WORKSを活用している方
  • 営業や現場作業などで日々の天気情報が業務に影響する方
  • 天候に左右されやすい業種で、迅速なスケジュール調整を実現したい方
  • チーム内での天気情報の共有を均一化し、意思決定の精度を高めたい方

OpenWeatherMapとLINE WORKSを連携するメリットと具体例

メリット1:業務効率の向上

OpenWeatherMapとLINE WORKSを連携することで、OpenWeatherMapで取得した天気予報をLINE WORKSに自動で通知できるため、日々の業務に必要な天気の情報を手間なく共有できます。
例えば、営業チームや現場作業員にとって、当日の天気情報は欠かせません。
この自動化を導入することで、天気予報を調べる時間を削減できます。
また、複数のメンバーに同時通知できるため、個別の連絡が不要となり、チーム全体の効率を向上させることが期待できます。

メリット2:スケジュール調整の迅速化

天候に左右されやすい業種において、LINE WORKSに天気情報を自動通知することで予定の変更を迅速に行えることは非常に大切です。
例えば、建設業では、雨天や強風時には安全性や作業効率の観点から、作業スケジュールの変更が頻繁に必要になります。
この自動化により、現場担当者や管理者は最新の天気情報を素早く把握でき、迅速に意思決定を行うことが可能になります。
これにより、企業の迅速な対応能力を向上させることが期待できます。

メリット3:チーム内での情報共有の統一

OpenWeatherMapの天気情報をLINE WORKSのグループに自動通知できることで、天気予報を全員が同じ形式で素早く受け取ることが可能です。
これにより、天気情報の伝達漏れといったリスクを回避できます。
例えば、屋外でのイベントを企画するチームにおいて、開催の可否を判断する際に、全員が同じ天気予報を基に話し合いを進めることが可能になるため、意思決定の精度を向上させられる可能性があります。
また、無駄な確認作業や誤解によるトラブルを防ぐことができるため、異なる天気情報を基に行動してしまうことで生じるミスを最小限に抑えられるかもしれません。
この自動化により、チーム内での円滑なコミュニケーションの促進が期待できます。

ここからは、ノーコードツールYoomを使用して、「毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しLINE WORKSに通知する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

OpenWeatherMapで取得した天気予報をLINE WORKSに自動通知する方法

OpenWeatherMapで現在の天気データを取得したことをOpenWeatherMapのAPIを利用して受け取り、LINE WORKSの提供するAPIを用いてLINE WORKSに通知することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • OpenWeatherMapとLINE WORKSのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • OpenWeatherMapでトリガー設定後、LINE WORKSでアクションを設定
  • トリガーをON

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
(登録済みの方はログインしてください。)

ステップ1:OpenWeatherMapとLINE WORKSのマイアプリ連携

1.OpenWeatherMapの登録方法

「マイアプリ」をクリックして、「新規接続」からOpenWeatherMapを選択してください。

OpenWeatherMapの新規登録画面に、アカウント名とアクセストークンを入力し「追加」をクリックしてください。

2. LINE WORKSの登録方法
次に「新規接続」から、LINE WORKSを選択してください。

LINE WORKSの新規登録画面に、クライアントID、クライアントシークレット、スコープを入力し「追加」をクリックしてください。

参照)LINE WORKSのマイアプリ登録方法はこちらをご確認ください。

以上で、OpenWeatherMapとLINE WORKSのマイアプリ登録は終了です。
下記バナーをクリックし、「試してみる」からフローを作成していきましょう!

ステップ2:指定したスケジュールになったら起動するトリガーの設定

まず、「指定したスケジュールになったら」という項目をクリックしてください。


毎朝9時に起動されるように設定されています。
曜日や時間は、自由に変更できるので、用途に合わせて設定してください。
設定が完了したら「保存する」をクリックします。

ステップ3:OpenWeatherMapで地理座標のデータを取得する

次に、「地理座標のデータを取得」という項目を設定します。

こちらの項目は、すでに設定済みです。
上記画像の通り、誤りが無ければ次のページに進んでください。

取得したい地点の都市名を任意で設定してください。

「テスト」を実行すると、アウトプットが取得されます。
「正しく取得されたことを確認したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:OpenWeatherMapで現在の天気データを取得する

続いて、「現在の天気データを取得」という項目を設定します。

こちらの項目は、すでに設定済みです。
上記画像の通り、誤りが無ければ次のページに進んでください。

緯度は、上記画像のように設定します。
アウトプットをクリックして、「地理座標のデータを取得」の中にある「緯度」を選択してください。

経度も同様に設定します。

設定が完了したら「テスト」をクリックし、テストが成功したら保存してください。

ステップ5:LINE WORKSのトークルームにメッセージを送信する

続いて、「トークルームにメッセージを送信」という項目をクリックしましょう。

こちらの項目は、すでに設定済みです。
上記画像の通り、誤りが無ければ次のページに進んでください。

ボットIDとトークルームIDは、枠外の注釈を参考に設定してください。

メッセージは、自由に設定できます。
今回は、「天気」「最高気温」「最低気温」を自動取得し、LINE WORKSトークルームにメッセージを送信するよう設定しました。

設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。
LINE WORKSにテストのメッセージが送信されるので、誤りが無いか確認できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONにする


上記画面が表示されたら「トリガーをON」に設定してください。
これで、「毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しLINE WORKSに通知する」フローの完成です。

その他のOpenWeatherMapやLINE WORKSを使った自動化例のご紹介

1. 毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しGoogle スプレッドシートに自動で追加するフローです。
このフローを活用すると、毎日特定の時間に、気温や湿度、降水確率などのデータを自動でGoogle スプレッドシートのデータベースに追加できるため、過去のデータも蓄積され長期的な分析にも役立ちます。

2. 毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しMicrosoft Excelに自動で追加するフローです。
このフローを活用すると、Microsoft Excelに手入力する手間を削減できるため、転記ミスが起こる可能性を抑えられ、正確なデータ管理が期待できます。

3. 毎日決まった時間にZoomの会議情報をLINE WORKSに自動通知するフローです。
のフローを活用すると、LINE WORKS上で会議情報を確認できるため、把握漏れの防止になります。
また、手作業で会議情報をメンバーに共有する必要が無くなるため、作業負担を軽減でき、生産性の向上にもつながるかもしれません。

まとめ

本記事では、OpenWeatherMapとLINE WORKSを連携することで、毎日OpenWeatherMapで天気予報を取得しLINE WORKSに自動で通知する方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
この自動化により、天気情報の取得と通知作業を自動化できるため、業務を効率化させ、スケジュール調整の迅速化が期待できます。
Yoomを活用すれば、ノーコードでアプリ連携やフローボットの作成が可能です。
この機会にOpenWeatherMapとLINE WORKSを連携し、天気情報の取得を自動化してみませんか?

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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