kintoneとYouTubeの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-11

【ノーコードで実現】kintoneのデータをYouTubeに自動的に連携する方法

h.hamada

「kintoneで管理しているプロジェクト情報に関連するYouTube動画を効率的に収集したい!」
「kintoneに登録した製品情報に対応する紹介動画をYouTubeから探し出し、紐付ける作業が毎回発生していて、本当に手間がかかっている…」

このように、kintoneとYouTube間での情報連携において、手作業による非効率さや入力ミス、情報検索の煩わしさに限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">kintoneのレコード情報に基づいてYouTubeチャンネルから関連動画を自動的に検索し、その情報をkintoneに追記する仕組み</span>や、<span class="mark-yellow">逆にYouTubeに新しい動画がアップロードされた際にkintoneに関連レコードを自動作成する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、情報収集やコンテンツ管理にかかる時間を大幅に削減し、より戦略的な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定でき、導入にかかる手間や時間もほとんどないので、ぜひこの機会に自動化を導入して、日々の業務をもっと楽に、そしてスマートに進めましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">kintoneとYouTubeを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[218702]]

kintoneとYouTubeを連携してできること

kintoneとYouTubeのAPIを連携させると、kintoneに新しいレコードが登録された際に、その情報をもとにYouTubeから関連動画を検索し、動画のURLやタイトルを該当レコードに自動で追記できます。

また、YouTubeに新しい動画がアップロードされた際には、その動画情報をkintoneに新しいレコードとして自動登録することも可能です!

これにより、<span class="mark-yellow">手作業での情報検索やデータ入力の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぎながら、関連情報を迅速かつ正確に一元管理</span>できるようになるため、業務の質とスピードを大きく向上させることができます。

気になる自動化例があれば、ぜひクリックしてみてください!

kintoneにレコードが登録されたら、YouTubeチャンネルの動画一覧を取得してレコード追加する

kintoneに新しいプロジェクトや製品情報などのレコードが登録された際、そのレコードの情報(例えばプロジェクト名や製品名)をキーワードとして、<span class="mark-yellow">指定したYouTubeチャンネルから関連する動画を自動的に検索し、見つかった動画のタイトルやURLなどの情報をkintoneの該当レコードに追記</span>します。

この自動化により、関連動画のリサーチや情報収集にかかる時間を大幅に短縮し、常に最新の動画情報をkintone上で確認できるようになるため、情報共有の円滑化やコンテンツ活用の促進に繋がります。

この連携は、kintoneのデータを直接YouTubeの動画情報と結びつけるシンプルなパターンだけでなく、特定の条件に基づいて処理を分岐させるような、より高度な連携パターンにも対応しています。

[[218702]]

kintoneに特定条件のレコードが登録されたら、YouTubeチャンネルの動画一覧を取得してレコード追加する

kintoneにレコードが登録された際に、<span class="mark-yellow">特定の条件(例えば、特定のカテゴリに合致する、あるいは優先度が「高」に設定されているなど)を満たすレコードの場合にのみ</span>、YouTubeチャンネルから関連動画を検索し、その情報をレコードに自動で追加します。

この自動化により、本当に必要な情報だけを効率的に収集し、kintone内の情報を整理された状態に保つことができるため、より戦略的な情報活用が可能になります。

この連携は、特定の条件に応じて処理の流れを変える分岐処理を含むパターンを活用しています。

[[218704]]

kintoneとYouTubeの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にkintoneとYouTubeを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでkintoneとYouTubeの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はkintoneにレコードが登録されたら、YouTubeチャンネルの動画一覧を取得してレコード追加するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • kintoneとYouTubeをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • kintoneのトリガー設定およびアクション設定、YouTubeのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
[[218702]]

ステップ1:マイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

kintoneの連携

1.‍検索ボックスにkintoneと入力し、kintoneのアイコンをクリックします。

2.‍「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力して、「追加」をクリックしましょう。
※詳しいkintoneのアプリ登録方法は、こちらを参照してください。
※kintoneのアプリ登録がうまくいかない場合は、こちらを参照してください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

YouTubeの連携

1.検索ボックスにYouTubeと入力し、YouTubeのアイコンをクリックします。

2.Yoomと連携したいアカウントを選択してください。
※希望のアカウントが表示されないときは「別のアカウントを使用」を押して、アカウントを追加してください。
アカウントを選択すると画面が遷移しますので、「次へ」を押してください。

3.下記のような画面になるので、「続行」を押してください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

ここからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートがありますので、まずはこちらをコピーしましょう。Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[218702]]

1.上記バナーの「詳細を見る」をクリック
2.画面が切り替わったら「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
4.下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:kintoneのトリガー設定

1.それでは、最初の設定を始めましょう!まずは、下の赤枠をクリックしてくださいね。

2.まずは、対象のkintoneアプリの設定をします。
タイトルとアカウント情報はステップ1で設定した内容が入力されています。なお、タイトルは任意でわかりやすい名前に変更可能です。
アクションは、テンプレート通りに「レコードが登録されたら(Webhook起動)」のままで大丈夫です。
設定が完了したら、「次へ」を押して進みましょう。

3.次に、Webhookのイベント受信設定です。
まだ、kintoneで対象のアプリを作成していない場合は、このタイミングで作成してくださいね!
また、この後のテスト操作でレコード追加をする必要があるので、チャンネルIDを含んだ内容のレコードを追加しておきましょう。
今回は下図のようなアプリを作成しました!

kintoneでアプリの準備が整ったらYoom画面に戻り、下記赤枠をクリックしWebhook URLをコピーしてください。

次に、先ほど作成したkintoneアプリに移動し、右上の歯車マークをクリックします。

設定タブから「Webhook」を選択してください。

Webhookの作成画面で「追加する」をクリックします。

Webhook URL欄に先ほどコピーしたURLを貼り付けましょう。
「https://」が重複してしまうので、その部分だけ削除してください。
通知を送信する条件は「レコードの追加」にチェックをつけ、「保存」をクリックします。
※詳しい設定方法はこちらをご覧ください。

保存を押すと下図の画面が表示されるので、赤枠の「アプリの設定」をクリックしてください。遷移先の画面で、「アプリを更新」をクリックしましょう。

Webhookの設定が完了したら、Yoom画面に戻りましょう。
「テスト」をクリックし成功するか確認してください。
レコードを追加したアプリ内容がアウトプットとして取得されていればOKです。
最後に「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ4:kintoneのアクション設定

1.続いて、kintoneのレコード情報を取得する設定を行います。下記赤枠をクリックしてください。

2.データベースの連携画面になるので、タイトルやアクションは先ほどと同様に、修正・確認をしてください。

さらに画面を下に進み、データベースの連携欄を入力しましょう。
ここには、入力欄下の注釈を参考にアプリIDを入力してください。
入力できたら、「次へ」を押して進みましょう。

3.続いて、kintoneアプリからレコードの情報を取得する設定を行います。
今回は「レコード番号」と「レコードID」が合っているレコードを取得するようにしました。
条件を追加することも可能なので、活用する業務内容に合わせてカスタマイズしてみてくださいね!

入力ができたら、「テスト」を実行してください。
成功すると、kintoneのレコード情報がアウトプットとして取得できます。
レコードの情報が正しく取得できていることを確認し、「保存する」をクリックして次に進みましょう!

ステップ5:YouTubeのアクション設定

1.続いて、YouTubeのチャンネル動画一覧を取得する設定を行います。まずは、下記赤枠をクリックしてください。

2.連携アカウントとアクションを設定する画面に切り替わるので、タイトルやアクションは先ほどと同様に、修正・確認をして次に進んでください。

3.ここではチャンネルレポートを取得するため、対象となるYouTubeの情報や期間を入力します。
チャンネルIDの入力欄をクリックするとアウトプットが表示されるので、先ほど抽出したチャンネルIDを選択してください。

入力が完了したら、「テスト」を実行し、成功するか確認してください。
今回はテスト操作のため、取得した値に何も反映していないですが、チャンネルが登録されていればしっかりと情報が反映されるはずです。
データの反映が確認できたら、「保存する」を押して次のステップにお進みください。

ステップ6:kintoneのレコード追加設定

1.次に、先ほど取得した内容をkintoneのレコードに追加する設定を行います。まずは、下記赤枠をクリックしてください。

2.画面が遷移するので、操作するkintoneアプリについて設定しましょう!
今回はステップ3で使用したkintoneアプリのレコードに追加するような設定をしたいと思います。
まずは、下記の画面になるのでタイトルやアクションを設定しましょう。
ステップ3や4と同様に、修正・確認をしてください。

ページをスクロールし、データベースの連携欄を入力欄下の注意事項を参考に入力してください。
入力欄をクリックすると下記のようにアプリIDを選びましょう。
設定が完了したら、「次へ」を押して進みましょう。

3.ここでは、具体的に更新するkintoneアプリの設定を行います。
まず、「追加するレコードの値」にはレコードを追加したい項目に入力しましょう。
それぞれの入力欄をクリックすると下記のようなアウトプットが表示されるので、項目に合ったアウトプットを選択してください。

今回は、それぞれの項目を下記のように入力しました。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう。
成功すると、kintoneにデータが更新されているはずなので確認してみましょう。下記赤枠のように指定した項目にデータが反映していればOKです!
最後に、「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ7:トリガーをONにして動作確認

お疲れ様でした!
これですべての設定が完了です。設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
動作確認をしてみましょう!

YouTubeのデータをkintoneに連携したい場合

今回はkintoneからYouTubeへデータを連携する(正確にはkintoneの情報を元にYouTubeから情報を取得しkintoneに追記する)方法をご紹介しましたが、逆にYouTubeのイベントをトリガーとしてkintoneへデータを連携したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

これにより、<span class="mark-yellow">YouTubeでの動画投稿といったアクションに応じて、kintone側でタスクを自動生成したり、関連情報を記録したりする</span>ことが可能になり、コンテンツ管理や関連業務の自動化をさらに推進できます!

YouTubeで動画がアップロードされたら、kintoneにレコードを追加する

指定したYouTubeチャンネルに新しい動画がアップロードされたことを検知すると、<span class="mark-yellow">その動画のタイトル、説明、URLなどの情報を自動的に取得し、kintoneに新しいレコードとして登録</span>します。

この自動化により、自社チャンネルや競合チャンネルの最新動画情報をリアルタイムに近い形で把握し、kintone上で一元管理できるようになるため、コンテンツ戦略の策定や効果測定、社内共有などが迅速かつ効率的に行えるようになります。

この連携は、YouTubeの動画情報を直接kintoneに連携するシンプルなパターンや、特定の条件に応じて処理を分岐させるパターンにも対応しています。

[[218707]]

YouTubeで特定条件の動画がアップロードされたら、kintoneにレコードを追加する

YouTubeで新しい動画がアップロードされた際に、<span class="mark-yellow">動画のタイトルや説明文に特定のキーワードが含まれている場合や、特定のチャンネルからのアップロードであるといった条件を満たす動画のみ</span>を対象として、その情報をkintoneに自動でレコード追加します。

この自動化によって、関心のある特定のトピックや競合の動向など、フィルタリングされた情報だけを効率的に収集し、kintoneに蓄積することができるため、情報過多を防ぎ、重要な情報を見逃すリスクを低減します。

この連携は、特定の条件に基づいて処理の流れを制御する分岐処理を含むパターンを利用しています。

[[218709]]

kintoneやYouTubeのAPIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、kintoneやYouTubeのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

kintoneを使った便利な自動化例

kintoneの情報をもとに書類を作成したり送付することが可能です。
また、フォームの回答をkintoneに転記することもできますよ。
また、WordPressやMicrosoft SharePointにkintoneの情報を反映することも可能なため業務を効率化できます。

[[46019,172828,163292,163907,174508]]

YouTubeを使った便利な自動化例

YouTubeの動画公開をトリガーにMicrosoft ExcelやNotionに反映したり、Gmailに通知できるため確認漏れを防げます。
また、フォームのレポートをYouTubeから取得し自動通知することも可能です。

[[206530,87410,174170,179648]]

まとめ

kintoneとYouTubeの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたkintoneの情報に基づくYouTube動画の検索や、YouTubeの更新情報のkintoneへの転記といった作業の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は関連動画情報を迅速かつ正確に把握し、コンテンツ管理や情報共有をスムーズに進められるようになり、本来注力すべき企画業務や分析業務といったコア業務に集中できる貴重な時間を創出できます!

今回ご紹介したような業務自動化をノーコードで実現できるツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的にkintoneとYouTubeを連携するフローを簡単に構築できるので、もし日々の業務の中でこれらのツール間の情報連携に少しでも手間を感じているのであれば、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化のインパクトを実際に体験してみてください!

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
タグ
kintone
YouTube
自動
連携
自動化
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る