下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!
コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。
ステップ3:アプリトリガー「支払いが失敗したら」
テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程では、Webhookを使ってStripeの支払いが失敗したことを検知する設定を行います。
(1/2)連携アカウントとアクションを選択
この画面では、以下の項目が設定済みです。
- タイトル
- アプリ
- Stripeと連携するアカウント情報
- トリガーアクション
次へをクリックして進みましょう。
(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定
いきなりテストボタンが表示されていますが、このテストは、StripeのDirectory APIを使用して、「支払いなどイベントが発生した際に、Webhook通知がリアルタイムに動作するかどうか」を確認するためのものです。
特に設定はないので、そのままテストボタンをクリックします。成功すると、以下のような画面が表示されます。
Webhookエンドポイントの接続設定および「payment_intent.payment_failed」イベントの受信設定に関するテストを実施し、正常に成功しました。という表示です。
ステータスはsuccessで、Webhookエンドポイントは有効(enabled)として登録されています。
これにより、対象のイベントが発生した際に、指定されたURL(例:https://yoom.fun/...)に対して通知が届くことが確認されました。
次へをクリックします。
【エラーが表示される場合】
エラーが起こる要因のひとつに、「テスト用のWebhookエンドポイント数の上限(16個)に達しているため、新たにWebhookエンドポイントを追加できない」の場合があります(invalid_request_error)。まずは不要なテスト用Webhookエンドポイントを削除し、再度テストを実施してください。
詳細ログは以下のStripeのログURLにて確認できます。
https://dashboard.stripe.com/test/logs/req_fcJWmanu1d3vHj?t=1743990149
(3/3)アプリトリガーのAPI接続設定
前のWebhookのテストが成功したら、Stripeに支払い失敗(テスト用でOKです)を行ってください。
イベントを発生させたら、フローボットが正しく検知できるかテストします。
テストボタンをクリックします。成功すると、検知結果の項目と値が取得できます。(以下の画像は項目です)
この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。
アウトプットについて
この値は、後の工程で引用します。保存をクリックして次の工程に進みましょう。
ステップ4:アプリと連携する「チャネルにメッセージを送る」
テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、Stripeの情報を引用してMicrosoft Teamsの指定したチャネルに結果を通知する設定を行います。
(1/2)アクションを選択
この画面では、以下の項目が設定済みです。
- タイトル
- アプリ
- Microsoft Teamsと連携するアカウント情報
- アクション
次へをクリックして進みましょう。
(2/2)API接続設定
- チームID
- 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、連携したMicrosoft Teamsのスペース名が表示されます。メッセージを送るスペースを選択するとIDが取得されます。
- チャネルID
- 編集欄をクリックするとプルダウンが開きます。チャンネルの候補の中から選ぶと、IDが自動で引用されます。
チャネルIDを選択したら、下にスクロールします。
- メッセージ内容
- 通知する定型文を作成します。特定のメンバーへのメンションも可能です。Microsoft Teamsでは、通知メッセージをリッチで構造化された形で表示するために、HTMLタグがサポートされています。そのため、改行はタグ<br/>を挿入する必要があります。
- 編集欄をクリックして、Stripeで取得した値を引用しながら定型文を作成します。事前設定では、支払いID、顧客IDの引用コードが埋め込まれています。このコードは、編集欄をクリックして表示されるプルダウンメニュー<アウトプット の中に格納されています。選択すると編集欄に埋め込まれる仕組みです。
- メンションを設定する場合は、メッセージ編集エリアの下の、メンション値を紐付けするボックスに値を入力します。添付ファイル情報も同じく値を挿入します。
入力が終わったら、テストボタンをクリックします。成功すると、指定したチャネルにテスト通知が送信されます。
保存するをクリックします。
ステップ5(最終):アプリトリガーをONにする
全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。
トリガーをONにして、フローボットを起動します。
トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>
トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。
Stripeを使った便利な自動化例
Stripeでの支払いをきっかけに、Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートへの記録、SlackやHubSpot、Salesforceへの登録・通知を自動化できます。日々の業務を丁寧に支えながら、チームの情報共有や顧客対応をスムーズにしてくれます。