Microsoft ExcelとOutlookの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-18

【プログラミング不要】Microsoft Excelの情報をもとにOutlookでメールを自動送信する方法

s.ougitani

Microsoft Excelにまとめた顧客リストやタスクリストをもとに、一件一件メールを作成して送信する作業は意外と時間がかかってしまいますよね…。
定期的な報告メールやイベントの案内メール、請求書送付のお知らせなど内容は少しずつ違っても、同じような作業の繰り返しは面倒...
他にも、手作業による宛先や内容の入力ミス、送信漏れといったヒューマンエラーのリスクがどうしても発生してしまうことに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

もし、Microsoft Excelのデータを活用して、これらのメール送信作業を自動化できたら、大きな時間短縮とミスの削減につながると思いませんか?
この記事では、プログラミングの知識がなくても、Microsoft Excelのデータを元にして、メールを自動送信する具体的な方法やそのメリットについてご紹介します。

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Microsoft ExcelとOutlookを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

書類作成を自動化する便利なテンプレート

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送信を自動化する便利なテンプレート

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Yoomには「Microsoft Excelデータをもとにメールを自動送信する」業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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[Yoomとは]

Microsoft Excelデータを元にOutlookでメールを自動送信するフローを作ってみよう

ここでは、例として「指定日時にMicrosoft Excelから情報を取得してOutlookで定型文を送信する」フローの作成手順を簡単にご紹介します。
今回はYoomを使用して、ノーコードで Microsoft ExcelとOutlookの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Microsoft ExcelとOutlookのマイアプリ登録
  • テンプレートをコピーする
  • スケジュールトリガーの設定およびMicrosoft ExcelとOutlookのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Microsoft ExcelとOutlookのマイアプリ登録をしよう

まず、Yoomと連携させたいアプリを「マイアプリ」として登録します。

Microsoft Excelの登録手順

Yoomにログインしたら、マイアプリをクリックし、新規接続を選択してください。

アプリ一覧はMicrosoft Excelを選択してください。
検索窓を活用すると、スムーズに見つけられます!

連携するアカウント名をクリックします。

パスワードを入力し、サインインをクリックしましょう。

これでMicrosoft Excelのマイアプリ登録ができました。

Outlookの登録手順

マイアプリをクリックし、新規接続を選択してください。

アプリ一覧は検索窓を活用し、Outlookを選択します。

ここからの手順はMicrosoft Excelと同様に、連携するアカウント名をクリックします。

パスワードを入力し、サインインをクリックしましょう。

これでOutlookのマイアプリ登録ができました。

※Microsoft Excel・Outlookともに、アプリの接続時の注意点として「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

次にYoomのサイトから、テンプレートをコピーしましょう!
基本的なフローは構築済みなので、あとはそれに沿って詳細を設定するだけで簡単にフローボットを作成できます。

それでは下のバナーの「試してみる」をクリックしましょう。

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テンプレートがコピーされると以下のように表示されるので、「OK」をクリックします。

コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:スケジュールトリガーを設定しよう

次にフローボットの設定に進みましょう。
先ほどコピーしたテンプレートを選択し、「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。

※スケジュールトリガーの設定方法は、こちらのページも参照してください。

実行時間の指定

タイトルはコピーした時に入力されていますが、変更することができます。
スケジュール設定を設定します。
ここでは日付指定を使い、毎月1日の9時にフローボットを起動するように設定しています。
Cron設定を使い記述ルールにしたがって入力することで、【10分おきに実行】や【05:12に実行】など、より細かく日時を設定することも可能です。
→詳しくはこちらを確認してください。
設定できたら、保存しましょう。

ステップ4:Microsoft Excelのアクションを設定しよう

次に「複数のレコードを取得する」をクリックしてください。

データベースの連携

Microsoft Excelと連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは「複数のレコードを取得する」を選択します。

設定範囲には注意点もあるので、事前にこちらのページを確認してくださいね。

ファイルの保存場所を選択しましょう。
ドライブIDは候補から連携したいIDを選択してください。

アイテムIDは候補から連携したいデータベースを選択しましょう。

シート名は候補から選択してください。

テーブル範囲を設定しましょう。
設定したら、次へをクリックしてください。

データベース操作の詳細設定

契約期限が間近の会社情報を取得したいので、「契約期限」「等しい」を選択し、日付から「翌月末日」を選択してください。
このように条件を指定することで、契約期限と日付情報が等しい場合に特定のレコード情報を取得できます。
設定したら、テストをクリックしましょう。

テストが成功し、Microsoft Excelの情報が取得できたら、保存してください。

ステップ5:処理の繰り返し設定をしよう

次に「対象の顧客情報を1件ずつ取得する」をクリックしましょう。

※「同じ処理を繰り返す」オペレーションを使う場合は、チームプランまたはサクセスプランが必要です。フリープラン・ミニプランだと、そのオペレーションやデータコネクトを設定してもエラーになってしまうのでご注意ください。
※めチームプランやサクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがついています。トライアル期間中は、通常は制限されるアプリや機能(オペレーション)も問題なく使えるので、この機会にぜひお試しくださいね。

繰り返し対象を指定

繰り返し対象の取得した値を設定します。
オペレーションは「複数のレコードを取得する」、取得した値は「会社名」を選択しましょう。

「取得した値を追加」から項目を増やし、次のOutlookでメールを送信するアクションで使用する「担当者名」や「連絡先」を設定してください。
設定できたら、保存しましょう。

ステップ6:Outlookのアクションを設定しよう

最後の設定ステップとなりました!
「メールを送る」をクリックして、設定を完成させましょう。

メールの設定

Outllookと連携するアカウント情報を確認しましょう。

Toは「対象の顧客情報を1件ずつ取得する」で取得したアウトプット「連絡先のループ変数」を選択します。

件名を入力しましょう。
メッセージ内容は、取得した値を活用して作成します。
例えば、「会社名のループ変数」「氏名のループ変数」といったアウトプット(取得した値)を活用することで、メール送信時に値を都度入力する手間を省けます。

契約期限を設定したい場合は、添付画像のように「日付」の項目から「翌月末」を選択することも可能です。
取得した値を活用せずにメッセージ作成した場合、同じ内容が送信され続けることになりますので注意してください。
固定のテキストや記号を使って内容を見やすく整えたら、次へをクリックしましょう。

メール送信のテスト

メールの内容を確認したら、テストを実行します。

テストが成功し、Outlookまで実際にメッセージが届いたら、保存してください。

ステップ7:トリガーをONにする

最後にトリガーをONにして動作をチェックしましょう。

これでフローボットの設定ができました。

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Microsoft ExcelやOutlookを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、Microsoft ExcelやOutlookを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Microsoft Excelを使った自動化例

フォームや通知内容をもとに要約を行って結果を自動追加したり、スケジュールトリガー機能を活用して効率的に情報を集約することも可能です。
また、RPA機能とも連携することで、必要な情報を手動作業の介入なく得ることができます。

[[176649,203494,211143,,132241,207361]]

Outlookを使った自動化例

メールの受け取りを検知して会議を自動で作成したり、カレンダーへの情報登録を関係者に通知することもできます。
情報の登録漏れや反映遅れが減ることで、データ管理の精度向上が見込めるはずです。

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まとめ

この記事では、「Microsoft Excelからメールを自動送信する方法」について、プログラミング不要で実現する具体的なアプローチをご紹介しました。
Microsoft Excelのデータを活用したメール送信の自動化は、単純な繰り返し作業にかかる時間を削減するだけでなく、宛先間違いや送信漏れといったヒューマンエラーを防ぐ上でも効果的です。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したメール送信の自動化以外にも、様々な業務を効率化するためのテンプレートが豊富に用意されています。</span>
特定のスケジュールやフォーム送信、チャットでの依頼など、業務フローに合わせた自動化を選択できる点は嬉しいポイントです。
「毎日の報告メール作成の負担が大きい」「問い合わせへの返信を迅速化したい」「手作業によるミスをなくしたい」
といった課題をお持ちなら、ぜひYoomのテンプレートを活用した自動化をぜひ検討してみてください。難しい設定は不要で、すぐに始めることができますよ!
まずはテンプレートを試してみて、その便利さを実感してみませんか?
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この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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