「OK」をクリックして、設定を進めましょう。
※コピーしたテンプレートは「マイプロジェクト」に保存されます。
ステップ3:スケジュールトリガーを設定しよう
さっそく、フローボットの設定を進めましょう。
まずは、指定のスケジュールになったらフローボットが自動的に起動するようにするため、スケジュールトリガーの設定を行います。
先ほどコピーしたテンプレートの、「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。
フローボットを自動的に起動させるスケジュールの詳細を設定していきます。
タイトルは入力されていますが、必要に応じて変更可能です。
「スケジュール設定」に、フローボットを起動したい時間を設定していきます。
今回は、「平日月〜金の朝9時」に起動するように設定してみました!
固定の日時で起動したい場合は、「日付指定」から指定することができます。
また、「Cron設定」を使えばより細かく設定することもできますよ!詳しくはこちらをご参照ください。
設定できたら、保存しましょう。
ステップ4:Googleカレンダーのアクション設定をしよう
次に、Googleカレンダーから予定を取得する設定を行います。
「予定の一覧を取得する」をクリックしてください。
連携アカウントとアクション選択画面が表示されます。
タイトルは必要に応じて変更可能です。
使用するGoogleカレンダーのアカウント情報を確認し、アクションは「予定の一覧を取得する」のままにして、「次へ」をクリックしましょう。
次に、API接続設定です。
「カレンダーID」は候補から選択してください。入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されます!
取得する期間の開始日時と取得する期間の終了日時を設定します。
今回は”今日”の予定を取得したいので、入力欄をクリックして表示される「日付」から「今日」を選択してください。
日付を選択したら、開始日時の日付のあとに、「半角スペース」と「T00:00:00.000+09:00」と入力して時間を設定しましょう。
同様に終了日時の日付のあとに、「半角スペース」と「T24:00:00.000+09:00」を入力してください。
設定が完了したら「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、Googleカレンダーから予定情報がアウトプットとして取得されます。
正しく予定情報が取得できていることを確認し、保存しましょう。
※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。
ステップ5:Slackのアクションを設定しよう
最後の設定項目となりました!
先ほど取得したGoogleカレンダーの予定情報を、Slackに自動通知する設定を行います。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックして設定を進めましょう。
先ほど同様に、連携アカウントとアクション選択画面が表示されます。
タイトルは必要に応じて変更可能です。
使用するSlackのアカウント情報を確認し、アクションは「チャンネルにメッセージを送る」のままにして、「次へ」をクリックしてください。
次に、API接続設定です。
「投稿先のチャンネルID」を、入力欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。
「メッセージ」に、Slackに通知したい内容を入力します。
Googleカレンダーから取得した予定情報を、下図のようにアウトプットを用いて設定しましょう!
アウトプットを使用せずに手入力した場合、手入力した内容が毎日Slackに通知され続けることになるので、注意してくださいね。
設定後、テストを実行します。
テストが成功したら、Slackにメッセージが届いていることを確認して保存しましょう。
ステップ6:トリガーをONにして動作を確認しよう
最後に、「トリガーをON」にして、設定したフローボットが正しく動作するかチェックしてみてくださいね!
以上で、「毎日、Googleカレンダーからその日の予定を取得して、Slackにリマインド通知する」というフローボットの設定完了です。
Slackを使ったその他の便利な自動化例
今回ご紹介した定期リマインド以外にも、Slackを活用して様々な業務を自動化できます。
たとえば、特定のメール内容やCRMサービスのデータ更新を自動通知したり、クラウドストレージのデータ更新を通知することも可能です。
気になる自動化のテンプレートがあれば、「試してみる」をクリックして気軽に試してみてくださいね!