OutlookとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-28

【簡単設定】OutlookのデータをDiscordに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Outlookに届いた重要なメール、急いでDiscordのチームチャンネルに共有しないと!」
「カレンダーの予定変更を都度Discordで連絡するのは地味に面倒…」

ビジネスに不可欠なOutlookとDiscord。
しかし、これらの情報連携を手作業で行おうとすると、手間や共有漏れ、タイムラグなどの問題が発生しますよね。

もし、<span class="mark-yellow">Outlookで受信した特定のメールやカレンダーの予定の変更を、自動でDiscordに通知する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、チーム内の情報共有はスピーディーかつ正確なものになるでしょう。

そして、手作業による連絡業務から解放され、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができるはずです!

今回ご紹介する自動化は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
日々の反復作業にかかる時間を削減できるので、ぜひこの機会に導入して、チームのコミュニケーションを円滑にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">OutlookとDiscordを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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OutlookとDiscordを連携してできること

OutlookとDiscordのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていたメール内容の転記やスケジュールの共有といった作業を自動化できます。
これにより、情報共有のスピードと正確性が向上。チーム全体のコミュニケーションが活性化し、業務効率の向上が見込まれるでしょう。

Yoomで実現できる具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があればクリックしてみてください!

Outlookでメールを受信したら、Discordに通知する

顧客からの問い合わせやシステムからのアラートなど、チームで直ぐ共有すべきメールを受信した際に、その内容を自動でDiscordチャンネルに通知する連携です。

<span class="mark-yellow">手動での転記・投稿作業が不要となり、情報共有の迅速化とヒューマンエラーによる対応漏れを防止</span>できます。

特定条件のメールのみを通知する分岐処理も設定できるため、重要な情報だけを確実にチームへ届けられます。

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Outlookで予定が更新されたらDiscordに通知する

Outlookカレンダーで新しい予定が登録されたり、既存の予定が変更されたりした際に、その内容をDiscordに通知する連携です。

チームメンバーとの会議やクライアントとのアポイントなど、スケジュールの変更を手動で連絡する手間を省き、<span class="mark-yellow">連絡漏れによる認識の齟齬やスケジュール調整のミスを防ぐ</span>ことができます。

チーム全員に最新のスケジュールが共有されることになり、業務を滞りなく進められるようになるでしょう。

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OutlookとDiscordの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、OutlookとDiscordを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Outlookでメールを受信したら、Discordに通知する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • OutlookとDiscordのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • OutlookのトリガーとDiscordへの通知の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:OutlookとDiscordのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいOutlookアカウントとDiscordアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではOutlook)を検索して選択します。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
  2. トリガーとするOutlookアカウントを入力し、「次へ」をクリック。
    ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Outlookが追加されていることを確認してください。

続けて、Discordも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でDiscordを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」にBotトークンを設定。
    BotトークンはDiscord Developer Portalから取得できます。
    詳細はこちらのヘルプページをご確認ください。
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリック。

Discordも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Outlookのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(メール受信)を設定していきます。

  1. Outlookの「メールを受信したら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更可能です。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メール受信時により早くDiscordへの通知が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「メールフォルダID」にトリガーとなるメールフォルダのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているOutlookアカウントから候補が表示されますので、対象となるフォルダを選択してください。
    検索欄にフォルダ名を入れることで候補が絞られます。
    ※ 指定したフォルダにメールが届いた際にフローが起動します。
  1. テスト用に、指定したフォルダに振り分けられるメールを送信します。
    参考)メールの自動仕分け
    ※ テスト用メールの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
    ※ 直近1時間以内に指定したフォルダにメールが届いていない場合はテストに失敗します。
  1. テストが成功すると、「取得した値」に登録したイベントの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に送信したメールが取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなるメールの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:Discordへの通知

それでは、メールの受信をDiscordに通知しましょう。

  1. Discordの「メッセージを送信」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「チャンネルID」に、メッセージを送信するチャンネルのIDを設定。
    チャンネルIDはDiscordチャンネルのURL(discord.com/channels/サーバーID/チャンネルID)で確認できます。
  2. 「メッセージ内容」に通知内容を設定。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、Outlookが受信したメールの各項目を選択できます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    これらの値を用いて、メールの受信を通知するメッセージを設定しましょう。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したチャンネルにメッセージが投稿されます。
    ※ 投稿されるメッセージの例
  1. 期待するメッセージが投稿されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Outlookの指定したフォルダに仕分けられるメールを送信し、その情報がDiscordの指定したチャンネルに投稿されていれば成功です。

特定のメールフォルダではなく、件名に「重要」などの特定のキーワードを含むメールのみを通知したい場合には、以下の手順でトリガーを変更してください。

このように、今回のフローボットをベースにして様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

DiscordのデータをOutlookに連携したい場合

今回はOutlookからDiscordへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にDiscordからOutlookへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Discordでメッセージを受信したら、Outlookに通知する

特定のDiscordチャンネルでの重要な投稿や、自分へのメンションがついたメッセージをトリガーとして、その内容をOutlookのメールとして受信できる連携です。

この仕組みを活用することで、<span class="mark-yellow">Discord上の重要な議論や決定事項を見逃すことなく、後からメールで確認・管理できる</span>ため、情報ストックやタスク管理が格段に容易になります。

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Discordの投稿内容を翻訳してOutlookに通知する

グローバルチームで利用しているDiscordチャンネルの投稿を、AIが自動で翻訳し、その内容をOutlookにメールで通知する連携です。

この自動化は、言語の壁を越えた円滑な情報共有を可能にし、<span class="mark-yellow">海外メンバーとのコミュニケーションを活性化</span>させます。

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OutlookやDiscordを活用したその他の自動化例

OutlookやDiscordを活用することで、受信メールの自動処理や、社内通知の効率化を実現できます。
Yoomにはこうした業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Outlookを使った自動化例

Outlookに届いたメールを起点に、他のクラウドサービスと連携することで、営業活動や社内オペレーションの自動化が可能になります。
たとえば、受信メールの署名情報からZoho CRMやMicrosoft Dynamics 365にリードを自動登録したり、添付ファイルをDropboxへアップロードするといった業務をノーコードで構築できます!

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Discordを使った自動化例

Discordは社内外の通知ハブとしても活用でき、さまざまなツールと組み合わせてスムーズな情報共有を行えます。
たとえば、Google スプレッドシートに登録された今日のタスクを毎朝通知したり、Zoomの会議終了後に議事録を投稿するなど、プロジェクト運営の効率化に役立ちます!

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まとめ

OutlookとDiscordの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">手作業で行っていたメール内容の転記やスケジュール変更の連絡といった定型業務の手間を削減し、共有漏れやタイムラグといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

チームは常に最新の情報を共有しながら業務を進められるようになり、担当者は連絡作業から解放されることで、本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境を整えられるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツールYoomを活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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