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NotebookLMでPDFをどう使う?技術資料を音声で聴く実務検証
NotebookLMでPDFをどう使う?膨大な情報を音声&研修資料にできるか検証
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NotebookLMでPDFをどう使う?技術資料を音声で聴く実務検証
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2026-03-02

NotebookLMでPDFをどう使う?膨大な情報を音声&研修資料にできるか検証

Yuka Matsumoto
Yuka Matsumoto

「PDFを読み込んで、要約したり質問に答えてもらえるツールがあるって聞いたけど、実際どうやって使えばいいの?」
「NotebookLMが気になっているけど、本当に業務で使えるレベルなの?」
そんな疑問を持っている方、多いのではないでしょうか。

NotebookLMはPDFをアップロードすると、AIが資料の内容を解析し、要約を作成したり質問に答えたりできるツールです。

とはいえ、「どんな機能があるの?」「実際の精度はどうなの?」と気になるところですよね。

本記事では、NotebookLMにPDFを読み込む手順から、音声解説・学習ガイドといった主要機能の実践的な使い方まで、実際に検証した結果をもとにわかりやすく解説します。
PDFを活用した業務効率化に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

🪏NotebookLMの主な機能

NotebookLMにPDF資料を読み込ませるとAIが内容を解析し、さまざまな機能を使えるようになります。

ここでは、代表的な5つの機能を紹介します。

要約とQ&Aを生成

資料を読み込むと、概要やキーポイントが自動で生成されるのが基本の機能です。

「Q&A機能」を使えば、「このプロジェクトの予算上限は?」「第3章の結論は?」といった具体的な質問にも答えてもらえます。しかも、回答の根拠となる資料内の箇所(引用元)もあわせて表示してくれるので、情報の確認がしやすいのが嬉しいポイントです。

音声解説(Audio Overview)と動画解説(Video Overview)

資料を「聴いて・観て」理解できる機能も揃っています。

音声解説では、2人のAIホストがポッドキャスト形式で資料の内容を対話しながら解説してくれます。移動中や作業の合間に耳から情報をインプットしたいときに向いています。

動画解説では、資料をもとにしたスライドとAIのナレーションを組み合わせた動画が自動で作られます。全体の流れや構成を視覚的につかみたいときに役立ちます。

Deep Research(詳細調査モード)

手元の資料だけでは情報が足りないとき、AIが自動でWeb検索を行い、不足している情報を補ってくれる機能です。社内資料とWeb上の新しい情報をあわせて活用できるので、より幅広い視点で分析したい場面で重宝します。

なお、無料プランでは月10回程度までという利用制限があります。業務の重要な場面で制限に達してしまわないよう、使いどころを絞って活用するのがおすすめです。制限なく使いたい場合は、有料版の「NotebookLM Plus」へのアップグレードを検討してみてください。

学習ガイド(Study Guide)の自動作成

資料の内容をもとに、「よくある質問(FAQ)」「用語集」「学習ガイド(テスト問題)」などをボタン一つで自動生成できます。内容の理解度を確認したいときや、試験勉強の準備をしたいときに活用しやすい機能です。

✍️NotebookLMにPDFやその他の資料を読み込む手順

NotebookLMはPDF以外にも、さまざまな形式のファイルやデータに対応しています。操作方法はシンプルで、はじめての方でも迷わず進められます。

1.新しいノートブックを作成

NotebookLMのトップページから「ノートブックを新規作成」を選び、タイトルを入力するだけでスタートできます。

出典:https://notebooklm.google.com/

2.資料(ソース)を追加する

「ソースを追加」メニューから、読み込みたい資料の形式を選んでアップロードします。対応している形式は以下のとおりです。

  • PDF:PCまたはGoogleドライブから追加
  • Webサイト:URLを貼り付ける
  • YouTube動画:URLを貼り付けると字幕情報をもとに解析される
  • 音声ファイル:MP3・WAVなどの議事録データ
  • 画像ファイル:JPG・PNGなどの図表データ

出典:https://notebooklm.google.com/

 スキャンして画像化されたPDFや図表が多く含まれる資料も、基本的にはそのままアップロードするだけで内容を認識・解析できます。マルチモーダルAIを採用しているため、テキストだけでなく画像情報も読み取れます。

3.指示を出す

後はチャット欄でソースに基づいて「どうしてほしいか?」を文章で指示するだけです。
または「Studio」から音声解説やマインドマップなど、作成したい資料を選択すればあとは待っているだけで情報がまとまります!

🌟YoomでPDFの情報整理・収集を自動化

👉Yoomとは?ノーコードで業務自動化につながる!

NotebookLMは読み込んだ資料を分析するツールですが、その資料を集めて整理する作業は意外と手間がかかるものです。そこで活躍するのがYoomです。

Yoomを使えば、メールで届いたPDFを自動でGoogle Driveへ保存したり、チャットツールへ通知したりといった作業をプログラミング不要で自動化できます。

資料の収集・整理にかかる手間を減らして、NotebookLMでの分析により集中できる環境を整えましょう。


■概要

フォームで受け取る申込書や請求書などのPDFファイル、その内容の確認や要約に手間を感じていませんか。手作業での確認や、内容をコピーしてAIに分析を依頼する作業は、時間もかかり非効率になりがちです。このワークフローを活用すれば、フォームに添付されたPDFを自動で読み取り、DeepSeekが内容を分析、その結果をSlackへ即座に通知します。一連の確認・分析作業を自動化し、業務の迅速化を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方

  • フォームで受信するPDF書類の確認や内容の転記に時間を要しているご担当者の方
  • 受信した書類の内容をAIで要約し、チームへ迅速に共有したいと考えている方
  • 手作業によるデータ処理をなくし、Slackでの情報共有を自動化したい方

■このテンプレートを使うメリット

  • フォーム送信からPDFの読み取り、AIでの分析、Slack通知までを自動化し、手作業での確認や転記に費やしていた時間を短縮できます。
  • 手作業での情報確認や転記作業が不要になるため、内容の見落としや入力ミスといったヒューマンエラーの発生を防ぎます。

■フローボットの流れ

  1. はじめに、DeepSeekとSlackをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでフォームトリガーを選択し、PDFファイルが添付される受付フォームを設定します。
  3. 続いて、オペレーションでOCR機能を選択し、「任意の画像やPDFを読み取る」アクションで、フォームで受信したPDFファイルを指定します。
  4. その後、オペレーションでDeepSeekを選択し、「テキストを生成」アクションで、OCR機能によって抽出したテキストデータを分析・要約するよう指示します。
  5. 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、DeepSeekが生成した内容を指定のチャンネルに通知します。

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • DeepSeekのオペレーションでは、どのような分析や要約をさせたいか、指示内容(プロンプト)をテキストで自由に設定することが可能です。
  • Slackへの通知先は、特定のチャンネルや個人へのダイレクトメッセージなど、任意で設定できます。また、メッセージ本文には、フォームの回答内容やDeepSeekによる分析結果を変数として含めたり、定型文を追加したりと、柔軟なカスタマイズが可能です。

注意事項

  • DeepSeek、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

■概要

Outlookで受信する請求書や申込書、契約書などのPDFファイルを、手動でGoogle Driveに保存し、内容を確認するために都度ファイルを開く作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、Outlookで特定のメールを受信した際に、添付されたPDFファイルを自動でGoogleドキュメント形式に変換してGoogle Driveに保存します。手作業によるPDFからGoogleドキュメントへの変換プロセスを自動化し、ファイル管理と内容確認の効率を高めます。

■このテンプレートをおすすめする方

  • Outlookで受け取るPDFの管理や共有に手間を感じている総務や経理部門の担当者の方
  • 受信したPDFをGoogle ドキュメントに変換し、チームで内容を確認、編集している方
  • PDFからGoogleドキュメントへの変換作業など、メールを起点とした定型業務を自動化したい方

■このテンプレートを使うメリット

  • Outlookでのメール受信をトリガーに、添付PDFの保存からGoogleドキュメントへの変換までが自動処理されるため、手作業の時間を削減できます
  • 手動でのファイル保存や変換作業が不要になることで、保存先の指定ミスや変換漏れといったヒューマンエラーの発生を防ぎます

■フローボットの流れ

  1. はじめに、OutlookとGoogle DriveをYoomと連携します
  2. 次に、トリガーでOutlookを選択し、「特定の件名のメールを受信したら」というアクションを設定し、検知したい件名のキーワードなどを指定します
  3. 次に、オペレーションでOutlookの「メールの添付ファイルを取得する」アクションと「メールの添付ファイルをダウンロード」アクションを設定します
  4. 続いて、オペレーションでデータ変換機能の「正規表現によるデータの置換」を設定し、保存ファイル名に用いる情報を整えることも可能です
  5. 次に、ダウンロードしたPDFファイルをGoogle Driveにアップロードするアクションを設定します
  6. 最後に、Google Driveの「PDFファイルをGoogleドキュメントに変換する」アクションを設定し、保存先などを指定します

※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

  • Outlookのトリガー設定では、メールを検知するフォルダのIDや、件名に含まれるキーワードを任意で設定できます
  • Google Driveのオペレーション設定では、PDFファイルをアップロードする際、またGoogleドキュメントへ変換する際のいずれの工程でも、任意の保存先フォルダとファイル名を指定することが可能です

■注意事項

  • Outlook、Google DriveのそれぞれとYoomを連携してください。
  • Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
  • 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

🤔【検証内容と項目】NotebookLMでPDFを解析してみた

実際にNotebookLMを使って、2つの異なるシチュエーションで機能を検証してみました。

検証条件

  • 環境:NotebookLM(無料プラン)

検証内容と検証項目一覧

検証内容と確認ポイントをまとめます。

シナリオ1:難しい技術資料を「音声解説」でポッドキャスト風に聴く

【想定されるユースケース】
専門用語が並ぶ難解な技術マニュアルのPDFを読み込ませ、通勤中の学習ツールを作る。

【検証項目】

  • PDFに書かれていない内容を過度に創作していないか
  • PDFの構成がある程度反映されており、「どこを話しているのか」がリスナーに分かりやすいか
  • 対話の流れの中で、実務イメージを持ちやすくする例や比喩が適切に挿入されているか

シナリオ2:学習ガイド機能で理解度チェック

【想定されるユースケース】
業務マニュアルを読み込ませ、新人向けの研修資料を作成する。

【検証項目】

  • マニュアル全体の重要ポイントが、バランスよく問題として取り上げられているか
  • 「用語理解」「手順の再現」「ケーススタディ」といった複数タイプの問題が生成されているか
  • 記述式のテスト問題が、業務内容と整合しているか

🧪【実践】NotebookLMでPDFを読み込んで音声解説&資料作成してみた

各シナリオの検証方法をまとめます。

シナリオ1:難しい技術資料を「音声解説」でポッドキャスト風に聴く

PDF資料から音声解説を作成する検証の手順を解説します。

STEP1:NotebookLMに読み込ませるPDFを用意する

検証に用いるPDFを用意します。
今回は、以下のデモデータを作成しました。

STEP2:NotebookLMにPDFを読み込ませる

新しいノートブックを作成し、STEP1で用意したPDFをアップロードします。

出典:https://notebooklm.google.com/

STEP3:音声解説を作成する

画面右側の「Studio」にある「音声解説」の鉛筆アイコンをクリックします。

出典:https://notebooklm.google.com/

以下3つを設定します。

  • フォーマット(形式)
  • 言語
  • 長さ(短め/デフォルトから選択可能)

以下のようなプロンプトを入力し、「生成」をクリックします!

ソースは、マイクロサービスアーキテクチャ導入の技術マニュアルです。
専門用語が多く難しいので、「通勤中にざっくり全体像をつかむためのポッドキャスト風解説」を作りたいです。
【やってほしいこと】
- 2人のAIが会話する形で、音声解説用の台本を作ってください。
- 朗読ではなく、「要約+解説+かんたんな例え話」が入った内容にしてください。
【話し手のイメージ】
- A:経験豊富なアーキテクト(概念や設計の意図を説明する人)
- B:現場寄りのエンジニア(実務でのイメージや注意点を補足する人)
【重視してほしい内容】
PDFの内容に沿って、特に次のポイントを分かりやすく話してください。
- 境界づけられたコンテキストと、サービスごとのデータ分離
- 同期/非同期のサービス間通信、イベント駆動の考え方
- APIゲートウェイの役割と、やりがちなアンチパターン
- 観測性(ログ・メトリクス・トレース、トレースID)の重要性
- ブルーグリーンデプロイメントとカナリアリリースの違いと使いどころ
- よくある失敗パターン(どこでつまずきやすいか)
【トーンと長さ】
- 口調:カジュアル寄りだがビジネスでも違和感のない丁寧さ
- 「一言でいうと〜」「ざっくり言うと〜」のように専門用語をかみ砕いて説明してください。
- 再生時間5〜10分くらいを想定した分量で、導入→本編→かんたんなまとめ、という流れにしてください。
PDFに書かれていない具体的な数値や事実は、勝手に作らず、一般論として表現してください。

出典:https://notebooklm.google.com/

STEP4:出力結果を確認する

出力された音声を聴き、各検証項目をチェックします。
結果については後程まとめてお伝えします!

出典:https://notebooklm.google.com/

シナリオ2:学習ガイド機能で理解度チェック

学習ガイド機能を使い、PDF資料からテストを作成する検証の手順を解説します。

STEP1:NotebookLMに読み込ませるPDFを用意する

検証に用いるPDFを用意します。
ここでは、新入社員向けの業務マニュアルを準備しました。