2024/06/24
アプリ同士の連携方法

SlackとChatGPTを連携して、SlackからAIを活用してみた!

y.matsumoto

目次

このブログをおすすめする方

  • SlackとChatGPTの活用による業務効率化に興味がある方
  • 社内サポートやナレッジ管理の自動化を進めたい企業担当者
  • 多言語対応のチャットbotでの顧客対応を検討中の方
  • 社内のコミュニケーション効率を改善したい人事担当者
  • 新入社員教育を効率的に行いたい企業の教育担当者

SlackとChatGPTを連携するメリットと利用シーン

メリット1: プロジェクト知識の効率的な共有

SlackとChatGPTを連携することで、メンバーが疑問点や確認事項をSlackに投稿すると、ChatGPTが自動で解答を提供し、知識共有がスムーズになります。

特にプロジェクト進行においては、専門知識や業務手順に関する質問が頻繁に発生しますが、ChatGPTが即座に解答を提供することで、他のメンバーの手を煩わせずに対応できます。
さらに、重要なガイドラインやマニュアルを学習させておくことで、一定の品質で一貫性のある回答を提供でき、業務効率が向上が期待できます。プロジェクトの進行における質問対応に活用することで、メンバー全員がスムーズに情報を共有でき、生産性向上に貢献するでしょう。

メリット2: 会話の要約で効果的な情報整理

Slack内のスレッド会話が膨大になる場合、ChatGPTが自動で要約を生成し、チーム全体が把握しやすい形式で情報を整理します。

例えば、プロジェクトの進行状況を随時Slackで共有する際、膨大なやり取りをまとめるのは時間がかかりますが、ChatGPTによる要約があれば、各メンバーが効率よく内容を理解し、次のステップに進む判断がしやすくなります。また、重要なディスカッションや会議内容を要約して提供することで、後から確認したいメンバーにも便利です。この自動要約機能により、関係者間の伝達ミスが減り、プロジェクトの進行が円滑になるでしょう。

メリット3: 新人研修や問い合わせ対応の自動化

ChatGPTを活用して、Slack上で新人社員からの基本的な問い合わせに自動で対応できるため、先輩社員が個別に対応する負担が軽減されます。

新しいツールや社内ルールについての基本的な質問にChatGPTが対応することで、教育の手間が削減され、新人が早期に業務を開始できる環境が整います。さらに、グローバルな企業では、ChatGPTの多言語対応を活用し、海外の新人からの問い合わせにもスムーズに対応可能になるでしょう。このように、新人教育や社内のサポート体制を強化しつつ、運用コストも削減につながることが期待できます。

ノーコードツールYoomで簡単にSlackとChatGPTを連携

さて、SlackとChatGPTを連携し、チャットbotとして活用できるメリットはご理解いただけましたでしょうか?
とっても便利な「チャットbot」ですが、チャットbotを作成するのは難しいのでは??と思っていませんか?

実は、このチャットbot、「Yoom」を使えば簡単に作成することができてしまいます!
プログラミングの知識やスキルがなくても作成できますよ。(機械音痴の私でも簡単にできました…!)

[Yoomとは]

Slackに投稿したらChatGPTの回答が返ってくるフローの作成方法

とても便利なYoom!

業務効率UPするために様々な部分で役に立ちますが、今回は前述しているSlackとChatGPTを連携し「チャットbot」を作成できるフローを紹介していきます!
専門的な知識は必要なく、どなたでも手順通りに行えば簡単にできます
ので、ぜひご覧になって試してみてくださいね。

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!

ステップ1:SlackとChatGPTをマイアプリ連携

1.まず、Yoomにログインし左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」を選択してください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、今回使用する「ChatGPT」と「Slack」を選択し、アプリを連携して下さい。

3.左欄のプロジェクト一覧から任意のプロジェクトを選択し、「+新規作成」をクリックします。

4.今回は新規作成を選択します。

5.任意のタイトルを入力します。

ステップ2:Slackでメッセージを送ったら起動するトリガーを設定

6.フローボット起動の条件として「特定のアプリイベントを受信したとき」を選択します。

7.アプリ一覧から「Slack」を選択します。

8.連携アカウントとアクションを選択の設定をします。

 アプリトリガーのタイトル:任意で設定してください(空欄でもOKです。トリガーアクションの内容が反映されます。)
 Slackと連携するアカウント情報:任意のアウントを設定してください。
  トリガーアクション:「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択してください。

9.アプリトリガーのAPI接続設定をします。

 トリガーの起動間隔:任意の時間を設定してください。
 チャンネルID:候補のプルダウンから選択してください。

10.テストを行い成功したら「保存するをクリックしてください」

ステップ3:分岐オペレーションを設定

11.先ほど作成したアプリトリガーの下にある⊕ボタンをクリックします。

12.オペレーションタイプの選択は「分岐する」選択します。

13.分岐条件を指定します。

 タイトル:任意で設定してください。(「分岐 | 「ChatGPTの回答です。」の文字列が含まれていたら分岐」等と記載すると分かりやすいです。)

 オペレーション:「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択してください。

 アウトプット:「メッセージ内容」を選択してください。

 分岐条件:「値を含む」を選択し、「ChatGPTの回答です。」と入力してください。

解説)上記のように設定することで「ChatGPTの回答です。」の文字列が含まれていたら分岐し、無限ループになることを防ぎます。

ステップ4:ChatGPTと会話するアクションを設定して回答を取得

14.先ほど作成した分岐アクションの下にある「⊕その他」ボタンをクリックします。

15.オペレーションタイプは「アプリと連携する」を選択します。

16.アプリ一覧から「ChatGPT」を選択します。

17.連携アカウントとアクションを選択の設定をします。

 タイトル:任意で設定してください(空欄でもOKです。アクションの内容が反映されます。)

 ChatGPTと連携するアカウント情報:任意のアカウントを設定してください。

 アクション:「会話する」を選択してください。

18.API接続設定をします。

 メッセージ内容:クリックし、アウトプットにある新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」の中の「メッセージ内容」を選択してください。
上記画像のように{{メッセージ内容}}と記載されているのを確認します。

※解説)上記のように設定することで、Slack上に投稿されたメッセージを自動でChatGPTに送ることができます。

 ロール:ユーザーを選択してください。

 temperature:任意で設定してください。(空欄でもOKです。)

 最大トークン数:任意で設定してください。(空欄でもOKです。)

 モデル:任意で設定してください。

19.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:Slackに回答を返信するアクションを設定

20.先ほど作成した「アプリと連携する」アクションの下にある⊕ボタンをクリックします。

21.オペレーションタイプは「アプリと連携する」を選択します。

22.アプリ一覧から「Slack」を選択します。

23.連携アカウントとアクションを選択の設定をします。

 タイトル:任意で設定してください(空欄でもOKです。アクションの内容が反映されます。)

 Slackと連携するアカウント情報:任意のアカウントを設定してください。 

アクション:「チャンネルにメッセージを送る」を選択してください。

24.API接続設定をします。

 投稿先のチャンネルID:候補から選択してください。

 メッセージ:「ChatGPTの回答です。」等入力すると分かりやすいです。

 メッセージ枠内をクリックし、アウトプットにある「会話する」の中の「返答内容」を選択してください。

 上記画像のように{{返答内容}}と記載されているのを確認します。

※解説)上記のように設定することで、ChatGPT上の回答を自動でSlackに送ることができます。

25.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

お疲れ様です!これで「チャットbot」の完成です!!

SlackとChatGPTの連携フロー応用編

SlackとChatGPTを連携した「チャットbot」の作成方法はご理解いただけましたでしょうか?

Yoomでは様々なアプリと連携してフローボットを作成することができるので、今回紹介したチャットbotも業務に合わせて簡単に変更&アレンジできますよ!

例えば…こんな便利なフローもできちゃいます。

●データベースに追加した議事録をChatGPTで要約してSlackに通知

●ChatGPTで問い合わせ内容を自動分類しSlackの適切なチャンネルに通知

メールトリガー機能と組み合わせることで、特定の送信者情報のみをSlackに通知ことが可能です。個人情報に配慮したい場合に便利そうです。

こちらもメールトリガー機能と組み合わせた自動化ですが、受信したメールに対する返信案をChatGPTを使用して作成しSlack上で提案をしてくれます。

もちろんSlackだけでなく、LINEなどの他のチャットサービスともノーコードで連携することが可能です。

まとめ

今回はChatGPTとSlackを連携して「チャットbot」を作成するメリットとその方法をご紹介しました!
「チャットbot」を作成することで、自動的に適切な返答を生成することができ企業やチームは業務効率を大幅に向上させることができますよ。
専門的な知識は必要なく、誰でも簡単に作成できるので、ぜひ活用してみてください!

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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