事前準備
■Yoomへログイン
Yoomのアカウントを持っていない方はYoomの登録ページからアカウントを発行してください。30秒で登録できます!
登録後、Yoomへログインします。
■kintoneのアプリ作成とレコードの登録
今回のフローボットはkintoneのレコードに登録することをトリガーにしているので、登録用のアプリを作成しておきます。
1.kintoneにログインします。
2.ホーム画面の「アプリ」の+ボタンから「はじめから作成」を選択します。
3.任意のタイトルを入力して、「文字列(1行)」を右のスペースにドラッグアンドドロップし、項目名(フィールド名)を変更します。
4.「アプリを公開」をクリックしたら、アプリ作成完了です!
5.作成したアプリを開き、+ボタンからレコードを登録します。任意の会社名と担当者名を事前に入力してください。
今回は会社名を「テスト株式会社」、担当者名を「田中ゆうむ」と入力して保存しました。
■OneDriveのフォルダ作成
フローボットで自動作成したフォルダを保存するためのフォルダ(親フォルダ)をつくります。
1.OneDriveにログインします。
2.ログイン後、画面左の「+Add new」から「Folder」をクリックします。
3.任意のフォルダ名とカラーをつけて、「Create」をクリックしたらフォルダ作成も完了です!
今回はフォルダ名を「test_0709」にしました。
フローボットの作成手順
■アプリ連携
1.kintoneとOneDriveのアプリ連携を行います。マイアプリの「新規接続」からアプリを選択します。
2.使用するアカウントでログインします。
・kintoneは下の登録画面が表示されるので、kintoneマイアプリ登録ページをみながら入力してください。
・OneDriveは下のログイン画面が表示されるので、使用するアカウントでログインしてください。
3.登録できると、マイアプリにアイコンが表示されます。
■プロジェクトとフローボットの新規作成
1.プロジェクト一覧の+ボタンからプロジェクトを新規作成できます。任意のプロジェクト名を入力し保存します。
2.「フローボット」の「+新規作成」をクリックし、「はじめから作成」または「テンプレートギャラリーから作成」のどちらかを選択します。
今回は「はじめから作成」を選択しました。
フローボットの新規作成まで完了しました!
ここからフローボットの中身の設定をはじめます。
■トリガー設定
1.任意のタイトルと説明文を入力したら、トリガー「特定のアプリイベントを受信したとき」から「kintone」を選択します。
2.連携アカウントとアクションを選択ページで、任意のタイトルを入力しトリガーアクションの「レコードが登録されたら」を選択します。
次へ進みます。
3.アプリトリガーのAPI接続設定ページで、以下の設定を行います。
・トリガーの起動間隔:プルダウンから任意の時間を選択
・サブドメイン名:kintoneURL内の「https://●●●●●●●.cybozu.com/」部分
・アプリID:kintoneのアプリURL内の「/k/●●/」部分
トリガーの起動間隔→5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。※プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
4.テストを実行します。テスト成功の文字が確認できたら保存します。
■kintoneの設定
1.+ボタンをクリックし、「データベースを操作する」から「kintone」を選択します。
2.データベースの連携ページで任意のタイトルを入力し、実行アクションは「レコードを取得する」を選択します。
アプリIDはトリガー設定3.で入力した同じものを入力してください。(kintoneのアプリURL内の「/k/●●/」部分)
次に進みます。
3.データベース操作の詳細設定ページで、取得したいレコードの条件を「レコード番号={{レコードID}}」に設定します。
{{レコードID}}は欄をクリックし、アウトプットのトリガーから選択できます。
4.テストを実行します。テスト成功の文字が確認できたら保存します。
■OneDriveの設定
1.+ボタンをクリックし、「アプリと連携する」から「OneDrive」を選択します。
2.連携アカウントとアクションを選択ページで、任意のタイトルを入力してアクションは「フォルダを作成」を選択します。
次へ進みます。
3.API接続設定ページでは、以下の設定を行います。
・ドライブID:欄をクリックし候補に表示されるドライブID
・親フォルダのアイテムID:欄をクリックし候補に表示される、今回のフォルダを作成する親フォルダのID(事前準備で作成した親フォルダ)
・親フォルダ名:親フォルダのアイテムIDで選択した親フォルダ名
・フォルダ名:任意の名前※欄をクリックしアウトプットを利用することもできます。
4.テストを実行します。テスト成功の文字が確認できたら保存します。
■kintoneの設定
1.+ボタンをクリックし、「データベースを操作する」から「kintone」を選択します。
2.データベースの連携ページで任意のタイトルを入力し、実行アクションは「レコードを更新する」を選択します。
アプリIDはトリガー設定3.で入力した同じものを入力してください。(kintoneのアプリURL内の「/k/●●/」部分)
次へ進みます。
3.データベース操作の詳細設定ページでは、以下の設定をします。
・更新したいレコードの条件:「レコード番号={{レコードID}}」
・更新後のレコードの値
会社名:欄をクリックし1つ目のオペレーションの「会社名」
担当者名:欄をクリックし1つ目のオペレーションの「担当者名」
フォルダURL:欄をクリックし3つ目のオペレーションの「作成したフォルダのURL」
4.テストを実行します。テスト成功の文字が確認できたら保存します。
フローボットの作成が終わりました!
お疲れ様でした!
kintoneとOneDriveの連携フロー応用編
kintoneやOneDriveを使っフローボットは他にもあります。
テンプレートの例を用意しましたので、ご活用ください!
■TimeRexで予定が登録されたらkintoneにレコードを追加しSlackに通知する
こちらのフローボットは、TimeRexという日程調整自動化ツールの予定の登録をトリガーにしています。
予定が登録されたらkintoneにレコードを登録し、Slackに通知してくれる設定になっているので、チーム内の共有漏れを防ぎます。
どの部署でも活躍する優れものですね!
スケジュール管理に悩んだ経験がある方は、ぜひ一度使ってみてください。