2025/01/08
アプリ同士の連携方法

LINE公式アカウントとMicrosoft Excelを連携して、毎日LINE公式アカウントから最新の配信数を取得しMicrosoft Excelに追加する方法

k.ueno
LINE公式アカウントとMicrosoft Excelの連携イメージ

目次  

LINE公式アカウントを活用して顧客とのコミュニケーションを図っている企業にとって、配信数のデータ管理と情報の分析は重要課題の一つとなっているでしょう。
日々のデータを手動で収集しMicrosoft Excelに入力している場合、時間と労力を要しますが、Yoomを活用したLINE公式アカウントとMicrosoft Excelのアプリ連携を取り入れることで、これまでデータ収集作業を行っていた担当者の負担削減が期待できます。
さらに、取得時間を設定することで決まった日時に最新の配信数を取得できるようになるので、対応漏れを防止し、必要データを効率的に収集できるようになります。
本記事では、毎日LINE公式アカウントから最新の配信数を取得しMicrosoft Excelに追加する自動化フローの設定方法と導入するメリットについて解説します。
業務に取り入れることで、業務効率の向上とデータ分析の精度向上が実現できるのでぜひご覧ください。

こんな方におすすめ

  • 配信データの収集や管理に手間を感じている方
  • 分析の精度を向上させたいマーケティング担当者
  • 手動でのデータ入力作業を削減したい責任者
  • データに基づいた戦略的な意思決定を行いたい経営者
  • LINE公式アカウントとMicrosoft Excelを使用しており、それぞれを連携して管理業務を効率化したい方

LINE公式アカウントとMicrosoft Excelの連携メリットと具体例

1. データの一元管理

LINE公式アカウントの配信数データが自動的にMicrosoft Excelに集約されることで、必要な情報をMicrosoft Excel上で一元管理できます。
例えば、複雑な収集データを決まったフォーマットで登録できるようにすることで、特定の時間帯や曜日における効果的な配信戦略を立てることも可能になるでしょう。
また、Microsoft Exelにデータを集約することで、その他のチームメンバーへ情報を共有しやすくなります。
各チームの担当者は精度の高い戦略を策定でき、企業全体の業績向上を目指せます。

2. 手作業の削減

このフローの導入により、LINE公式アカウントの毎日の配信数をMicrosoft Excelへ手入力する作業を自動化できます。
例えば、これまで担当者が毎朝LINE公式アカウントの管理画面からデータをコピーして、Microsoft Excelに貼り付けていた作業が不要になります。
データ入力に費やしていた時間を他の重要な業務に充てることができるため、部門内の生産性向上が期待できます。

3. 対応漏れの防止

LINE公式アカウントの毎日の配信数をMicrosoft Excelに自動登録することで、データ収集の際の対応漏れを抑制できます。
例えば、従来のプロセスだと、業務が立て込んでいる場合、収集すべきデータを拾い忘れてしまったことで、情報分析の際に誤った結果を出してしまう可能性がありました。
このフローを取り入れることで、決まった時間に最新の配信数を取得し、Microsoft Excelに情報を自動追加できるので、正確なデータに基づき分析作業を行うことができるようになるでしょう。

では、「毎日LINE公式アカウントから最新の配信数を取得しMicrosoft Excelに追加する」のテンプレートを使ったフローボットを作成していきましょう。

[Yoomとは]

毎日LINE公式アカウントから最新の配信数を取得しMicrosoft Excelに追加する方法

Yoomのスケジュールトリガーを活用して、LINE公式アカウントから最新の配信数を取得したことをLINE公式アカウントのAPIを利用して受け取り、Microsoft Excelの提供するAPIを用いて、Microsoft Excelのレコードに取得した配信数を追加することで実現可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

フロー完成までの作業は以下のように進めていきます。

  • LINE公式アカウントとMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • LINE公式アカウントのトリガー設定とMicrosoft Excelの設定
  • トリガーをON

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

・LINE公式アカウントとMicrosoft Excelをマイアプリ連携

(1)まずはLINE公式アカウントをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」から LINE公式アカウントを検索してください。

(2)LINE公式アカウントのアプリアイコンが出てきますので、そちらをクリックします。

(3)連携するLINE公式アカウントの「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、[追加]をクリックします。
LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法については、こちらの記事もご確認ください。

(4)次にMicrosoft Excelのアプリ連携を行います。
LINE公式アカウントのマイアプリ登録と同様に、Microsoft Excelを選択します。

(5)Microsoft Excelのアプリアイコンをクリック後、サインイン画面に移行しますが、必要な操作はなく、瞬時に接続が完了します。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

認証が正常に行われると、Yoomアカウントのマイアプリ画面へ移動します。
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。

・テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、下記のテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

テンプレートがコピーされるので、「OK」ボタンをクリックします。

Yoomアカウントの「マイプロジェクト」の画面に移動するので、テンプレート内容を確認してください。

設定フローは3つです。

今回、以下のようなMicrosoft Excelのシートを事前に用意しています。
最終的に項目1に【ブロードキャストメッセージ】、項目2に【ターゲティングメッセージ】を追加していくことを想定し、フローボットを作成していきます。

・トリガー内容の確認

(1)まず、スケジュールトリガーの内容を確認します。

Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】毎日LINE公式アカウントから最新の配信数を取得しMicrosoft Excelに追加する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。

(2)トリガーとなる「指定したスケジュールになったら」をクリックします。

(3)今回は例として、『毎曜日、9時になったら稼働する』という設定を行っています。
チェックをつけ外ししたり、時刻を変更するなど、内容をカスタムすることで任意設定ができるので、運用に合わせて設定を行いましょう。
スケジュールトリガーの設定方法については、こちらのページをご確認ください。

(4)設定を確認、もしくは任意で設定を変更した後、[保存する]をクリックします。

・LINE公式アカウントの設定

(1)次に、2つ目のアクション「配信数を取得」をクリックします。

(2)連携するアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。

(3)「日付」などの日時情報を設定する項目では、入力バーをクリックすると、以下の画面のように【日付】から情報を引用・設定できます。
『今日』を設定したい場合には、【日付】→『今日』の矢印をクリック→展開した情報のなかから任意のものを選択、という操作を行います。
このフローでは「20220131」という形式で記載する必要があるため、『%Y%m%d』を選択しています。

(4)情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
なお、このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

・Microsoft Excelの設定

(1)最後に、3つ目のアクション「レコードを追加する」をクリックしましょう。

(2)連携するMicrosoft Excelアカウントの情報を入力後、スクロールして「データベースの連携」の項目を埋めていきます。
以下の画像のように連携したアカウントから情報を引用できます。
(例として、ファイルの保存場所からドライブIDの情報を引用しています。)

(3)「アイテムID」などの項目も情報の引用が可能です。
入力後、[次へ]をクリックします。

(4)次の画面で、Microsoft Excelの指定したテーブルに新しいレコードを追加する設定を行います。
「追加するレコードの値」の項目を入力していきましょう。
例として、以下の画像は前ステップで取得したアウトプット「ブロードキャストメッセージ」、「ターゲティングメッセージ」を引用したものです。


(5)必要項目に情報を入力した後、[テスト]をクリックし、問題がなければ[保存する]をクリックします。
これで設定は完了です。

・トリガーをON

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

今回使用したテンプレートはこちら

LINE公式アカウントやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

他にもLINE公式アカウントやMicrosoft Excelを使った自動化の例がYoomにあるので、いくつか紹介します

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Microsoft Excelに追加する

LINE公式アカウントで新たなユーザーが友だち追加した際、Microsoft Excelに情報が追加されます。
自動同期により、登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを防止でき、ユーザー情報の一元管理を実現します。

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Airtableに追加する

LINE公式アカウントで新たなユーザーが友だち追加した際、Airtableに情報を追加するフローです。
登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことができます。
また、担当者の負担軽減やフォローアップの迅速化にも寄与します。

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Notionに追加する

LINE公式アカウントを使用した集客を行っている方やNotionを業務に利用している方におすすめのフローです。
日常業務の自動化により、転記作業の時間が短縮され、担当者の負担軽減やフォローアップの迅速化につながります。

まとめ

今回紹介したLINE公式アカウントとMicrosoft Excelの連携により、LINE公式アカウントの配信数に関するデータ管理と分析をより効率的に行えるようになります。
また、手作業の削減により、作業時のミスが軽減され、正確なデータを収集、管理できるようになるでしょう。
正確なデータに基づいた精度の高い分析結果をあげることで、より戦略的な意思決定が行えるようになるかもしれません。

ぜひYoomを活用して、アプリ連携による自動化を体験してください。

この記事を書いた人
k.ueno
これまでカスタマーサポートとして、ユーザー様の疑問や不安点を解消するために尽力してきました。 yoomを活用することで、日々の煩雑になりつつある業務がサクサク進むようになると知り、感動しました! これから業務効率化を目指す方々へ、スムーズにサービスを利用してもらえるよう、わかりやすい内容でコンテンツを発信していきます。
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