LINE公式アカウントとDropboxの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-09

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらDropboxにアップロードする方法

y.katagiri

LINE公式アカウントを使っている中で、受け取ったファイルの管理に手間取った経験はないでしょうか。
今回は、LINE公式アカウントとDropboxを連携して、LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらDropboxに自動でアップロードする方法ご紹介します。
LINE公式アカウントに届いたファイルを自動でDropboxに保存することで、他部署との連携がスムーズになり、業務の効率化にもつながるはずです。

ノーコードで簡単に設定できるので、本記事の解説を参考に、ぜひ自動化を体験してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • LINE公式アカウントとDropboxをそれぞれ活用していて、情報共有をスムーズにしたいと考えている方
  • LINE公式アカウントに届いたファイルの管理を効率化したいと考えている方
  • 他部署やチーム間でのファイル共有をスピーディーに行いたいと考えている方
  • LINE公式アカウントとDropboxを連携して、ファイルの保存漏れを防ぎたい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

ここから、ノーコードツールYoomを使い、LINE公式アカウントで受け取ったファイルをDropboxにアップロードする方法をご紹介します。

LINE公式アカウントで受け取ったファイルをDropboxにアップロードする方法

LINE公式アカウントにファイルが投稿されたことをLINE公式アカウントのAPIを利用して受け取り、Dropboxの提供するAPIを用いて、Dropboxの指定先のフォルダに自動保存することで実現が可能です。

一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることで、プログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

フローの手順は以下です。

  • LINE公式アカウントとDropboxのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • トリガー設定とオペレーション設定
  • LINE公式アカウントとのDropboxの自動連携設定

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録を行いましょう。
すでにYoomを利用している方はログインしてください。

ステップ1:LINE公式アカウントとDropboxをマイアプリ連携

まず、Yoomのマイアプリ画面からLINE公式アカウントとDropboxを連携しましょう。
Yoomの画面左にあるマイアプリメニューの「新規接続」ボタンから設定を行います。

まずは、「LINE公式アカウント」のマイアプリ登録です。
こちらの記事を参考に設定を行いましょう。

次に「Dropbox」のマイアプリ登録です。
Dropboxにログインしてください。

マイアプリに「LINE公式アカウント」と「Dropbox」が表示されていれば、連携完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

以下のフローボットテンプレートを使用します。
下記バナーの「試してみる」ボタンからフローを作成してください。

コピーが完了したら、以下の画像が表示されます。

ステップ3:アプリトリガーの設定

まず、一番上の「ユーザーからメッセージを受けとったら」をクリックして、アプリトリガーを設定していきます。

以下項目を設定します。

  • タイトル
  • アプリ
  • LINE公式アカウントと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次に設定を行います。

手順は以下の通りです。

  • LINE公式アカウントの管理画面で「設定 > MessagingAPI」へと進む
  • 「WebhookURL」の部分にYoomのWebhookURLを設定

ステップ4:分岐情報設定

次に「分岐」をクリックします。

・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

以下項目を設定します。

  • タイトル
  • オペレーション
  • アウトプット
  • 分岐条件

それぞれ、プルダウンから選択してください。

ステップ5:アプリ連携の設定

次に右側の「メッセージの添付ファイルを取得」をクリックして、アプリ連携の設定をしていきます。

続いて、以下項目を設定します。

  • タイトル
  • アプリ
  • LINE公式アカウントと連携するアカウント情報
  • アクション

続いて、API接続設定を行いましょう。

メッセージIDは、以下から設定できます。

ステップ6:ファイル名の変換設定

次に、ファイル名の変換の設定を行います。

Tips:なぜこの操作を行うのか?
LINE公式アカウントからダウンロードしたファイルは一律でUntitledという名称に変換されてしまいます。
そのため、ファイル名の変換操作を挟み、Untitledというファイル名を任意のファイル名に変換するために設定しています。

以下を設定しましょう。

  • タイトル
  • ファイル名変換対象の値
  • 変換後のファイル名
  • アウトプット名

変更後のファイル名は任意で設定可能です。
設定例としては日付とメッセージIDです。

日付は「日付」の欄から選択可能です。

メッセージIDは「アウトプット」から設定できます。

ステップ7:Dropboxの連携設定

次にDropboxとの連携設定を行います。

以下を設定します。

  • タイトル
  • アプリ
  • Dropboxと連携するアカウント情報
  • アクション

次にAPI接続設定を行います。

  • フォルダのパス
  • ファイル名
  • ファイルの添付方法
  • ファイル

注意事項を読んで設定してみてください。
なお、フォルダパスは未設定でもOKですが、指定することで特定のフォルダにファイルをアップロードできます。
そのため、指定のフォルダがあるときは必ず設定しましょう。

フォルダのパスは「/フォルダ1/サブフォルダ1」という形式でフォルダのパスを記載しましょう。
フォルダのパスの設定を空白にした場合は、ルートフォルダへファイルが格納されます。

ファイル名は、以下から設定してください。

以上で設定は完了です。

ステップ8:LINE公式アカウントとDropboxの連携動作を確認

以下の画面が出てきたら「トリガーをON」をクリックして、自動化の確認をしてください。

以上で全ての設定が完了です。
お疲れ様でした!

今回使用したテンプレートは以下です。

LINE公式アカウントやDropboxを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもLINE公式アカウントやDropboxのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

LINE公式アカウントとDropboxを連携した自動化例

Dropboxに新規ファイルが保存されたらLINE公式アカウントに通知することもできます。
また、LINE公式アカウントで受信した画像をOCRで読み取りテキスト化し、Dropboxにアップロードしたり、LINE公式アカウントの特定投稿をもとにDropboxのフォルダ名を更新したりする連携も可能です。

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントで友だち登録されたらデータベースに追加する

LINE公式アカウントで友だち登録されたら、Google スプレッドシートやNotionなどに自動で追加します。

アプリの顧客詳細ページからLINE公式アカウントでメッセージを送信する

SalesforceやHubSpotなどの顧客詳細ページから1クリックでLINE公式アカウントでメッセージを送信します。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらチャットツールに通知する

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらLINE WORKSやSlackなどに自動で通知します。

Dropboxを活用した自動化例

メールで受信した添付ファイルをDropboxにアップロードする

GmailやOutlookで受信したファイルをDropboxに自動でアップロードします。

フォームで送信されたファイルをDropboxにアップロードする

Googleフォームなどで送信されたファイルをDropboxに自動でアップロードします。

Web会議終了後に録画データをDropboxに保存する

Google MeetやZoomでWeb会議終了後に、録画データをDropboxに自動で保存します。

LINE公式アカウントとDropboxの連携メリットと具体例

メリット1. ファイル保存の手間が省け、業務効率化に繋がる

LINE公式アカウントとDropboxを自動連携することで、ファイル受信と同時にDropboxへ転送されるため、手作業でDropboxに保存していた手間を省くことができます。
そのため、書類整理に使っていた時間を他の業務に割くことができ、業務の効率化につながるはずです。
例えば、顧客から送られて来た契約書や返品依頼などのファイルが自動で指定フォルダに保存されるため、迅速な顧客対応ができそうですね。
また、人的操作による保存忘れやフォルダ間違いなどを防ぐこともできるので便利ではないでしょうか。

メリット2. ファイルの整理や管理を簡素化して、業務の円滑化が期待できる

LINE公式アカウントとDropboxを連携すると、Dropboxの指定したフォルダに受信したファイルが自動的に保存されます。
しかも、ファイル名も自動で整理してくれます。
また、LINE公式アカウントで受信した契約書や請求書も自動で整理されるため、法務担当者や経理担当者の業務効率が向上しそうです。
例えば、書類整理の担当者が休憩中でも、自動でファイルの保存や整理が行われます。
このように担当者が不在でも自動で業務が進むため、他部署のメンバーの業務が滞ることもなくなるのではないでしょうか。
しかも、保存場所やファイルの保存名などが標準化されることで、ファイルを探す際に見つけやすくなりますね。

メリット3. 情報共有がスムーズになり、スピーディーな対応が期待できる

LINE公式アカウントで受信したファイルはすぐにDropboxに保存されるため、リアルタイムで社内のメンバーに情報共有することができます。
受信後すぐにファイルの共有ができるため、顧客対応のスピードもアップするのではないでしょうか。
例えば、顧客からの問合せ資料をすぐにチームに共有することが可能なため、案件に関わっているメンバーはスムーズに情報を把握することができるはずです。
また、社内に自動で情報がシェアされるので、重要な情報の見落としを防ぐことにもつながりそうですね。

まとめ

LINE公式アカウントを活用して業務を行っている方に向けて、LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらDropboxに自動でアップロードする方法をご紹介しました。
LINE公式アカウントで受信したファイルに手作業でファイル名を付け、保存をするとかなり時間がかかりますよね。
今回ご紹介したLINE公式アカウントとDropboxの連携を利用することで、書類整理が簡素化するだけでなく、他部署との情報共有もスムーズになります。
また、今までファイルのデータ整理に割いていた時間を他の業務に割くことができますよ。

ぜひYoomを活用して、アプリ連携による自動化を導入し、業務効率化をしてみてくださいね!

この記事を書いた人
y.katagiri
ライター歴8年です。書くことが好きです。Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるように頑張ります!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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