LINE公式アカウントとSlackの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-07

LINE公式アカウントとSlackを連携して、チャットをSlackに自動通知する方法

k.hieda

LINE公式アカウントは多くの企業に利用され、顧客とのコミュニケーションをスムーズに進める強力なツールですよね。
でも、Slackと連携することで、さらなる利便性が得られます。

これまで、LINE公式アカウントでメッセージを受信した際、気づくのが遅れたり、確認が漏れてしまったりしたことがありませんか?

LINE公式アカウントとSlackを連携すると、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントにメッセージが投稿されたらSlackに自動で通知できます。</span>
従来の方法ではプログラミングが必要でしたが、ノーコードで簡単に設定できる方法をご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね!

こんな方におすすめ

  • LINE公式アカウントとSlackでの業務効率化を考えている方。
  • LINE公式アカウントでメッセージが来たらSlackに通知したい方。
  • LINE公式アカウントとSlackを連携して、メッセージの確認漏れを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

ここから「LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらSlackに通知する」自動化を、<span class="mark-yellow">Yoomのテンプレートフローボットを使った方法で</span>ご紹介します。

LINE公式アカウントとSlackの連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

LINE公式アカウント

  • アクセストークン(Channel Access Token (Long-Lived))

>ヘルプ:LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法

Slack

  • 通知するワークスペースのURL
  • 投稿するチャンネル
    • 管理者への承認が必要な場合もありますので、事前に確認を行ってください。

>ヘルプ:Slackのマイアプリ登録方法の詳細

>Slack公式:ワークスペースの管理

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリから新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

LINE公式アカウント

検索結果からLINE公式アカウントを選択します。事前準備で得た値を入力する画面が表示されます。

アカウント名は任意の値(メールアドレスなど)になります。

各必須項目を入力し、追加ボタンをクリックします。これでLINE公式アカウントとの連携ができました。

Slack

検索結果からSlackを選択します。Slackのワークスペースにサインインする画面が表示されます。

ご利用のワークスペースURLを入力し、続行するをクリックします。YoomからSlackへアクセスの許可をリクエストする画面に移ります。

許可をクリックし、連携完了です。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへ登録後、こちらのバナーの「試してみる」をクリックします。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。

赤枠内のタイトルをクリックすることで、設定画面に遷移します。

ステップ3 アプリトリガー 「ユーザーからメッセージを受けとったら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリックします。

ここではLINE公式アカウントのユーザーからチャットが届くことをトリガーとし、届いたチャットに関する情報を取得するように設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目は、すでに初期設定されています。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • LINE公式アカウントと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

Yoomの画面で表示させたWebhook URLをコピーします。LINE公式アカウントの管理画面を開き、Webhook URLを入力します。

>ヘルプ:LINE公式アカウントのWebhookイベントの設定方法

LINE公式アカウントのトグルをONにした後、Yoomの画面に戻りテストに進みます。

→テストをクリック →成功 アウトプットから、チャットの送信内容が取得できました。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「Slackに通知する」

テンプレートの2つ目をクリックします。

このプロセスではSlackへ自動送信する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Slackと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • 投稿先のチャンネルID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、Slackのワークスペースのチャンネル候補が表示されます。通知するチャンネルを選択すると、自動でIDが引用されます。
  • メッセージ
    • 通知の定型文を作成します。編集欄をクリックすると、抽出したアウトプットがプルダウンに表示されます。項目をクリックすると、引用コードが埋め込まれます。引用コードの手前に、項目を入力しておくと通知内容がわかりやすくなります。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします 今回のフローでの設定はここまでです。

ステップ5 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

アプリトリガーをONにし、フローボットを起動します。

<span class="mark-yellow">プログラミングを使わず短時間で、自動化を実現できました。</span>今回のテンプレートはこちらです。

LINE公式アカウントやSlackを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもLINE公式アカウントやSlackのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

LINE公式アカウントとSlackを連携した自動化例

LINE公式アカウントで友だちが追加されたらSlackに通知したり、LINE公式アカウントでメッセージを受信したらSlackに通知し、一次対応をLINE公式アカウントに送信したりすることもできます。
また、Slackでメッセージを受信したらLINE公式アカウントに転送する連携も可能です。

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントで友だち登録されたらデータベースに追加する

LINE公式アカウントで友だち登録されたら、Google スプレッドシートやNotionなどに自動で追加します。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらクラウドストレージにアップロードする

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらGoogle DriveやOneDriveなどに自動でアップロードします。

アプリの顧客詳細ページからLINE公式アカウントでメッセージを送信する

SalesforceやHubSpotなどの顧客詳細ページから1クリックでLINE公式アカウントでメッセージを送信します。

Slackを活用した自動化例

フォームで送信された内容をSlackに通知する

GoogleフォームやHubSpotのフォームで回答された内容をSlackに自動で通知します。

Web会議の終了後に会議内容を要約してSlackへ投稿する

Google MeetやZoomでWeb会議が終了したら、内容を文字起こしして要約し、Slackに自動で通知します。

メールを受信したらSlackに通知する

GmailやOutlookでメールを受信したら、Slackに自動で通知します。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらSlackに通知する自動化のメリット2選

マーケティング担当者とプロジェクトマネージャーの視点から、この自動化フローのメリットを考察してみました。

メリット1 リアルタイム通知で動向を迅速に把握

LINE公式アカウントで顧客からのメッセージが活発になるのは、顧客との距離が縮まる良い機会です。
ただし、メッセージが増えると情報の整理が必要になるため、適切な管理が重要ですよね。
この自動化フローを導入すれば、顧客からのメッセージがリアルタイムでSlackの専用チャンネルに自動通知されます。
そのため、<span class="mark-yellow">マーケティングチームは、メッセージを見逃さずに顧客の反応や動向を把握しやすくなります。</span>
結果として、適切なタイミングでフォローアップしやすく、プロモーション施策の改善にもつなげやすくなるのではないでしょうか。
また、顧客対応を効率的に進める上でも役立つはずです。

メリット2 デバイスに依存せず外出先からでも対応可能

これまで、LINE公式アカウントで受け取ったメッセージを手動でチームに共有する作業には手間がかかり、大変だったかもしれません。
この自動化フローを導入することで、メッセージが自動的にSlackに共有され、手動での共有が不要になります。
Slack内で各メッセージに対して担当者をスレッドで割り当てたり、進行状況を整理しやすくなったりするため、チームの動きがスムーズになるのではないでしょうか。
その結果、<span class="mark-yellow">プロジェクトマネージャーにとっては、効率的なフローが整い、メンバーが動きやすい環境を作れるはずです。</span>

まとめ

LINE公式アカウントで受け取ったメッセージを自動的にSlackへ通知するフローボットを導入することで、手動作業を減らしスムーズなチーム運営につながります。
顧客からのメッセージをリアルタイムで共有することで、マーケティングチームは即座に顧客の動向を把握し、プロジェクトマネージャーはチームメンバーが効率よく動ける環境を整えられますね。これにより、チーム全体の連携がスムーズに進み、結果として顧客対応がより迅速化するのではないでしょうか。

ぜひ、このフローボットで業務の流れを最適化してみてください。
<span class="mark-yellow">Yoomのフローボットテンプレートを活用すれば、プログラミングの知識がなくてもすぐに導入できます。</span>
この自動化の便利さを、今すぐ試してみてくださいね!

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
タグ
LINE公式アカウント
Slack
通知
自動化
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連携
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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