Meta広告(Facebook)とOutlookの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/13

Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、リードへOutlookメールを送付しChatworkに通知する方法

s.nakazawa

Meta広告(Facebook)は、リード獲得の有効な手段の一つです。
しかし、獲得したリードに手動でアプローチする場合、対応の遅れ、担当者の作業負担、人為的エラーが課題になります。
これらの課題は、Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkを連携し、リード対応を自動化することで解決できるでしょう。
これにより、対応の迅速化や担当者の負担軽減、ヒューマンエラーの削減が期待できます。
本記事では、Meta広告(Facebook)とOutlook、Chatworkをノーコードで連携する方法を紹介します。
専門的な知識がなくても簡単に設定でき、すぐに利用できるため、自動化を導入する際に参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • Meta広告(Facebook)、Outlook、Chatworkを利用している方
  • Meta広告(Facebook)で獲得したリードに素早くアプローチしたい方
  • Meta広告(Facebook)、Outlook、Chatworkを連携し、担当者の負担を軽減したい方
  • リードへアプローチする際の人為的ミスを削減し、対応を均質化したい方

それではここから、ノーコードツールYoomを使って、「Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、リードへOutlookメールを送付しChatworkに通知する」方法を紹介します。

[Yoomとは]

Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、リードへOutlookメールを送付しChatworkに通知する方法

この方法は、Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたことをMeta広告(Facebook)のAPIを利用して受け取り、Outlookの提供するAPIを用いてリードへメールを送信することで実現可能です。
さらに、Chatworkの提供するAPIを利用して、指定のルームにメッセージを通知することもできます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Meta広告(Facebook)、Outlook、Chatworkをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるMeta広告(Facebook)のトリガー設定、その後に続くOutlookとChatworkとメールの設定
  • トリガーボタンをONにして、連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしてください。

ステップ1:Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkをマイアプリ連携

まずMeta広告(Facebook)、Outlook、ChatworkをYoomに連携するため、マイアプリに登録します。

1.Yoom管理画面の左側で「マイアプリ」を選択し、「+新規接続」をクリックします。

2.続く画面で、Meta広告(Facebook)、Outlook、Chatworkを検索して選択し、次の画面に進みます。

<Meta広告(Facebook)の場合>

・ログインをし、続く画面で「(名前)さんとして続行」をクリックします。

・Yoomへ許可するアクセスを選択し、「続行」をクリックします。

・Yoomへのアクセス許可の内容を確認し、「保存」をクリックします。

・「OK」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

<Outlookの場合>

・アカウントにサインインすると、マイアプリに登録が完了します。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

<Chatworkの場合>

・ログイン後、続く画面で「許可」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

3.Meta広告(Facebook)、Outlook、Chatworkを連携するためのテンプレートをコピーします。

・下記のリンクを開きます。

・「このテンプレートを試す」をクリックすると、コピーが完了します。

ステップ2:トリガーとなるMeta広告(Facebook)の設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
このフローではMeta広告(Facebook)でリード情報が作成されるとトリガーが起動します。

1.Yoom管理画面の「マイプロジェクト」を選択し、「【コピー】Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されたら、リードへOutlookメールを送付しChatworkに通知する」をクリックします。
※テンプレートのタイトルは次の画面で任意に変更できます。

2.「アプリトリガー リード情報が作成されたら」をクリックします。

3.Meta広告(Facebook)と連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

4.トリガーの起動間隔とフォームIDを設定してテストを行います。
※トリガーの起動間隔は5分、10分、15分、30分、60分が用意されており、プランによって選択できる時間が変わります。選択した間隔ごとに一度、トリガーとなるアクションを確認し、実行された場合にフローボットが起動します。リードにすぐメールを送信したいときは、短い間隔の設定がおすすめです。
※フォームIDは、こちらで確認してください。

5.テストが成功したら、アウトプットの「value1」などの項目名を変更して保存します。
※項目名の変更は、カーソルを項目にあわせると表示される鉛筆マークから実行できます。

ステップ3:Outlookの設定

次に、Outlookで顧客にメールを送付する設定を行います。

1.「メールを送る メールを送る」をクリックします。

2.Outlookと連携するアカウントを確認します。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

3.メール内容を設定します。
※宛先は、枠をクリックして表示されるアウトプットの「リード情報が作成されたら」から設定します。(値は二重括弧で表示されます)これにより、リードごとに変わるメールアドレスを動的に反映できます。
※件名や本文には、定型文を直接入力できます。また、リード情報を反映させる場合は、枠をクリックして表示されるアウトプットの「リード情報が作成されたら」から設定します。(値は二重括弧で表示されます)

4.メールの送信内容を確認してテストを行います。
成功すると、宛先に表示されているアドレスにメールが送信されます。
問題がなければ保存します。

ステップ4:Chatworkの設定

最後に、Chatworkに通知する設定を行います。

1.「アプリと連携する Chatworkに通知する」をクリックします。

2.Chatworkと連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。
※その他の項目はデフォルトで設定されています。

3.ルームIDとメッセージ内容を設定して保存します。
※ルームIDは、枠をクリックして表示される「候補」から設定できます。
※メッセージ内容は、定型文を直接入力できます。リード情報を反映させる場合は、枠をクリックして表示されるアウトプットの「リード情報が作成されたら」から設定します。(値は二重括弧で表示されます)

4.テストが成功すると、Chatworkにメッセージが通知されます。
問題がなければ保存します。

5.トリガーをONにすると、Meta広告(Facebook)でリード情報が登録されるたび、Outlookでメールが送信され、Chatworkに通知されます。

紹介したフローに不明点があれば、こちらのヘルプページを確認してみてください。

Meta広告(Facebook)やOutlookを使ったその他の自動化例

他にもMeta広告(Facebook)やOutlookを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Meta広告(Facebook)でリードが登録されたら、Zoomにウェビナーを登録しOutlookで会議情報を先方に送信する

Meta広告(Facebook)でリードが登録されたら、Zoomにウェビナーを登録しOutlookで会議情報を先方に送信するテンプレートです。
この連携により、手動でウェビナーを用意する手間が削減され、業務効率の向上が期待できます。

2.Meta広告(Facebook)にリード情報が登録されたらChatworkに通知する

Meta広告(Facebook)にリード情報が登録されたら、Chatworkに自動で通知するテンプレートです。
この連携により、リード情報の通知作業が自動化され、情報共有が円滑化するでしょう。

3.毎日Meta広告(Facebook)からレポートを取得してChatworkに通知する

毎日Meta広告(Facebook)からレポートを取得して、Chatworkに自動で通知するテンプレートです。
この連携により、レポート通知作業が自動化され、担当者の負担を軽減できるでしょう。

Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkを連携するメリットと具体例

メリット1:リード対応の迅速化

Meta広告(Facebook)で獲得したリードには、迅速なアプローチが重要です。
対応が遅れてしまうことで機会損失につながることがあります。
Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkを連携すれば、リードへのアプローチが自動化され、スムーズな対応が可能になるでしょう。
例えば、アプリのお試し利用広告でリードを獲得した場合、手動だと案内を送付するまでにタイムラグが生じることがあります。
この連携を利用すれば、リード情報が作成されたら自動で案内を送付できるため、円滑な対応が可能になり、収益の向上も期待できます。

メリット2:リード担当者の作業負担を軽減

Meta広告(Facebook)で獲得したリードに、手動で案内をメールする作業は大変です。
定型文が用意されていてもリード数が多ければ、都度メールを作成する業務が負担になります。
Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkの連携により、メール送信作業を自動化すれば、担当者の負担を軽減できるでしょう。
例えば、キャンペーンで一時的に多くのリードを獲得した場合、手動では対応に追われてしまいます。
この連携を利用すれば、リード対応業務を削減でき、担当者は余裕を持って他の業務を進められるでしょう。

メリット3:ヒューマンエラーの防止と対応品質の均一化

手動でリード情報を管理すると、入力ミスやメール送信時のミスが発生してしまうことがあります。
こうしたミスがあると、リードが顧客になる可能性が低くなります。
Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkを連携すれば、リード対応時の人為的エラーを防止でき、対応の均質化を図れるでしょう。
例えば、広告ごとにリードへ送信する内容を使い分けている場合、手動ではリードへ異なるメールを送ってしまうことがあります。
この連携を利用すれば、広告ごとに獲得したリードへ設定したメールを確実に送信でき、データ分析の精度向上につながるでしょう。

まとめ

Meta広告(Facebook)で獲得したリードに手動でアプローチする場合は、対応の遅れや作業の負担、人為的なエラーが課題になります。
これらの課題は、Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkを連携し、リード対応を自動化することで解決できるでしょう。
その結果、リード対応の迅速化や担当者の負担軽減、ヒューマンエラーの削減が期待できます。
Meta広告(Facebook)・Outlook・Chatworkの連携は、Yoomを使うことでノーコードで簡単に実現できます。
本記事で解説した手順に沿って登録するだけで導入できるので、この機会にYoomを使った自動化を試してみてください。

この記事を書いた人
s.nakazawa
個人ブログを5年以上運営してきました。 執筆時は、読者様が知りたい情報をわかりやすく解説することを大切にしています。 ブログ運営で学んだライティング経験をもとに、複雑な業務もノーコードで自動化できるYoomの使い方や魅力をわかりやすくご紹介します。
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