Microsoft Copilotを使ってみた!Gemini・Claudeとの比較でわかった得意・不得意
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Microsoft Copilotを使ってみた!Gemini・Claudeとの比較でわかった得意・不得意
自動化のアイデア

2026-01-14

Microsoft Copilotを使ってみた!Gemini・Claudeとの比較でわかった得意・不得意

Suguru Nakazawa
Suguru Nakazawa

 ビジネスシーンで急速に普及が進むAIツールの中でMicrosoft Copilotは、WordやExcel、TeamsといったMicrosoft 365アプリに直接組み込まれている点が大きな特徴です。
「Copilot(副操縦士)」という名の通り、業務の主導権は人間が持ちつつ、AIが横でサポートしてくれます。

ただ、Microsoft Copilotの機能や連携の強みは理解できても、気になるのは「実務でどこまで使えるのか」という点ではないでしょうか。
そこで本記事では、Microsoft Copilotに加え、Gemini、Claudeという主要な生成AIを用いて、実務で頻出する「リサーチ業務」と「レポート作成」の2つのタスクで徹底比較を行いました。

実際に使ってみると、公式サイトのスペック表だけでは見えてこない、各AIの明確なクセや得意分野が判明しました。
特に「情報の正確性」と「ユーザーの意図を汲み取る力」には大きな差が出ています。
あなたがMicrosoft Copilotをどのように業務に組み込むべきか、その判断材料となるので、ぜひ参考にしてみてください。

✍️そもそもMicrosoft Copilotとは

本記事の想定読者

本記事は、以下のような方を想定して執筆しています。

  • Microsoft Copilotの具体的な活用事例や、実際に使ってみた際の使用感、注意点などの一次情報を知りたい方
  • Microsoft Copilotと他の生成AIの違いを知りたい方
  • リサーチなど、定型的ながら工数がかかる業務をAIで自動化・短縮したい方

Microsoft Copilotとは

Microsoft Copilotは、Microsoft社が提供するAIアシスタントです。

Microsoft Copilotは、最新の大規模言語モデルを活用したAI技術を基盤としており、インターネット上の最新情報を参照できるBing検索との連携や、Microsoft 365アプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams)との統合が最大の特徴です。

【主な特徴と強み】

  • アプリ連携:Word文書からPowerPointスライドを作成したり、Teams会議の内容を議事録化したりと、アプリを横断した作業が可能です。
  • 情報整理のスピード:長文の要約や複雑なメールスレッドの整理をスムーズに行い、要点を抽出します。
  • 本格的なリサーチ:ウェブ上の最新情報へのアクセスが可能で、専門的なリサーチでもゼロから調査する手間を省き、大幅な業務の効率化に繋がります。

一方で、AI特有の「もっともらしい誤り(ハルシネーション)」が発生する可能性もあるため、出力内容は人による確認が重要です。
あくまで「副操縦士」として、人の判断を仰ぎながら作業をサポートするツールといえます。

🤔Microsoft Copilotを実際に使ってみた!

それでは、実際のビジネスシーンを想定した利用シナリオで検証を行います。

今回は、多くの方が直面しやすいウェブ上のデータを調べてレポートにまとめる場面を中心に、以下の2つの内容を検証しました。

検証条件

  • Microsoft Copilot: 無料プラン(検証1と2共通)
  • Gemini: 無料プラン(検証1と2共通)/Gemini 3 思考モード
  • Claude: 無料プラン(検証1)およびPlusプラン(検証2)/Sonnet 4.5

検証内容とポイント一覧

検証には、ビジネスで発生頻度の高い以下の2つのタスクを設定しました。
①サービスの最新料金とプラン比較(リサーチ)

  • 料金と容量の正確性:価格や容量が正しいか
  • キャンペーンの正確性:キャンペーン情報が正しいか
  • URLの正確性:参照URLが正しく機能しているか

②市場予測レポートの作成

  • 作成時間:プロンプトの送信からレポートの出力までにかかる時間
  • 意図の理解:プロンプトの意図を汲んだ出力ができるか
  • 忠実性:プロンプトで指示した内容通りにレポートを作成できるか

検証方法

各AIに対し、同一のプロンプト(指示文)を入力し、出力された内容の正確さ、構成、所要時間を計測・評価します。

【Microsoft Copilot】

1.機能を選択

チャット画面を開き、「+」マークから利用する機能を選択します。
検証2のみ、Deep Researchを選択しました。

今回はウェブ上の資料を対象としますが、Goolge DriveやGmailのデータを参照することも可能です。

2.プロンプトを入力して送信

以下のプロンプトを入力して送信しました。

【検証1】

Microsoft 365 Personal、Google One、Dropboxの日本国内における最新の月額料金とストレージ容量、および現在実施中の割引キャンペーン情報を比較表にして教えてください。

また、参照した各サービスの料金プランが掲載されているURLも一覧で出力してください。

【検証2】

日本の生成AI市場における主要な参入企業一覧、最新の規制動向、および今後5年間の市場成長予測について、具体的な統計データを用いて包括的なレポートを作成してください。

参照する資料は、参入企業の公式情報(公式ブログやプレスリリースを含む)、政府や公的機関の調査レポート、信頼できる調査会社のみとし、noteなどの個人ブログは対象外としてください。

作成したレポートは上司に提出します。

作成されたレポートはファクトチェックをしやすいようにしてください。

検証2では、プロンプトを送信後、以下のような画面が表示されました。
リサーチプランを編集できますが、今回は、以下のままリサーチを開始しました。

【Gemini】

1.機能を選択

チャット画面を開き、「ツール」から必要な機能を選択します。
検証2では、Deep Researchを選択しました。

2.プロンプトを入力して送信

Microsoft Copilotと同じプロンプトを入力して送信しました。

【Claude】


1.機能の選択

チャットを開き、「+」マークから機能を選択します。
検証2では、ウェブ検索とリサーチを利用しました。

また、検証2では「じっくり考える」機能も選択しています。

2.プロンプトを入力して送信

Microsoft Copilotと同じプロンプトを入力して送信しました。