2024/09/02
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで簡単】マネーフォワードケッサイで与信審査が完了したら、自動でChatworkに通知する方法!

m.i

目次

企業の経営には、信用リスク管理が不可欠ではないでしょうか。
重要な管理ではあるものの、与信審査の結果を確認してメンバーへ通知する作業は、取引先が多ければ多いほど時間と手間がかかりますよね。
そんなとき、与信審査が完了にあわせて自動でメンバー通知が行えれば、情報共有のスピードを向上させ、業務の効率化を実現することができます。
今回は、与信審査でマネーフォワードケッサイを、社内や取引先とのコミュニケーションツールでChatworkを利用している方向けに、
2つのアプリを連携するメリットを踏まえながら、具体的な連携方法について詳しく紹介していきます。

マネーフォワードケッサイとChatworkを連携するメリット

メリット1: 手動作業を減らせる

マネーフォワードケッサイの与信審査結果をChatworkに自動で通知する仕組みを導入することで、担当者が結果を一つ一つ確認し、それぞれを手動で報告する手間が省けます。
手動での作業が多いと、業務効率が低下するだけでなく、ヒューマンエラーのリスクも高まる可能性があります。
複数の審査を申請していると、取引先の与信結果を間違えて伝えてしまうというミスも起こり得ます。
この自動化により、従業員は単純作業から解放され、より付加価値の高い業務に集中しやすくなると考えられます。
特に与信審査は頻繁に行われるため、手動作業を削減することで、長期的に見ても大幅な時間の節約と効率向上の実現が期待できます。

メリット2: 業務フローの改善につながる

業務フローの改善は、企業の生産性向上に直結します。
与信審査が完了していても、それを共有するのは後回しになってしまうことってありますよね。
与信審査が完了すると、結果が自動的にChatworkで通知されるため、担当者はリアルタイムで最新の与信結果を把握でき、すぐ後続対応に入ることができます。
結果として、情報伝達のスピードが向上し、全体的な業務フローが効率的になることで、企業全体のパフォーマンス向上に寄与します。
例えば、経理担当者は月次決算や予算管理に集中でき、営業担当者は顧客対応や新規案件の開拓に専念できるようになるでしょう。

[Yoomとは]

マネーフォワードケッサイとChatworkの連携フローの作り方

ここまでメリットをご紹介してきました。
では早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
登録が完了したら、「マネーフォワードケッサイの与信審査が完了したら、Chatworkに通知する」フローボットを作成してみましょう。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているマネーフォワード ケッサイとYoomを連携しましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→マネーフォワード ケッサイの順に選択します。
以下の画面が出るので、設定していきます。

  • アカウント名
  • アクセストークン:こちらを参考に入力をお願いします。

続いてChatworkを連携します。
メールアドレスとパスワードでログインすると以下の画面が出ますので、こちらも問題なければ許可をクリック。

2つのアプリがマイアプリに表示されたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回は用意されているテンプレートを使用します。
テンプレートページを開いたら、このテンプレートを試してみるをクリック。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされます。
必要だったら、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は以下の3ステップです。
一緒に設定していきましょう!

ではアプリトリガーを設定していきましょう。
与信枠審査が完了したら」を選択します。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションは与信枠審査が完了したらです。
以下の画面でアプリトリガーのWebhookイベント受信設定をする必要があるので、こちらの記事を参考に設定してください。

マネーフォワード ケッサイ側では進んでいくと、以下の画面が出てきます。
与信枠審査にチェックを入れてエンドポイント追加ができたら、フローボットに戻りましょう。
テストして問題なければ、保存します。

続いて「顧客情報の取得」をクリック。
顧客IDはアウトプットより選択します。
こちらもテストして問題なければ保存しましょう。

続いて「Chatworkに通知する」を選択します。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはメッセージを送るです。
以下の画面で詳細を設定します。

  • ルームID:候補からも選択できます
  • メッセージ内容:今回は以下のように設定しました。
    {{顧客名}} {{顧客番号}}などはアウトプットから選択できますよ。

テスト→テスト成功となったら保存します。
Chatwork側ではこのようなメッセージとなります。


無事に情報が反映されましたね!
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。
今回使用したフローボットはこちら↓

その他マネーフォワード ケッサイとChatworkを使った自動化の例

1.マネーフォワード ケッサイの顧客名変更申請が完了したら、Chatworkに通知するフローです。
顧客名変更を申請し、後続対応をスムーズに進めたい方におすすめです。
申請が完了したら通知が来るので、マネーフォワード ケッサイを何度も確認する手間が省けますね。

2.マネーフォワードケッサイの取引審査が完了したら、Chatworkに通知するフローです。
取引審査の完了通知を、メールやメッセージアプリに手動でしていた方におすすめのフローボットです。
リアルタイムで審査結果をチームに共有できます。

まとめ

今回は「マネーフォワードケッサイの与信審査が完了したら、Chatworkに通知する」フローボットをご紹介しました。
審査結果が出たかマネーフォワード ケッサイ側で確認し、手動で完了のメッセージを送っていた方にはおすすめのフローボットではないでしょうか。
マネーフォワードケッサイとChatworkの連携により、与信枠審査完了の通知が自動化されるので、業務効率の向上が期待できます。
これにより、経理担当者や営業担当者は他の重要な業務に集中でき、ビジネスをスピーディーに進められるでしょう。
ぜひ、この連携を活用して、業務の効率化に挑戦してみてください。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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